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薄桜鬼真改黎明録|評価

ゆり子

評価


こんばんは。
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今回は薄桜鬼真改黎明録の評価記事を書いてきました。

薄桜鬼は一通りプレイ済みで斎藤一が最推しなのと、元々個人的にかなり思い入れがあります。
完全にフラットな目線では語れないかと思いますが、どうかご容赦ください。

それでは評価へどうぞ!

薄桜鬼 真改 黎明録
プラットフォームNintendo Switch各種
メーカーIF/DF
発売日2021年8月26日
CEROC(15才以上対象)
シナリオ長野和泉 他
イラスト四季咲組
キャスト関智一/三木眞一郎/森久保祥太郎/
鳥海浩輔/吉野裕行/遊佐浩二/中田譲治 他
公式サイトhttps://www.otomate.jp/hakuoki/shinkai/reimeiroku/



点数


薄桜鬼真改黎明録

参照:https://www.otomate.jp/hakuoki/shinkai/reimeiroku/


【糖度】★★★☆☆(3)

【音楽】★★★★☆(4)

【キャラ】★★★★☆(4.5)

【シナリオ】★★★★☆(4.5)

【イラスト】★★★★★(5)

【総評】★★★★☆(4.2)



※Attention
以降の文章は軽くゲームの内容に触れるものや辛口コメント等も含まれる場合もあります。
閲覧には各自でご注意ください。
よろしくお願い致します。


糖度 ★★★☆☆(3)


ゲームの内容的に「糖度」をつけるかどうか迷いましたが、一応やることにしました。
ポイントは龍之介の恋と、龍之介が垣間見た薄桜鬼真改本編の一部始終、千鶴視点の十六夜挿話から考えました。
後ろ2つは、雪村千鶴と攻略対象の誰かの恋愛の場面です。

厳しい時代柄ですので糖度はそう高くありません。
でも、不器用ながらも少しずつ成長して、√によっては恋愛成就できた龍之介が微笑ましくて個人的には花丸をあげたいです。

そして、千鶴の方は結構攻略対象と仲睦まじくなってからの場面が多いです。
時期的には真改本編の後だからなのか、個人的にはちょっとだけ本編より糖度が増してる気がしました。
ただ、真改本編を未履修ですと恋人になる過程が不明ですので、何もかもが唐突すぎて困惑するかもしれません。

良いシーンも多いのですが、本作だけでは盛り上がり切らない部分もある為、★の数は控えめです。



音楽 ★★★★☆(4)


黎明録のOPは代々和風の重厚な曲のイメージなのですが、今回もそうでした。
薄桜鬼ではお馴染みの吉岡亜衣加さんが力強く歌唱されています。
EDと挿入歌も担当されています。

BGMは、真改シリーズになった時に刷新されたものに差し替えられています。
ゆったりした曲が多いです。

曲はどれも非の打ち所がなく良いのですが、ゲーム内のサントラ機能がないのだけはいただけないです。
昔からの仕様ですけど、そろそろその件も新選組に御用改めしてほしかったです。



キャラクター ★★★★☆(4.5)


個別√のあるキャラクターは土方、沖田、斎藤、藤堂、原田、芹沢の6人です。

訳アリだけど一流の剣の腕前を持つ試衛館の仲間たち。
本物の武士を目指しますが、それぞれまだ青かったり、悩んでいたりと未熟な部分も描かれています。
それが、黎明録の半年でどうなっていくのか。
彼らの苦悩や葛藤、過去の思い出等を知りつつ歩みを間近で見られます。

試衛館の面々からすると芹沢さんは負の要素のひとつです。
傍若無人でどこまでも反りが合わない存在です。
一見すると気に入らない振る舞いですが、その中には真意が隠れています。
教えるわけでも仄めかすわけでもありませんので、暴挙に気を取られて見落とさない事が大切でしたね。

一方で、武家出身だけど武士は嫌いな主人公・龍之介。
いっぱしの口を利きますが、全てを失ってたまたま芹沢さんに拾われた何者でもない青年です。

浪士組とは水と油な存在ですが、芹沢さんや試衛館の面々と関わることで次第に変化が生まれてきます。
自分の思っている武士とは全く違う彼らを見て何を思ってどんな道をゆくのか。
それぞれのキャラの√で違う龍之介の生き方がとても見どころでした。

√のないサブキャラも含めて、どのキャラクターに焦点を当てても間違いなく魅力を感じられると思います。
くさいセリフや歯の浮く事を言うでもなく、葛藤を経て確信する覚悟や意志の強さがかっこよかったです。

