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シアン イヴ 感想|終ヴィル

ゆり子

こんばんは。
いつもご訪問ありがとうございます。
また、やる気ボタンと拍手を押していただき感謝申し上げます!
絶望ED4連でも止まらずにプレイできているのは確実に皆様のおかげです。

今日も元気に感想を書いていきます。
シアン、イヴの感想ですが、絶望EDのみのものです。

書いていてめちゃくちゃ意外だったのですが、シアンの感想は感情的、イヴの感想は説明くさくなりました。
完全に真逆のイメージだったのに天変地異が起きた感じ(笑)

あまり触れないようにしましたが、多分地雷もあるので気を付けて読んでください。

※Attention
ネタバレ回避のため【▽ネタバレ】ボタンを設置しています。
クリック・タップするとネタバレ感想が開きます。
閲覧後の苦情等はお受けしておりませんのでご注意ください。
よろしくお願い致します。


シアンルート感想


シアン
ProfileName:シアン・ブロフィワーズ
Age:23歳(肉体年齢)
Status:研究者・国立研究所所長
Theme:バグ
(CV.細谷 佳正)

国立研究所の所長であり、“記憶のダウンロード”を創った天才科学者。
本人もダウンロードを繰り返し、“リライバー”として長い年月を生きている。

人は使い捨ての道具であり、感情はバグだと思っている。
効率主義者で、自分や身内の命でさえも研究材料の一部という思考の持ち主。

公式サイトからの引用です。


いや、凄い√でしたね。
初っ端からシアンの雑用係になりたい乙女ゲーマー続出でしょう。

シアンにカチンときたダハトに代わってセレスは小間使いとして研究所に通い始めます。
働くうちにシアンのお眼鏡にかなって小間使いから雑用係へ昇進。
ダハトの言った部下の労い方を実行したり、シアンなりにセレスを気にかけ始めるところは萌えでした。
またシアン自身の行動で、セレスのサンドイッチをパクパク食べたり、パズルを無邪気にやったりと色々可愛いシーンもあってキュン。
雑用係として認められてシアンの白衣を掛けてもらえた暁には時すでに遅しで沼に落ちていて這い上がれる気がしない…一体どれだけかっさらうんだこの男、と思いました(笑)

その後は、シアンが「悪人」と呼ばれる側面を本人から暴露されたりと落としてくるんですけど、それでもシアンに味方したいと(プレイヤーが)思えるかどうか、最初の萌えと天秤にかけて考えさせられて良かったです。

ちなみに「悪人」の詳細は、リライバー技術の発展のために実験体を消費していること。
罪人とは言え生きたままの人体を使うのは倫理観無視もいいところでした。
マムやアンクゥはこのことを何回も心配して忠告をくれてましたね。
セレスの死神の力に価値を見出したら最後、おじゃんという雰囲気でしたけど、それを利用する場面はなかったです。

個人的には、カプシーヌみたいに性癖の混じった気持ち悪さはないのでいっそ清々しい悪人だと思います。
しかもそれだけではなくて、シアンは自らをもその実験体としていて先陣切って未実証の成果を自分で上げるという荒業を成していて、善し悪しはともかくきっちり責任は果たしていて文句を言う隙がないのが強いですね。

傲慢で不遜で、感情はバグと言い切る効率重視の研究者。
人類の叡智こそ「神」で、その神の視点のように俯瞰で世界を見るシアン。
でも、命に向き合う時は俯瞰を捨て地に足をつけて評価し向き合っている…セレスはそんな彼の視線を美しく思って恋に落ちます。
セレス本人よりシアンが先にそれに気がついて「シンプルに俺と共にいたい」と言えと迫られた時は絶望を忘れるくらいにやけました。

なので、王族のくだらないこじつけで絶望にもっていかれたのが悔しすぎます。

犯人・目的は不明ですが、シアンとその関係者を始末しダハトを新たに所長の座につけます。
呪い対策としてリライバー自体の強化を進める効率のシアンに対して、ダハトは心臓(メモリー)の容量を増やすことを掲げる感情派。
2人の仲は良好ですが周りには対立関係に見えるようにしていたので利用されたのかな?

