
コードリアライズ 祝福の未来(Vita)|キャラ別感想(ショルメ フラン ヴァン)
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こんばんは。
3月25日に白銀の奇跡のファンブックが発売されましたね。
いい機会ですし、持っていなかった祝福の未来のファンブと共に購入してみましたが…開封はまだ先になりそうです(笑)
楽しみにとっておきます。
さて、今回のゲームの感想はショルメとヴァンとフランです。
❖ ショルメルート感想

Q.探偵が事件を呼ぶのか、事件が探偵を呼ぶのか。
A.間違いなく前者。
今回は相手が、ショルメがいるから事件起こしてる愉快犯の側面があります。
ただ、冒頭で黒幕わかっちゃうんです。
探偵だからって推理ものではなく、犯罪の形跡を辿って犯人にたどり着く過程でショルメの内面にも近づいていく、そんなシナリオでした。
そしてすごく言いたい。
サブキャラたちがこんなにかっこよくていいのか!
行動・言動はもちろんのこと、ショルメのスチルが出るたびに「ショルメやばいショルメやばい」って死にかけてた気がします。
最初の感想で無駄に予想とか立ててましたが、クリアして記事作り始めるまで忘れてました(笑)
答え合わせのメモも取ってない()
そのくらいシナリオにショルメに夢中で、決して短くないシナリオなのに一瞬で終わってしまった感覚です。
下の感想もショルメ好きすぎて酷いことになってますけどどうかご了承ください。
ショルメという人
ショルメは、基本的に切れ者で冷静沈着で物怖じしない人。
必要とあらば、カルディアの毒になんの躊躇もなく触れてきます。
ルパンにマウントとれる数少ない人物で、立場は真逆ですが負けず劣らずの英国紳士、似た者同士です。
プライド高い系かと思いきや、自分に非があるときは親友のワトソンの拳を大人しく受ける器を持っています。
あと、カルディアのビンタも(笑)
紳士というだけあって女性に優しいのですが、それだけではない。
カルディアがルパン一味に黙って屋敷を出たことに反対するし、自分の命を軽んじれば否定する。
本来あるべき道を外れていることを諭してくれます。
必ずしもその道を選べってわけでなくね。
違う選択をしてもショルメはほっとかないですし。
ただ、目の前の人のことを推理して考えて理解できているからこそそういう「正しい方向」を示せるんでしょうね。
切れ者のショルメだからこそできる叱咤と激励だと思います。
チャプター2のスチルではその神髄が見れました。
あれ、なんかパーフェクトヒューマンじゃね?と思ってしまいますが、弱点もあります。
ネタ的には、生活力がないこと。
マジレスすると、周りを巻き込みたくないが為になんでも一人で動いてしまうことです。
彼の過去のトラウマが原因で、大切な人が絡むと臆病になるんです。
物怖じしないはずのショルメのらしくない面。
創世の姫君ではこんなに掘り下げなかったので、色々な面が見れて有難すぎました。
モリアーティとの因縁
このシナリオの根幹です。
またの名をアレスターというんですが一応反転。
コナン・ドイルのホームズを知ってる方にはかなり熱いのではないでしょうか。
ライヘンバッハの滝からシナリオが始まりますからね。
内容は原作とかけ離れてますが、ショルメなのにホームズ展開してくれるので、齧った程度の知識しかないゆり子ですら興奮しました。
モリアーティはショルメが長年追っている犯罪王であり、刺し違えてでも倒したい相手でした。
ワトソンの妻・メアリーをヒドゥンにし、自分に殺させた最悪の敵。
幾ばくもの事件を経て、追い詰め、追い詰められて、そのライヘンバッハで相打ちになった両人。
それでもモリアーティが生きていると勘づいたホームズは、モリアーティを倒すために「ショルメ」に名前を変え、
自らの正義のために、因縁に片を付けに行きます。
でもその途中でカルディアに関わったことで、カルディアを守りたい気持ちと生きたい気持ちが芽生えます。
一方のモリアーティなんですけど、とにかくサイコパスで闇が深い。
