
ニルアド帝都幻惑綺譚(Vita)|キャラ別感想(尾崎隼人 鷺澤累 鵜飼昌吾)
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こんばんは。
夜な夜な時間を忘れてプレイして、毎日絶賛寝不足のゆり子です。
今回は、昌吾、累、隼人の個別√感想です。
❖ 昌吾ルート感想

「不愉快極まりない」
アニメの影響でこれが決め台詞だとばかり思っていましたが、√では一回も言いませんでした。
昌吾くん、面倒くさくて可愛いつんつんツンデレくんでした。
はじめはフクロウのみんなのことを低俗な野蛮人としか見てなくて、めちゃくちゃ見下してました。
隼人なんかいつもキレる5秒前みたいな感じで…。
実際、一回胸倉につかみかかりましたが笑
でも、レコードの音量を下げることから始まり、挨拶、掃除当番と次第に馴染んでくれます。
根はいい子でしたね。
隼人やツグミに言われたこと、文句を言いつつ郷に従うようになりました。
自発的に壊れた鳥箱も直してくれましたし。
段々といい成長を遂げてました。
でも、ツグミも言っていたように地雷が最後までよくわからない(笑)
コミュ障なのか、稀モノのショックなのか、立場の問題か、会話が大変そうでした。
ナハティガルという稀モノの製造とオークションを行う闇組織に潜入したときはさすがおぼっちゃま。
ダンスも上手いらしいし、ちゃんと「余所行きの顔」してました。
後々オーナーが開く啓蒙サロンのようなものに一人で通うんですけど、ツグミの為になにかナハティガルの尻尾を掴めないかと協力的な感じにまで成長してました。
結果を言うと、サロンで暗示をかけられて探索部代表の朱鷺宮さんの殺害と自殺を図ってしまいます。
事件後、操られていたとはいえ自分のやったことを涙ながらに悔いているシーンは主もちょっと泣きました。
いい子の片鱗は見ていましたが、繊細で優しい子だなと思いました。
序盤の高飛車はどこへやら…。
からの告白シーン。
めっちゃいいです。
言い方が素直じゃないツンの側面と、好きでしょうがない感じのデレの側面が一気に見られて萌えです。
お前が楽しそうに掃除なんてするから悪い
お前が楽しそうに料理してるのも悪い
お前が綺麗な声で歌うのも悪い
お前が美味しそうにミルクセーキを飲むのも悪いし、あんなドレスが似合うのも悪い
ビーフシチューなんて作るのも悪い
肌が白…いやこれは何でもない
中略
何処まで、この僕に、お前のことを好きにさせれば気が済むんだ
全部、ツグミが悪いらしいです(笑)
ごちそうさまです。
そして本気で突っ込ませてください。
首相の息子貞操観念ダイジョウブかーーー!
告白後、即刻ツグミを自分のものにしたいと懇願してきます。
濡れ場への持って行きかたが女慣れしてないお坊ちゃんな感じは見て取れたんですが、展開が唐突すぎました。
育ちはいいはずですよね。
時代をさかのぼる毎に性的な事柄は堅苦しくあるイメージだったのですが…。
逆説で、狼だらけだから女は慎み深くして自分で節操守ってたってことでしょうか。
主の中の大正時代は迷走しました。
例の隼より手出すの早いです。
でも、このあたりはスチル祭でとても見ごたえあって好きです。
夜の定義を勝手に作って第二ラウンド行ったときは笑っちゃいましたけどね。
さっきの涙返せ。
そんこんなで結ばれた二人ですが、ラスボスが邪魔をしてきます。
フクロウを目の敵に思っている陸軍将校の尾鷲がそうなんですけど、金やら権力やらを振りかざしてくるのでまぁ厄介でした。
でも、昌吾くんは怯まず庇ってくれます。
今時のツンデレボーイは可愛いだけじゃなくかっこよかったです。
政の世界なので今後がどうなるかわかりませんが、2人が幸せに暮らせるといいです。
一番好きなシーンはやっぱりビーフシチュー作るところかな~。