それで傍から見れば窮地に陥ったも同然でしたが、シアンの鋼の意志が凄かったです。
人類を生かすためにと呪いを根本解決する目標を絶対に捨てないし、次を見据えていました。
でも、セレスだけがそこに弱さ(感情)を見つけシアンに知らしめたのは、さすが雑用係でした!
バグといっていたのに、派閥争いで無意識に共感者を求めていたのは盲点でした。

でもこの意志、行動力、頭脳、弱さを知ってより進化した「神」であっても絶望EDは絶望ED。

ひとつはサロメ一家が崩壊する悲しいものです。

実はサロメはシアンの協力者の一人で、養護施設で優秀な人材を育てて、実験送りにしていました。
「呪いの打倒」という点においてシアンと団結していたんです。

でも、きっかけはどうあれアドルフやセレスに家族愛が芽生えて愛していました。
この愛は本物なのですが、サロメもまた「王族排除」という強い信念を持っている人で…。
呪いよりそちらを優先する答えを出したために噛み合わなくなって、シアンを焚きつけるためにセレスを刺してしまうEDでした。
さすがにシアンも素っ気なく「…そうか」では終わらないと想像します。

ちなみにアドルフも王族のくだらないこじつけのゴタゴタの中で56されてしまったのでもうどうしようもなかったです…。
というかサロメの導線が切れた原因はこれだと思われます。

もうひとつはもう救済が欲しくてたまらないEDです。

シアンが所長に返り咲くんですけど、それまでの過程でセレスが亡くなってしまい、強引に自分の中に記憶だけダウンロードします。
シアンもその時に新たなクローン体になっているのですが、感情派の理論を実演して見せたのもあってちゃんと感情があるんです。
だからセレスを失った悲しみに覆われていて、脳から聞こえる彼女の声と話し続ける廃人になっちゃいました。
新調の前に、「最初に恋をするならお前がいい」と感情を持つことを楽しみにさえしていたのに…。
別れる前にした先払いのキスが悲しすぎる…。

シアンの目標である呪いの解決も達成されず、本気で詰んだと思いました。

…せっかく自分から次の体ではバグを望んだので、救済EDで是非そのバグりがみたいです。
序盤の萌えと最後のキスの清算を真に堪能したいです。

あと、アドルフ近辺がざわついて不穏でした。
サロメがアドルフを独りにするのを極端に嫌がったりとか、色々過剰に反応する場面が多かったです。
攻略制限かかってるし、何があるのか気になります。




イヴルート感想


イヴ
ProfileName:イヴ
Age:18歳
Status:便利屋(クルーン)・自警団
Theme:愛
(CV.斉藤 壮馬)

クルーンと呼ばれる便利屋を営んでいる青年で、自警団の一員。
真面目で誠実な人柄で、街の人々からの信頼が厚い。

博愛主義者で、悪事さえも場合によっては受け入れるものだという考えを持つ。
幼い頃に事故で負った火傷が原因で親に捨てられた。

人を愛し、助け続けていればいつか自分を愛してくれる相手に出会えると信じている。

公式サイトからの引用です。


共通章のアンクゥの示唆した呪い以外の「死」について。
浄化された遺体の事件はマティス√を経てリュカ√で収束。
目に見えない隠された死はマティス、シアン、リュカ√でそれぞれ判明しました。

そして残りのひとつ、胸を掻きむしった様な変死はイヴ√で…ということになります。
ストーリーの流れ的にリュカの件と混同しそうになるんですけど、別件。

それの追求と、実質の種明かしと、イヴ主体の恋愛、地雷等、色々詰まった物語になっていました。

まず、イヴといえば「愛」ですよね。
一言でいえば狂った博愛主義の持ち主です。
7年前にセレスが引き起こした火災で何とか生き残りましたが、死神の力で与えた火傷が原因で化け物扱いされて孤独になってしまいます。
イヴはそれまでたくさん愛されて生きていたこともあって反動が大きく、博愛を振りまいて見返りを求めるギブアンドテイクの「あい」を探しているとのことでした。