人が魅せる死に際の絶望に至福を感じ、犯罪を犯しまくって、理解者がいなくて孤独が虚しい。
でも、ショルメだけが自分の闇に踏み込んできてくれた。
だからショルメを同じ孤独の闇に堕とそうと歪んだ感情を一方通行でガンガン向けてきます。
ここ多分、地雷の人多いと思います(BとL的な意味で)。
でも残念。
ショルメにはワトソン君というパイスペックイケメン相棒とカルディアがいます。
モリアーティサイドには絶対行きません。
ショルメが孤独に落ちないことを悲しんだモリアーティは最期、最悪の嫌がらせを仕掛けて自殺してしまいました。
要は、ショルメとモリアーティのタイマンにカルディアが割って入ってきたことに怒って、モリアーティがカルディアを痛めつけつつ、ショルメを孤独の闇に引き戻そうとして失敗するんです。
ショルメが決着のその先の未来を見るようになったから。
因縁を終わらせることしか考えていなかったショルメのいい意味の心の変化ですよね。
カルディアに会っていなかったらモリアーティと闇に堕ちていたと思うとゾッとします。
好きなシーン
スチル出るたびに悶絶していたので、全部と言いたい。
でも、一押しなのはさっきも書きましたがチャプター2のスチル。
切り裂きジャックを誘き出すための危険な作戦行動にでるショルメ達と英国兵士。
カルディアが過去にエレインを殺してしまった上、人形だから自分の命は軽いと考えていた所をショルメが叱咤激励。
どうしたらいいかわからず泣いてしまうカルディアをショルメは抱きとめて言います。
死んでも贖罪にはならないから、一緒にエティに謝りに行って、カルディアが苦しんでた事を伝えると。
よく女心がわからないと、ワトソン君には怒られているが…
こんな時に胸を貸せないほど、無粋な男ではないつもりだよ
イケメン発言御馳走さまです!
まだ2章ですからね。
知り合って間もない女の子に泣き場所を提供できる紳士が世に何人いると思ってんだよ。
無粋なわけがない。
ショルメがかっこいいんです。
仲間と親友
ここでの仲間はルパン一味の事です。
本来なら敵同士ですが、「カルディアちゃんにとっての仲間なら、俺らの仲間っしょ」と彼の賑やかな技士が言っていたので仲間です。
実際、ショルメがモリアーティに捕まった時、この一味は何も顧みず助けに行きましたからね。
ルパンもライバルとしてショルメの考えを慮って、カルディアに手を貸してました。
ルパン、カルディアのこと好きだからショルメに取られて切なかっただろうな…。
一時的な共闘ではあるけど、ライバルが手を組むって熱いですよね。
好きです、こういうの。
そして、大活躍だった大親友の相棒ワトソン君。
ショルメが無茶できたのも、全てワトソン君のフォロー有りきです。
またワトソン君が頼れる兄貴気質で男前なんですよね。
ショルメがいない間、美味しい所は全てワトソン君に取られてたぞ(笑)
❖ フラン アフターストーリー感想

フラン先生のストーリー。
本編でカルディアの毒の抑制も可能になり、触れられる幸せに浸りつつ穏やかに過ごしているものだとばかり思ってました。
実際、幸せライフを送ってはいたんっですけど。
一難去ってまた一難~♪
ぶっちゃけあり得ない~♪
…。
まさかの理不尽さん再来です。
至福→どん底→持ち直す、波乱の物語でした。
幸せライフ
冒頭からいきなりいちゃいちゃしてくれます。
慌てると忘れ物の多いフランにカルディアは入念に忘れ物チェック。
送り出すとき一抹の寂しさを覚えますが、フランが「大丈夫だよ」と素手を頬に触れさせてくれます。
やっと送り出したと思ったら、即行でフランが「大好き」を言い忘れたと帰ってきて、また慌ただしく出掛けていきました。
仕事に行くだけでこれだけの大イベントです。
でもカルディアにとってはどれも想像すらしなかった未来ですからね。
フランも可愛いし、微笑ましくて仕方ないです。
結局、この後お弁当忘れてて届けにいったところまで可愛い。
イデアの提案
もうこの単語自体が不吉でならないですね。
過去の過ちに苦しんで、ようやく前を向けたフランにまだ火の粉を降りかけるのか、と!
