エフェメラル(Vita版)|ネタバレ感想

こんばんは。
いつもご訪問いただきありがとうございます。
また、やる気ボタンと君雪の記事への拍手を押していただき感謝致します。
久しぶりにVitaを引っ張り出してきたゆり子です。
やりたいやりたいと言っていたエフェメラルをついにプレイしました。

プラットフォームVita
メーカーHuneX
発売日2018年1月18日
CEROC(15歳以上対象)
シナリオライター平野ヒロ
イラスト永原キナミ
HuneX公式サイトhttps://www.hunex.co.jp/?service=hunex
敬称略
オープニングムービー

主題歌:「Ephemeral puppet」
作詞:仲村芽衣子
作編曲:丸山公詳
歌:宇月真織

あらすじ

主人公・クロエの住む町は、金網が厳重にはられ、まるで檻のような場所だった。
そこは自分を含め、ゾンビしかいない町。
寿命を全うする前に自ら死んでしまう仲間が多いこと以外、日々平穏に過ごしていたある日……。
もっと外の世界を見たいと願うクロエの元に、優秀な生徒だけが行くことを許される多種族が通う名門校の入学案内状が届く。
オオカミ男・透明人間・吸血鬼・ミイラ など魅力的な闇の住人たちと送る、階級学園生活!
クロエはそこで、種族を超えた禁断の愛を知ることになる――。

エフェメラル公式サイト

システム

乙女ゲームをプレイするのに特に不便はない程度の機能は揃っています。

機能有無
既読/未読スキップ・オートモード
クイックセーブ/ロード
バックログ
チャプター(ルート又は章毎の途中プレイ機能)
フロートチャート×
選択肢又は未読箇所までのスキップ×
主人公の名前変更
デフォルト名呼び×
主人公フェイス表示×
主人公ボイス×
キャラクター立ち絵の動作(目パチ・口パク等)×
アイキャッチ
フォント変更

シナリオは小区切りのエピソードを番号順に読んでいく仕様になっています。
大きくは「ROMANCE-恋愛編-」と「LOVERS-恋人編-」の2つに別れており、それぞれ短編シナリオが10個ずつあります。
順に読んでいくと次の話が解放されます。
シナリオ中の選択肢でハピエンまたはそれ以外のメータをあげていき、何かしらのEDにたどり着く仕組みです。

世界観とヒロイン

今回はVita版でプレイします!
他のハードもストーリー内容は同じです。
言語変換の可否に違いがありますので、日本語以外のプレイはSteam版かSwitch版で。
Switch版は無料体験もできます。
ただし、音声は日本語のみだそうです。

クロエ
ヒロインはデフォルト名・クロエ。
好奇心旺盛なゾンビの女の子です。
外の世界に憧れ、他種族が通うアルデリック校に興味を持っています。

この世界には闇の階級制度というヒエラルキーがあります。
上の者は服従命令を使って下の者を従えられ、下の者はこの拒否権を持たないという本能レベルの仕組みです。
人魚が頂点で、クロエたちゾンビは最下層です。
でもゾンビの若い頃の見目は良くて、人魚にも匹敵するんだそうです。

アルデリック校はその階級差別が取り払われた、エリートだけが通える学校です。
(ほぼ建前ですが…)
クロエは常日頃から学校に通いたいと夢を抱いていましたが、祖母であるユリアには止められ、余計な事は知らなくていいと諭されていました。
しかしある日、学校から手紙が届き入学することになります。

入学後は慣れるまで比較的上層階級の者にサポートしてもらうことになり、シバ、ナギ、レイ、ナツメの4人から選んで個別ルートに分岐します。

キャラクタールート別ネタバレ感想

Attention

以降はネタバレ回避のため【▽ネタバレ】ボタンを設置しています。
クリック・タップするとネタバレ感想が開きます。
閲覧後の苦情等はご容赦ください。
よろしくお願い申し上げます。

ナツメルート感想

ナツメ
Profile

Name:ナツメ

Race:ミイラ

CV:豊永利行

周りとは一線を引いている不思議くん。
誰も使わない音楽室で良く歌をうたっています。

プロローグで一言も発しなかったナツメくん。
無愛想な無口で、これは私のストライクゾーンに入る部類かと思ったらまさかの嫉妬深いし束縛激しいプチヤンデレでした(笑)

最初は心を弄ぶような若干胸くそ悪いこともあったんですけど、まぁクロエも嫌がってるナツメに結構ゴリ押しで「仲良くなりたい」って言ってたからお相子かなと思います。
恋人になる可能性あるのかって感じでしたが、ナツメもクロエの素直さに感化されていつの間にか好きになっちゃってましたね。