この「あい」がたった一人(セレス)に向ける「いとおしい」に変わり、イヴの博愛が崩れていく中で呼び覚まされる負の感情をも受け止めてセレスを愛し抜く流れは一途すぎて泣けました。

他の√の比ではないくらいセレスの力やそれを嫌う人々からの迫害を受けるんですけど、どんなに打たれても「普通の女の子」だと証明するという言葉は心強かったと思います。
懺悔や贖罪を求めるセレスにとって全肯定は負担でしたが、イヴに負の心が戻ってからはよりよい感情になったのではないかと。
イヴの被る不幸が多い分セレスの自虐の多かったので、救いの負の感情だったと思います。

でも、セレスもセレスで、自虐するだけでなく誰もが目を背けてしまうイヴの火傷から初めて逃げなかったし、火傷ごとイヴを好きでいるたった一人の特別になったのは頑張ったなと思います。
火傷の元は自分ですからね、命で償うのではなく全部受け止めてイヴに与える姿は全然死神ではなかったです。

この博愛主義の更生にヒューゴも昔から尽力していたんですけど、唯一無二の親友に不幸をもたらすセレスが昇華させたことはとても悔しそうでした。
ヒューゴもヒューゴでイヴの博愛を語るのに重要なんですけど、ちょっとこの辺りは駄目な人にとっては地雷源なので物語の詳細は割愛しますが。
ヒューゴ→イヴへの感情がどう解釈してもブロ○ンス以上801以下に思います。

それからイヴはアルペシェールに外部から来た「漂流者」の末裔という位置づけがあります。
これは色んな所にツタが伸びていて興味深かったです。

始まりは漂流者本人と死の番人の間で交わされたリコリスの守護の約束。
いつか現れる姫君に求婚するためにリコリス・ノワージュを託したけれど、本当かどうかは不明。
でも、イヴもおじいさんから引き継いでリコリス・ノワージュの手入れをしていて、知らず知らずにセレスはその花畑が大好きで…。
みんなが嫌う花畑を好きって、ここでもセレスはイヴの唯一になっているのがロマンチックで運命力を感じました。

アンクゥもそのあたりやイヴには好意的。
リュカはだめ、シアンはだめと言ったけど、イヴはOK、推してました。

で、セレスもこの花畑で捨てられていた孤児だったんですけど、芋ずる式でセレスの両親がリライバーな事や、大きすぎる愛によって心臓(メモリー)が壊れて亡くなったことが変死事件の解決につながっている事など、情報過多でしたね。
事件についての謎ときは推理場面もあったので、段々と明かされていく過程は楽しめました。
そしてダハトの研究の重要性がリアルな重みをもったなと思いました。
大成できたらバグり放題ですよシアンさん!

それから、アルペシェールの短命とリコリスの役割について。
なんちゃって科学ですけど、本当にありそうに感じられて凄かったです。
(リアルにはもちろんないです)

まず、アルペシェールの土壌は毒素に汚染されていて、それが人間の染色体に影響していました。
懐かしの理科で習った22対の常染色体と1対の性染色体が1年にひとつずつ壊されて23年の寿命となっていました。
それを救うための知識とリコリスの守護です。
「アレロパシー」という毒素を吸う力があって、毒を吸って黒くなっていたんだそうです。

そして、リコリスの能力を持った人間がセレスです。
手折ると死ぬと言わていた花と同じ力を持っていて、でも人間でもあるから遺伝子が花になったり人間になったりするそうです。
花の時は吸うから大丈夫ですが、人間だと毒素が開放されるから汚染された土壌と同じで人を害していた(という解釈をしました)
てっきり異能かと思ったのに科学的に証明されてびっくりです。