創世の姫君のサン√と同じです。
世界に災禍をもたらす可能性からと、カルディアの排除を狙うイデア。
サンが抑えていてくれたのですが、表に出てきます。
でもオムニブスが直々にフランとカルディアに選択を提示。
フランがイデアの一員になりカルディアと生き続けるか、人間としての生を選びイデアがカルディアを排除するか。
理不尽極まりない。
そもそも、オムニブスのほぼ必中の予言をもとにイデアは世界の歴史の方向を操作してるんですよね。
オムニブスは聖書「創世記」のイヴであり、人間であるはずです。
いくら年功序列で確実に最年長であったとしても、他人の人生を勝手に縛って勝手に決めつけるってどういう権利なんでしょうか。
それに、わざわざカルディアを「アイザックの呪われた娘」と呼ぶのも低評価ボタン連打の事案です←
ゆり子はやっぱりこの人好きになれないです(お好きな方、申し訳ないです)。
ただ、ここでイデアから庇うように前に出るフランはめちゃくちゃかっこよかった。
ほのぼのや可愛い系のスチルが多いフランだけど、これは本当に惚れるかっこよさでした。
その後、フランは悩みに悩んで苦しみますが、サンの助言も参考に答えを見つけます。
未来から逃げない。
オムニブスのいう道が正しいのかもしれないが、自分が正しいと思う道を選ぶ。
カルディアを人間にして、自分と同じ寿命を共に生きていく。
オムニブスの二択なんてぶち破ってくれてありがとうございます。
「大丈夫だよ」とフランに言われた絶対大丈夫です。
フランらしい優しいけど強さを孕む答えをとても頼もしく思いました。
ルパン一味華麗に参上
イデアの提案を拒否したフランに使徒が総攻撃をかけようとします。
が。
ここでルパン一味が華麗に参上。
フランの窮地に仲間が来てくれるのは前作のオマージュで熱い展開ですね。
全員、仲間のフランを信じてイデアに相対します。
もちろんサンもフランを信じてくれます。
ルパン達に集合の根回ししたのサンなんですけどね(笑)
彼らの言葉はド正論で逐一頷けました。
特に、ヴァン。
それに……イデア。
お前達の言う、正しさのためには
屍があって当然という考え方が気に入らん
屍を積み上げた場所に生まれるものなど……
例え正しくとも、ロクな物であるはずがない
ぐう正論。
これはものすごく刺さりますね。
フランとヴァンは経験済みですし。
結局、オムニブスは謎の感情から「保留」ということで引き下がりました。
いつでも監視している、というストーカー発言を残して。
後味すっきりしませんね。
ふたりで結婚の誓を立てて幸せそうにはしていました。
フランならカルディアの完全な人間化を成し遂げられるでしょうし、オムニブスの懸念なんて気にする必要はないです。
フランが「大丈夫だよ」って言ってたし。
でもなぁ、うーん、2人が幸せになること前提で創世の姫君から続く未来を楽しみにしてたので、ストーキング発言はモヤモヤしますね。
おきるかもわからない予言に左右されて折角の幸せが不安定な感じ…。
フランの√って堅実で現実味があったから、非現実的なイデアは出てきてほしくなかったです。
フランとカルディアの未来を祝福するだけのつもりが、一筋縄ではいきませんね。
FDでも手を抜かず、コドリアスタッフは試練をお与えになる(笑)
正直、微糖くらいの糖度でした。
なんなら本編の方が前向きで甘かった気がします。
ゆり子はフランを応援しているので、もっと幸せになってほしいと思いました。
❖ ヴァン アフターストーリー感想

本編では、遠ざける者と追いすがる者の鼬ごっこの末にカルディアが粘り勝ち。
ヴァンも復讐から解放されて、カルディアを生きる道に立ちました。
でも毒問題は残っていて…どうするんだろうと思っていたらそこは問題ではありませんでした。
なんていうか、微笑ましいというか贅沢な悩みというか。
ヴァンとカルディアの痴話喧嘩を仲間達がお節介焼きつつ温かく見守る物語でした。
即解決
冒頭でいきなりあっさりと毒問題解決です。
フランがジクテリウムから解毒薬と抑制剤を精製してくれて、カルディアは人と触れ合えるようになります。
専属医がフランって心強すぎますね。
ヴァンが嬉しさ余ってカルディアにキスしても、温かく見守っていてくれるフラン先生は聖母のようでした。
あれ、こんなネタどこかで見た気がするけどなんでしたっけ。
ヴァンがパパで、フランがママ役のルパンファミリーみたいな…?
