SympathyKiss(シンパシーキス)をフルコンプしての評価記事です。
こんばんは、管理人のゆり子です。
いつも弊ブログをご訪問いただきありがとうございます。
また、やる気ボタンを押していただき感謝です!
今回はシンキスをクリアした後の評価記事を書いていきます。
プレイしている間色々思うことがあり、ちょっとどうまとめようかなって悩んだのですが、なるべく俯瞰で見てるつもりでやってみました。
良いところ、微妙だったところ、両方とも書いていますが、買って後悔はしなかったです。
なにかの参考になれば嬉しいです。
P.S.ネタバレ感想記事の方にステラ小冊子の感想も追記しました。
プラットフォーム | Nintendo Switch各種 |
---|---|
メーカー | オトメイト(IF/DF) |
発売日 | 2022年11月17日 |
CERO | D(17才以上対象) |
シナリオ | ウサギリス株式会社/YUKI/星野彼方/有限会社スタジオエム/青木ひろえ/大山愛乃/北弓しほ |
イラスト | 藤理卜 |
キャスト | 梶原岳人/梅原裕一郎/興津和幸/山下誠一郎/KENN/内田夕夜/他 |
公式サイト | https://www.otomate.jp/sympathykiss/ |
人事異動で待っていたのは、新しい仕事と……新しい恋!?
公式サイト
貴女は、アプリ会社にデザイナーとして勤めてちょうど1年。
最近は仕事にもだいぶ慣れ、充実しながらも平凡な毎日を送っていた。
そんなある日、社内でサービス終了が噂される情報アプリの企画編集部に突然配属させられることになってしまう。
配属先にいたのは、リニューアルのために社内から少数精鋭で集められた曲者ぞろいの男性陣。
しかも、彼らと組んで一緒に仕事をすることに……!?
アプリを立て直すために、一癖も二癖もあるパートナーに翻弄されながらも、初めてづくしの仕事に奮闘する貴女。
その仕事の先に、新しい恋が待ち受けているとも知らずに――。
ゲームの核心に触れる内容は控えていますが、説明上軽度のネタバレはあるかもしれませんのでご容赦願います。
特にまっさらな状態でプレイした方は以降の閲覧にはご注意ください。
よろしくお願い申し上げます。
糖度は間違いなく高いです。
普段から「えろ=甘さ」とは思ってないですが、今回はシチュエーションが大事という前提での高いです。
★が満点じゃないのは「もっとくれ」と何回か思った私欲ゆえです。
恋愛過程はそんなに深く描かれていないし、ルートによりばらつきがあります。
一緒に仕事するうちにとか、見直してとか、元々とか、お互いに好きになるポイントが色々あり、基本的に甘い場面に向かってポンポン進んでいく感じでした。
大人のオフィスラブなので、シチュエーション的には色っぽいものやイケメンだから許される的なのが多かったです。
ちょっと強引にされたりとかドキッとしたりとかラッキースケベとか…。
周りに人がいるときは聴けないような、にやけてしまう甘いセリフやリップ音も飛んできます。
CERO:Dにて期待する情事のところはしっとり激甘で、思ったよりは間延びせず簡素な感じです。
でも結構いいところまで描いてくれていると思います(当然暗転します)
回数とか場所とかタイミングとか個人差がありましたし、ノルマ感はなくそれぞれに楽しめます。
OPは「BYE MY LIFE/FOUND MY LOVE feat. 杉本新(THE SIXTH LIE)」で、ED共々GENIC PALLETさんが歌っています。
EDは「シンパシー・キス feat. 杉本新(THE SIXTH LIE)」で、タイトル回収はここでされていますね。
挿入歌「あいことば feat. F9」は勝ち確みたいな使われ方でした。
だいたい良いのですが、ちょっと思わぬタイミングで流れてくる時もありました。
BGMは電子音系統かな。
しっとりとした明るいメロディの曲が多かったです。
ヒロインは、社会人になって1年経過した天沢朱里ちゃん23歳。
自己投影型のキャラなので顔とセリフがありません。
他キャラが言うに、素直で優しくてお人好しで頑張り屋で…と乙女ゲームのヒロインのテンプレの性格です。
ですが、社会人にはしては隙だらけで、危機管理能力が壊滅的なチョロインです。
男が寄ってきやすい可愛さとか守ってあげたくなる気質とか、ゲーム的に必要な要素は納得できるのですが…。
当然ですが、合うor合わないで自己投影できるかどうかが変わります。
攻略キャラクターたちは、一応全員社会人。
でも、現実ではまず出会わないだろうな~という感じのスペックとか過去とかをもっています。
いつもの乙女ゲームと変わらないと言えば変わらないです。
厳しいことを言う人はいますが、クズキャラもいませんし、マイナス一辺倒な人はいなかったです。
イラッとするようなことも発生しますけど、そこも含めて大人の恋愛って思いましたし、他のルートに行くとそのことが逆に心強い要素だったりすることもあって紙一重。
キャラの性格の描かれ方は良いなと思いました。