先ほども書きましたが、ゆり子の推しは斎藤一です。
黎明録では一君の過去やアイデンティティに触れる機会もあります。
黙々と武士然としている彼の今まで見えなかった経験や悩みが拝めて、もう惚れるしかない!
本当に斎藤一は至高です。



シナリオ ★★★★☆(4.5)


共通章は1回目が4.5時間。
既読箇所が増えると徐々に時短できます。
個別√はひとり3~3.5時間程でした。
マイニンテンドーですと、合計32時間程でクリアしました。
今までの追加要素等も全て読んでいると結構なボリュームもあって時間もそれなりにかかりました。

黎明録本編のシナリオの内容自体はおそらくベタ移植です。
キャラクターの服装、BGMは真改仕様になっています。
浪士組時代からいた元サブキャラ、永倉、山崎、山南は元々黎明録では各所に出てきて活躍します。
その他の真改からの攻略キャラクターは新規シナリオの「文久心覚え」にて拝めるようになっていました。

共通章も個別√も歴史なので基本的には同じ時間・空間・出来事を辿ります。
大まかな出来事は同じですが、√によってピックアップされる出来事は違いますし、龍之介も全然違う道を進むので金太郎飴ではありません。
シリアス傾向で、彼らの新選組が完成するまでの、それぞれが武士道を進む覚悟を垣間見る事ができます。
覚悟を決めるまでの苦悩や葛藤等、ひとりひとりの物語としても見れる深い内容だと思います。

また、薄桜鬼シリーズの履修具合によっては、キャラクターのひとつひとつの台詞や行動が後の物語のどこに繋がっているのかわかって、真改本編の理解も深まると思います。
もちろん未履修からプレイしても十分楽しめるとは思うのですが、追いかけにくいところも多少あります。
特に、龍之介が新選組を離れた後のお話は、真改本編をスキップしていきなり時が飛びます。
糖度の部分で書いた千鶴のシーンなどは「急に誰ですか?」ってなったりすると思います。

過去編ですがシリーズ内で真っ先にプレイするには向かないかと思います。

個人的に好きな√は総司と平助です。
苦悩もさることながら、切なさにとても胸打たれます。

プレイする順番は推しからいきましたが、オススメの順番はこの通りです。

おすすめの攻略順
原田→藤堂→斎藤→沖田→土方→芹沢

徐々に芹沢さんの最期と真意に近づく順番です。
芹沢√は土方√クリア後に解放されます。



イラスト ★★★★★(5)


キャラクター原案はカズキヨネさんです。
PS2薄桜鬼~遊戯録弐までは実際にカズキヨネさんがスチル等も描かれていました。
現在は四季咲組さんが薄桜鬼を担当しています。

今作の新規CGは確実に四季咲組さんの絵だと思うのですが、配色違いの最初期の既存絵はどうなんでしょう。
絵そのものの構図は昔の黎明録のままだと思うのですがどなたの絵と言っていいのか…。

パッと見では違いが見つけられない程、どちらの描き手さんの絵もとても綺麗なのは確実です。

完全に推しびいきですが、一君が夜に居合を練習しているスチルと、新八を止めるために雨の中戦っているスチルが大好きです。
洗練された絵だと思います。
あと、一君の御美脚を拝めるという邪な理由もちょっとあります。←

スチルは個別がひとり18~20枚、その他は48枚。
全部で143枚でした(差分は含めず)
芹沢さん√のスチルもその他に入っています。



総評 ★★★★☆(4.2)


主人公・龍之介の視点からみる、薄桜鬼真改本編の過去編です。
乙女ゲームのヒロインと攻略キャラクターの恋愛が主体ではなく、あくまで少年視点の女性向けシュミレーションゲームです。

内容は、良く知る新選組の黎明期の記録・説話です。
新選組が形を成すまでの紆余曲折や、それぞれの隊士の内情の深堀りや武士道に対する覚悟…。
薄桜鬼シリーズを深く理解するには外せない、濃いシナリオになっていると思います。
少し、真改本編ありきな部分もあるので、いきなりプレイするよりは本編を履修してからの方がより楽しめます。

ゲームの仕様・性質上、コアなファン向け。
万人に推すのはちょっと難しいです。

しかし、シナリオ、キャラクター、イラスト共にとても完成度の高い作品です。
薄桜鬼を気に入っていただけたら、絶対プレイしてほしいと思います。



ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

しんどい作品ってすぐにおなかいっぱいになっちゃうタチなので、何回もプレイすることって少ないのですが。
黎明録は移植の度に全部買ってプレイしていて、私の概念は通用してません!
本当にすごい作品だな~と改めて思いました。

では👋

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