クロエの恋愛過程の描写はナツメに絆されたようにしか見えなくてイマイチ不完全燃焼でしたが…。
でも、それまではめちゃくちゃ退廃的だったナツメも、クロエ一筋になってからは色々凄かったです。
特に嫉妬は本当に激しくて、ちょっと他の友達と会話しただけでものすごい不機嫌をかまされました…!
自分だけを見て欲しい、そうでないなら縛って閉じ込めたい、出ようとするなら手足を切り落として動けなくしたい…見事なまでに典型的な狂愛者でいっそ清々しかったです。

そしてナツメはミイラと身分を偽っていて、実は正体は人魚の男性・マーマンでした。
人魚という種族の、美に対する嫉妬心や悲しい性を逃れて学校に匿われていました。
「心が醜く、嫉妬狂いの同族殺し」とナツメ自身がかなり乱暴な言葉で表すくらい辟易する特性みたいです。
…わかります。
マーマンは希少だけど醜い姿をしているのが世間体ですが、実態は見目麗しくて、それに嫉妬したマーメイドが殺してしまうから数が少ないそうです。

実際にナツメも母に殺されそうになってやり返して退廃的になってしまいました。
自分の子どもに嫉妬して殺しちゃうとかなかなかクレイジーですよね。
いつも口ずさんでいた子守唄の内容が「私の坊や死んだら愛してあげる」みたいな内容だったのも怖かったです…。

でも、ナツメはいつも寂しそうな目をしているとクロエが言っていました。
愛に飢えている部分もあったと思います。
遊びでクロエに近づいたのに本当に好きになったあたり飢えは根深いはず。

クロエから本当に一途な思いを歌った愛の歌をプレゼントされた時は言葉とは裏腹に泣いていましたし。
また、人魚は地位を盾にゾンビの腐敗を防ぐ薬に老化促進剤を入れたり、集落を作って閉じ込めたりしていました。
ゾンビの見目に嫉妬しての事なんですけど、他種族にも被害及ぼすのか…。

しかもナツメはこの事に気がついてからは、クロエが早く醜くなった方が他の人が寄ってこないからと言って黙って利用していました。
付き合う前に「俺を裏切らないで」って言ったのに裏切り行為をするとは、さすが思考回路破綻したヤンデレ…。
クロエの外見はなんだろうと関係ない感じでしたので、好きなのは本当なんでしょうけど、嫉妬と束縛の感情で動いてしまうという…嫌でも人魚の性が出るなんて困った種族です。

ハピエンではちゃんと2人で話し合って、向き合っていこうとしていたので、心配いらなそうでした。
最高層と最下層の恋は苦難が付きものですけど、今度は一緒に乗り越えて行ったんじゃないかなと思います。

ノーマルやBADも恋人関係は成立していて、そんなにEDの名前ほどノーマルでもBADでも無かったです。
強いて言えばBADは最後までエゴを通した部分はBADだったかもしれません。
でも、寿命でクロエが死ぬ時まで一途でしたし、その後も転生してまた会おうみたいな巡り巡っても愛は続くような雰囲気だったので、私はこれはこれで良いEDだったと思います。
タイトルの「エフェメラル」はゾンビが他種族と比べて短命で儚いことを言っているのかもしれません。
泣けました。

レイルート感想

レイ
Profile

Name:レイ

Race:吸血鬼

CV:興津和幸

傲慢な貴族の吸血鬼。
美しいものに目がなく、吸血欲のために手に入れたがります。
女子人気は高い。

一言で言うなら面食いの暴君。
プライド高いし、自信家だし、下々の者はエサか観賞道具と認識しています。
俺様な態度や他人をエサ扱い等、ディアラバの面々を必然的に思い出しました。
でも、妹の世話をしていたので面倒見はいいみたいです。

この世界では、吸血鬼も人魚と同じく階級が高いのですが、貴族的な高貴な身分や風格といった気位が高い感じでした。
人魚たちは政界や芸術方面を上り詰めている感じですので、少し違った地位の高さみたいです。

そんな暴君相手なので、このルートは空気を読まずゴリ押しでいくクロエで良かったと思います。
みんな「レイ様レイ様」言って遠巻きに畏れ崇めてるから、ズカズカ行ける存在にスカッとしました。

でも恋愛過程はやっぱり微妙です。
まず、クロエはレイのどこを好きになったのかわかりませんでした。
扱いが最低だったのに急に優しくされてギャップにやられたか、やっぱり絆されやすいのか…。
読んでいて思いついたのはそのくらいでしたね。
恋人になったあとも趣味が合わないだの、レイが何を考えているかわからないだの言っていましたし、なんか薄いんですよね。

また、レイがクロエを好きになっていく過程は察しが着きましたが、気持ちが定まったタイミングはわかりにくかったです。
言葉足らずだからちゃんと思っていることが伝わらないのもあります。