サブキャラやモブは多くがあげ要員と化していてちょっと精神年齢が低めに感じましたが、「こういう人組織に一人はいるよね」って感じで一番リアルだったかも…。
推しは、虎走鬼部長です。
不器用キャラは元々好きですし、肩書の「鬼上司」要素は全然感じなくてギャップ萌え。
想像以上に素敵な人でした。
各ルートのネタバレ感想はこちら
合計のプレイ時間は25時間くらいです。
シナリオはプロローグが1時間弱、個別ルートはひとり3時間前後でクリア。
おまけボイスなども聴いたりしました。
サブキャラ、隠しキャラは元々の攻略キャラより少しシナリオが短かったです。
エンドはそれぞれ3つずつありますが、パーフェクトエンド以外は簡素でした。
バッドエンドはありません。
全体的には、シチュエーション重視のキャラゲーだと思います。
色っぽいボイスも入っていますし、軽いシチュCDの延長線のようなゲームだと思っていいです。
要素を詰め込んだイケメンと恋をして、理想のような部署で働けて…世界観に入り込めたら夢見心地でとても楽しいと思います。
現代社会が舞台で、ファンタジーのような不思議現象は起きませんが、かなりゆるふわな世界観の印象。
でもキャラにリアルにいそうな人がいる分、緩い方に振り切るかリアリティを求めるか、個人的にはプレイの仕方に悩みました。
ストーリーの内容はほどほどにあって、基本的には「距離が縮まる→問題発生→解決+恋人になる」という感じで展開されていきました。
男の問題を解決するいつもの乙女ゲームです。
細かい過程は端折られている印象でした。
シナリオを重視していると展開が早くて追いつけない部分も多いし、物足りないと思います。
また、ヒロインは選択肢がセリフ代わりになっています。
なので、ちょっと文章が足りなかったりしますが、ヒロインが何を発言したのか余白を持たせている場面もあって、妄想ははかどりそうでした。
それから、(言ってないけど)会話相手がヒロインのセリフを復唱したり、頷くor首を横に振ることで反応することが多かったり、この辺はシチュCDと変わらないと思いました。
でも、地の文章に「○○と思った」とか「嬉しい」「悲しい」など、普通にヒロインであろう意見や感情が書いてあることもあって、文章で自己投影キャラを動かすのって難しいんだろうなって印象でした。
攻略順は、基本的に誰からプレイしても大丈夫です。
碓井だけ攻略制限があって、メイン攻略キャラの誰か1人のパーフェクトエンドをクリアする必要があります。
もし、順番が決まらないときは私のプレイした順を参考にしてみてください。
ヒロインの勤める会社の社内から社外へ出ていく流れです。
ゆり子のおすすめ攻略順
五月女→湊→虎走→吉岡→隠し1→多井中→隠し2→碓井
隠しキャラが誰であるかわかる仕様は一応ネタバレボタンも置いています。
ゆり子のおすすめ攻略順(バレ)
五月女→湊→虎走→吉岡→YOFY→多井中→比嘉→碓井
個人的に、五月女シナリオの序盤がトップバッターに向かない内容だと思っているのですが、まずは部署の仲間と仕事をしてみるという点でこの人が最初かな~と。
あとは、取引先とかもちょいちょい出始めるので、その比率で社内→社外の順番にしています。
藤理トさんが担当されています。
オトメイト作品では「LoverPretend」を担当されていた方です。
絵はスチル、立ち絵共にめちゃくちゃ綺麗で最高です。
いろんなアングルや場所やシチュエーションがあってどれも見ごたえがありました。
キスシーンは全員ありますが、肌色率はもう少し上げてほしいと思いました。
ヒロインもほぼ写っていてがっつり描かれていますが、顔なし設定なのでのっぺらぼうです。
これは好き嫌いが分かれそうに思います。
スチルは差分を含んで、合計124枚です。
個別ルートはひとり11~17枚、その他が11枚でした。
オフィスラブが題材のゲームです。
自己投影型の作品で、ヒロインにセリフはありませんので、シチュエーションCDっぽいです。
キャラクターは全員成人男性で社会人。
年下からかなり上まで色んな人との大人の恋愛が楽しめます。
甘いシチュエーション重視で、ドキッとするシーンやセリフも盛りだくさん!
ボイスはリップ音まで入っていて色っぽい雰囲気もばっちりです。
現代が舞台ですが、ヒロインになりきってイケメンたちとあれこれする夢見心地が味わえると思います。
ヒロインが合わない場合は俯瞰プレイになると思いますが、セリフがないのに慣れるまではやりにくいかもしれません。
シナリオの厚みはあまりないので、サクサク進められますが、過程重視ですと薄く感じます。
細かいことを気にせず勢い乗る楽しみ方が吉◎
キャッチフレーズの「大人女子に捧ぐ…」は誇張を感じるので、萌えたい女子に捧ぐ、でいいと思います。
手軽に甘いお話を堪能したい方や、声優さんの演技を楽しみたい方などはぜひやってみてください。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
では👋
いつもありがとうございます。
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