兎に角、ヴァンはカルディアのことが好きすぎるので、毒がなくなっても過保護of過保護。
完璧なナイトが極度のお姫様扱いをしてきます。
「おいで」は優しすぎてちょっと笑いました。
ヴァンもそんな言葉使うんですね。
すれ違い
休みや空き時間の都度、ヴァンはデートに誘ってくれます。
お店をリサーチして、レストランを予約して、エスコートしてくれます。
このデートが物凄く甘い!
手をつないでロンドン観光とか王道でシンプルでいて、超絶憧れるやつですよ。
ヴァンが何回も笑ってくれるし、遠ざけ眼鏡が嘘だったかのようでした。
銃を背負ってないヴァンいいですね。
でも、「お前が行きたいところへ連れていってやる」「お前が楽しいならよかった」「私が変わった(柔らかくなった)のはお前にとっていいことだろう?」とカルディアの事ばかり。
ヴァン自身の事を聞くと、笑顔でかわされてしまいます。
自分のことを後回しにしてカルディアばかりを幸せにしようとするヴァン。
カルディアは「ヴァンが遠い、寂しい」といってヴァンを避けてしまいます。
ヴァンもヴァンで、カルディアを失うことに臆病になり「やらかした」と言わんばかりに一人で悩みまくります。
いじらしいカップルですよね。
相手が大事過ぎて、相手の幸せを願ってふたりで幸せになることに盲目になってるなんて。
ちょっとしたすれ違いですけど、ふたりとも気持ちはどん底に沈んでます。
イケメン吸血鬼
らしくないヴァンを復活させたのはやっぱり仲間達でした。
特にインピーとドラちゃんがかっこいいです。
ヴァンがカルディアにしていることをインピーが仕返し。
ヴァンは有難迷惑と怒りますが、お前も同じことやってんだぞ、と。
インピーがイケメンすぎる…。
ヴァンが自分から気づくようにお節介焼いて背中を押すインピーさん、自称しなくてもいい男だよ!
この後遭遇したドラちゃんにも本気で激怒され、一目散にカルディアの元へ駆けるヴァン。
ぞっこんもいいところでした(笑)
ちなみに、ヴァンが帰るまでカルディアを慰めていたのはフラン先生。
泣いているカルディアの手をずっと握っていてくれました。
後日、ヴァンがフランに注意されたのは秘密です。
ラブラブ眼鏡
仲直りしたヴァンとカルディアのデート。
ルパンとインピーとフランが心配でストーキングしてきます。
カルディアにデレデレなヴァンを見て「ラブラブ眼鏡」とおちょくるルパンとインピー(笑)
ひとしきりじゃれた後、二人は公園へ。
私は今日、
お前に言おうと思っていたことがあるんだ。
…聞いてくれるか?
結婚しよう
ストレート眼鏡ェェエエ工!
ここは本当に悶絶しました。
シンプルかつドストレートなプロポーズ最高です。
ゆり子、コドリアの中でこのプロポーズが一番好きかもしれない。
全部持って行かれたよ。
「ふたりで」築く幸せの第一歩。
素敵な締めくくりでした!
ショルメのこの一連の物語は、ワトソンくんがシャーロック・ホームズシリーズの新作として執筆するとかなんとか。
どんどん続刊して欲しい限りです(笑)
好き勝手書きまくったのにゆり子はまだ足りないとか思ってます。
でもちゃんと切り替えて、次のキャラと未来を祝福してきます。
ではまた次回👋
いつもありがとうございます。
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