クロエだけ特別扱いで気に入っているのは傍から見ても確かにわかりましたけど…。
多分ですが、周期的にやってくる体調が悪いところを見せた時点ではもう結構懐には入れていた気はします。
その後も血が不味くてもそれを補う価値をみつけましたし。
同族の女性にと立ち話になった時に、クロエを道具と言われて、レイがそれを気にして話を切り上げて謝った時は人権は確実にありましたし。

恋愛を自覚してからはクロエがかなり恋愛脳全開。
ナツメルートではナツメの嫉妬が強烈で、全然何も思わなかったけど、ここではなかなかにレイに嫌われないかどうかに固執してました。
何かある度に気がはやって自分で不安を呼んで、よく泣くシーンもありました。

恋人になる前に、クロエに嫉妬した女子生徒に顔を傷つけられて、レイが褒めてくれた綺麗さが失われたというのがネックなんだとは思うんですけど。
レイがそんなの気にしてないと言っても信じきれずにちょっと面倒な女になっちゃってる感じがしました。
でも、レイはそういうのにも全部付き合ってくれて本当に頭が上がらないと思いました。

そしてハピエンの最後はそれの際たるを見て泣けました。
寿命が8倍違うから、同じ時を生きれないことを悲しむと、クロエの寿命を伸ばすように魔女に依頼。
100年だけ伸ばせると聞いて迷いなく自分の寿命1000年を対価に支払ったのは男前すぎました。
文字通り命を掛けてくれるなんて愛が深すぎる…。
こんなに壮大な愛に育つなら、もう少し恋愛描写が丁寧だったらもっと良かったなと思います。
間違いなく最高の泣きゲーに化けるのに色々もったいなかったです。

BADの方は胸くそ展開で、レイがその後どうしたのか心配になりました。
オリヴィアというレイの幼馴染み兼婚約者が出てくるんですけど、人魚と吸血鬼のハーフなので若干相手の方が上。
しかもレイのものを奪う趣味があって、クロエがターゲットにされてしまいました。
レイと自分が結婚して、クロエを妾にしたらみんな幸せねって高笑いしていましたが、こっちは顔が引き攣りそうでした…。
駆け落ちでもなんでもいいからオリヴィアEDだけは避けてくれたと思いたいです。

ナギルート感想

ナギ
Profile

Name:ナギ

Race:透明人間

CV:堀江瞬

成績優秀で、優しい子。
階級が低く、いびられることが多々あるため処世術に長けています。

穏便に生きる主義のナギくん。
透明人間はネガティブで感情的になりやすい特性があるので、それを抑えて他の人から距離を取っていました。

また、知的好奇心を持っていますが、クロエと違って「なにを失っても知識は自分を裏切らないから」という理由で学んでいます。

それもこれも透明人間の悲しい性ゆえ…。
ゾンビよりは少し寿命が長いのですが、300年ほど経つと完全に透明になってしまって傍から見ると存在が消えたようになる宿命だそうです。
生きていて、周りに人がいるのに忘れ去られて孤独になるのをナギは恐れていました。

でも、クロエだけは透明になっても気配でナギを見つけることができます。
クロエの曾祖父・フレッドが透明人間だったので、隔世遺伝で同族を察知できるそう。
この時点で、ナギにとってクロエは特別ですが、交流するうちに見目も中身も綺麗だと知って好きになっていきました。

ある日、クロエの曾祖母・ユリアが危篤になった時に、一緒に会いに行って挨拶と愛の告白と両方一気にやっちゃうんですけど。
クロエがまだ恋もなにも自覚してないのにナギの気持ちに応えたのはちょっと違和感がありました。

他のルートと一緒でやっぱりヒロイン側の恋愛感情の描写が少なくて読み取りづらいですね。
せめて、クロエが種族の欠点を支え合って寄り添える関係を築きたいと思い至った詳細が欲しかったです。

それよりはユリアが死に際に話してくれたゾンビの腐敗の宿命と誰かを愛する素晴らしさと苦しさの体験談の方がグッときて泣けました。
クロエの入学を止めていたのは、誰かに恋をして自分と同じ苦しさを味って欲しくないという愛と、腐敗に耐えられず自分を置いてい逝った子どもや孫たちのようにクロエに置いていかれたくないというエゴが混じっていてなんとも複雑で切なかったです。

それからクロエが突然アルデリック校に入学できた訳もわかりました。
フレッドが校長だそうで、クロエがユリアの前で話しているのをこっそり聞いたからでした。
ユリアの最愛の人がOKしたらそれはもう腹を括るしかないですね。

ナギと恋人になってからのシナリオは2、3話毎の区切りの短編が続いてFDみたいでした。
クラスメイトとわちゃわちゃして、途中にトラブルが起こって、ナギとクロエのいちゃラブがあって…。
物語自体はとても面白かったです。
特に、性格が反転するジュースをナギが過って飲んじゃった事件は良かったです。
怠惰で、粗野で、チンピラみたいになってしまって治るまで打つ手なしなんですけど、ナギの日頃の行いの良さが効いて救われました。
いい趣味、いい性格してるナツメやレイがナギに対しては偉そうにするでもなく普通にクラスメイトしててびっくりでした!