でも土壌汚染の原因がわからず、毒には毒をの対処法しかないのがとても無慈悲で絶望EDの倫理的ジレンマを引き立てたと思います。

種明かしの後にシアンが打倒呪いを叶えにくるんです…。

セレスの力で土壌汚染が解消できて呪いが解ける理論に気が付き、セレスも多くの人を救えると死ぬような実験に賛成するのですが。
イヴは大多数の命よりもセレスがほしくて…セレスの希望を絶望に変えようとも一途を貫くと決心します。

でもシアンにたどり着くまでに犠牲が多すぎて見ていられなかったです。
絶対悪ではないですが、シアンが「悪人」要素をいかんなく発揮するし、量産されたブローが押し寄せるしわやでしたね。
自警団全滅するし、アドルフも亡くなっちゃうし…。
イヴもアドルフの犠牲は考えてなかったから助けようとしていましたけど、セレスが絶望したとしてお前は希望を与えられる(俺にはできない)と、大事な義妹を託すところはボロボロに泣いちゃいました。
アドルフがよく言っている「守る」は叶ったけど言い方…アドルフは自分が嫌いなのかな?

やっとのことでシアンと対面するんですが、実はシアンと漂流者の家系にも因縁があって応酬が凄かったです。
叡智だ神だとのたまうシアンにイヴがガツンと言って「人間」にしてしまうのは爽快でした。

ただ、絶望EDですので、上手くはいきません。
実験は止められましたが、セレスの力が暴走し毒素をばら撒く本当の死神となり、悲しい分岐に進みます。
この時点で「普通の女の子」になれないのは確定しちゃいましたからね。

ひとつは、セレスが大多数の為に死んでしまうEDです。
しかもこのEDではイヴの愛へ手を伸ばしたいと心の中では葛藤していたのにそれを切って今までの「償い」としてリコリス・ノワージュの一部となります。
セレスのいる場所だけ、赤い彼岸花が咲き誇っていて…。
止められなかったイヴもさすがに不屈の心が折れてしまってセレスを一人にしまいと後を追ってしまいました。
でも、「リコリスの花の下で一緒に生きよう」と言ったのは最後までイヴだったなと思いました。

もうひとつは、一度は大多数の生贄となると決めたセレスでしたがイヴのひた向きな「愛」に応えるものです。
ただ、やっとのことでこたえたのが全てが消し炭となって無に帰した後で、ああ遅かったなという感じでした。

でもセレスにとっては消し炭も火傷も等しく愛しいイヴで、ためらいなく口づけできる唯一だし、もう亡くなってるから呪いで殺してしまうこともないです。
かなり狂気を感じましたけど、イヴの手を取れた点は先ほどのEDよりはいいのかな。

住民の信頼も親友もアドルフも犠牲にして、どんなに絶望がたたみかけてきても折れなかった不屈の心ですら対抗できなかった結末。
希望という希望は全部潰れて吊りあった結果か?とは思いますけど、それがBADか…。
私は胸が痛いです。



やっと試練を超えました!

個人的にはBAD EDだけではあまりキャーキャー言わない自分を俯瞰すると、やっぱり良いEDありきで楽しめるタイプなんだなと改めて思いました。
シアンの視点ありがとう。
そして思ったより面白トンチキキャラで親しみやすくなりました。

それからちょっと気になる点もあります。
進めているうちに、コドリアとアンシャンテの既視感とオマージュがどんどん増してきました。
なので「今までにない乙女ゲー」という感覚はだいぶ薄くなりましたね。
まぁ、メインライターさん同じなのでアレですけど。

あと、グロいからあえて感想を遠慮しましたけど、ブローはどの√でも最凶の便利アイテム扱いでなんだか複雑です。
救う隙も無さげですし、どうなるんでしょう。

ブログの感想文だけはわからないと思いますが、まだ共通章の伏線ですら全部は回収できていませんし。
それに何より義兄様が9割セレスの心配と過保護でご自分の事は語られないので、どんなカードを持っているのか好奇心が抑えられないです。

第三幕とそれぞれの救済。
じっくり噛みしめてきます。

では👋



いつもありがとうございます。
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