ここから隼人達とも名前で呼び合えるほど打ち解けていきました。
スチルの構図は完全に新婚夫婦なんですよね。
しかも料理したことないのに包丁で皮むきできるとかすごすぎ。
主なんかはじめてやった時、指切って挫折しかけましたよ。
昌吾くんのスペックを本気で分けてほしいです。
❖ 累ルート感想

物凄いスペックですね。
シナリオの方もさぞかし…早速ですがどうぞ。
「…不愉快だった」
この人も不愉快の人でした…嘘です。
ツグミが自分のものでないことが不愉快なほど惚れこんでいた人でした。
結構ずるいです累くん。
はじめから天然たらしで好き全開で、先手で告白までしてきます。
そうして自分を好きにさせておいて、フクロウが追っている本を燃やす集団カグツチのリーダーであることを明かします。
「僕を拒まないでほしい」って、囲い込みが周到過ぎて本当に初恋かよって思いました。
悪気も邪気もないけど悪い男です。
理由があろうと悪を許さない若者らしい正義の心を持ったいい人です。
あと、ツグミを好きな自分、カグツチとしての自分、櫻井さんの声のトーンもあってか何面相もあるキャラに思えました。
嘘つきとかギャップとか多重人格とかではなくね。
でも、彼の√は運命のイタズラというか重いというか…正直、恋愛してる場合じゃなかったです。
累は鷺澤夫妻の養子で、実の両親は帝都大のクズ教授百舌山とナハティガルのオーナー四木沼の奥方薔子というニルアド随一の壮絶な生い立ちです。
しかも、鷺澤夫妻を死に追いやったのが実父、宿敵も実父。
殺人をも厭わず国家を狙うナハティガルを相手に学生運動カグツチなんていくら頭が良くても危険極まりないです。
でも、国家が背後いるフクロウや警察とは手を取りたくないし、ツグミを好きすぎて、フクロウに帰したいけど帰したくなくて軟禁癖発動。
同棲ライフを送りますが、プレイヤーは気が気じゃないです。
混浴してる場合じゃないよ。
大人のお医者さんごっこしてる場合じゃないよ。
二度寝してる場合じゃないよ。
今じゃないなら同棲してイチャイチャしていいよ。
このゲーム、いい雰囲気のときにスチル祭がはじまるのですが、累√は祭の間ツッコミ続けていた気がします。
あと、何気に累が一番変態です(医者的な意味で)。
お巡りさんこの人です。
ハピエンでは誰もタヒなずに済みましたが、実親との和解とかもなく…ツグミと幸せライフ送ってました。
いいのだろうか。
薔子のことは幾分かマシな感情を抱いているようでしたが、何でそうなったのかわからないです。
百舌山とも四木沼喬とも揉めに揉めていたのに、見逃す形でさらっと終わってしまいましたし。
何故か、隼人とも飲み仲間になっていました。
詳細が欲しいところです。
そして、ネタバレした状態でプレイしたからこそ言います。
累√で隼人が登場すると苦しかったです。
他のキャラクターのときは、そんなに気になる描写はなかったのに。
累が隼人の前でツグミをデートに誘ったとき目がそっぽを向いていたり、ツグミが失踪したと思って探しまくって説得したのに累に付いて行ってしまったり。
隼人はどんな心境だったのでしょうか。
恋愛模様としては、累のバックが暗すぎるのでハピエンはないと思っていました。
でもあって良かった、けど、急転直下型でした。
あとは、隼人が絡んで取り合い的な事になるのかとも思いましたが、そこは乙女ゲーム。
他所は他所、うちはうちでした。
本当に恋愛してる場合じゃない√なので、カグツチの存在が暴露されるまでが一番幸せな時間だった気がします。
スチルは好きなの多くて、特にツグミをフクロウに帰したいけどカグツチの自分の傍にいてほしくて葛藤してる所とか好きです。
公式サイトにも出ていた絵です。
「……駄目だ……!!」
「……駄目だ……僕の前から……いなくならないでくれ……っ」
「……ごめん……っ」
「ごめん、ごめん、ごめ……っ」