でも、短編みたいな感じの弊害も出てしまって、ハピエンもBAD EDもナギルート全体のEDではなくLOVER編の9、10番だけの結末みたいになっていました。
持ち主の一番好きな人の記憶を消してしまう呪いのビスクドールのお話なんですけど、夢に出てきそうな怖いオカルトグッズでしたね(遠い目)
クロエからナギの記憶だけがなくなってしまって、真っ当な解決方法が見つからなくて…。

ハピエンで悪魔に魂を売って黒魔術を使って助けるか、BADで何度も何度も恋をやり直すかという、どちらに転んでもシビアな締めでした。
ナギルートの本当のEDをください。

シバルート感想

シバ
Profile

Name:シバ

Race:オオカミ男

CV:近藤隆

明るいムードメーカー。
よく悪魔のエリカと口喧嘩しています。
お勉強は苦手。

シバがいじられキャラなので、コメディチックな場面も多くて面白かったです。
ちょっとおバカなのでおだてに弱かったりして可愛いし、愛されキャラでした。
ナツメにちょっかいかけるのだけはやめとけと思いましたけど(笑)

他のルートでも犬と言われるといつも狼を強調していたんですが、やっとその理由がわかりました。
オオカミ男は満月の夜に狼の姿に変身する特性を持っています。
狩りをして血肉を貪る、本能で生きる獣そのものになるのですが、シバは子犬のような姿になってしまいます。
それがコンプレックスだったみたいです。

レイ曰く、狼としてのプライドがあるから、別種族扱いされるのは嫌なんだそうです。
それを知っていて「駄犬」呼びするレイはいい性格してますね。
そして、無知だったとはいえ、レイが諭すくらい失礼なことをやっちゃうクロエさん…。
ゾンビの集落で井の中の蛙だった弊害が大きく出たなと思いました。
普通だったら腹が立ちますけど、元を辿れば人魚のせいだから責めるに責められません…。

恋愛要素は、シバがクロエを好きになる過程はシバ視点で展開があったのでわかりやすかったです。
物珍しさからの興味だったのが、自分の憧れを二の次にしてでも守りたい人に昇華したのがとても素敵でした。
クロエも、最初からシバが温かくて優しい人だと思っていて、そんな人のために何かしたいという気持ちから好きが芽生えていったかな?という感じでしたので、好きになる過程は一番スッキリしていたと思います。

でも!
シバが、狼が狩りをする森に近づくなとか子犬(自分)を部屋に連れ帰るなとか、警告してくれたのを破ってピンチに陥るのはいただけなかったです。
まぁそれがないと正体バレしたり、シバが他の狼からクロエを守る見せ場が無くなっちゃうので全否定はできないんですけど…。
個人的にあまり好みではないヒロインの行動でした。

恋人になってからもドタバタとハプニング続きで、甘ったるい雰囲気はないんですけど、シバがクロエの事を大切にしているのがわかるエピソードが良かったです。
コンプレックスがあるのでかっこいい狼に憧れていましたが、クロエを傷つけるくらいならなれなくていいと思っていて。
魔女の作ったなりたいものになれる薬を飲んでも獣化しないくらい本気で、いい男だなって思いました。
その薬で人型のまま中身が子犬状態になったのはまぁ愛嬌で(笑)

最後もシバらしいといえばシバらしいエピソードでした。
惚れ薬入りまんじゅうでレイとナツメに悪戯するつもりが自分とオリヴィアに使っちゃって大惨事でした。
同時進行で、読者に優しい世界を見せる禁書が図書室に紛れ込んでしまって、クロエがその世界に囚われてしまいます。

ハピエンではシバを信じてしっかり元に戻るんですけど…。
BAD EDだと現実のシバはオリヴィアに惚れて裏切ったけど本の中のシバは一途で裏切らないから、と現実逃避して本の世界で生きていくことになってしまいました。
悪戯の結果が目も当てられないことになっちゃいました…。

あとがき

以上、個別ルートの感想でした。

シナリオが思ったより短くて、サクサク進みました。
そんなに重苦しいお話もなかったですし、気軽に楽しめました。

ちょっと恋愛過程が煮え切らないですけど、攻略キャラクターに関しては補完できる材料も落ちているのでOKかな…。
でもなんだかんだ萌えてハマれましたし、絵が綺麗だったので、ひとつだけグッズを買っちゃいました。←
タイミングよく通販の情報が流れてきて、めっちゃみたいと思った絵が描き下ろしされていたので、これはもうゾンビの思し召しだろうと…。
手元に届くのが楽しみです。

では👋

いつもありがとうございます。
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