こりゃおえん、反則です。
引き止めは男女関係なくずるいです。
結局選んだのはフクロウに帰さない危険な道ですけど、複雑な心境には切なくなりました。
自分の正義と大切な人と比べられなかったのでしょうね。
基本的には優しい人なので、悩みまくったのだと思います。
ちょっと余談ですが、このゲームとにかく男性の手が早い。
告白とキスとするのがセットになっています。
帝都は肉食獣の巣窟ですね(笑)
❖ 隼人ルート感想

「っていうか男はみんな好きだろ!胸が!!」by先輩
この台詞10回くらい聞いた気がします。
胸の大きい女性が好き?だけど、胸の大きさで人を判断しない大器の隼人です。
男前で正義感が強くて真っすぐで一途なハイスペックマンです。
女学校時代にツグミに一目ぼれして今の今まで好きで、どんな美人に話しかけられても振っていたとか。
せっかちがたまにキズですけど、自称誠心誠意(策士で狡猾で計画的)の6番目の男でした。
隼人が共通√からすでにツグミを好きなので、段々惹かれ合う恋愛じゃないです。
隼人がずっと待っていてくれるので、こちらから勇気をだして少しずつ近づいていく感じでした。
それでも隼人は急く性格と正直者故に、喜んだ時とかに勢いで抱きしめてきたりしますが。
まぁ全部流れるようにナチュラルに好意を示すんですよね。
耐性なけりゃ、そりゃ落ちます。
ただ、他のキャラより薄味です。
生い立ちが悲劇だったり、フクロウに居候しながら稀モノ隠し持っていたり、総理の息子だったりと自身に何かしらを背負っています。
でも隼人は、親族が稀モノの事件に巻き込まれたで、自身に重い設定はないんです。
なので、ストーリーも彼中心というか関連する稀モノ事件に巻き込まれた周りの人間との協力プレイです。
直前にクリアした累√が重くて濃かったのもあり、隼人√は平坦な感じがします。
キャラ自体が最初からパーフェクトヒューマン設定で成長もほぼないですし、変化がなく萌えないです。
しかも、ラスボスは超絶隠キャサイコパスの隠さんです。
幼少期の火事をきっかけに炎に魅入られた闇の権化です。
隼人√では隠さんの方がキャラが立っていました。
人の生死とか関係なく、ただ炎が美しくて視たいがために稀モノで無差別火付けする愉快犯。
どの√でも相当のクズ扱いされていた百舌山さえ、口封じの為だけに簡単に消しましたからね。
かなり怖い印象がつきました。
なので、隼人はメインヒーローですが、引き立て役に思えました。
隼人個人への好感度は変わりませんが、正直ストーリーは他のキャラの方が面白かったです。
そしてこの√、最後の最後に共通√の謎解きがあります。
ツグミに縁談を持ち掛けてきた八代造船の息子さん。
これ隼人なんですよね。
縁談は結局お断りしましたが、巡り巡って超遠回りに縁談成立した感じです。
政略結婚じゃ体裁イマイチなので、ふたりが天地神明の元結ばれたのは良かったです。
そんな隼人くんですが、やっぱりスチル祭はありました。
ありがとうございます。
主は特に後ろから構ってーみたいな感じで抱き着いてきたものがお気に入りです。
他所向けの言葉遣いで、他の人に嫉妬していたことを告げて、早く好きになってほしいオーラを醸し出してくる場面です。
自分で「お預けを食らった犬」なんて言っちゃうんです。
構ってほしいんです。
さすが自称誠心誠意(策士で狡猾で計画的)の男。
あざとーい!
隼人と言えばアンシンメトリーな謎ヘアー。
アングルによって、髪型違って見えますよね。
私は左向きの耳が見えてるアングルが好きです。
さて、次の大団円をクリアしたらコンプリートです。
終わったらまとめを書きます。
ではまた次回👋
いつもありがとうございます。
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