この記事は、ポゼマゼことVita専用ソフト「POSSESSION MAGENTA」のネタバレ感想記事です。
こんばんは。
いつもご訪問いただきありがとうございます。
また、やる気ボタンを押していただき感謝致します。
X(旧ツイッター)の大好きなフォロワーさんにお借りしたゲーム「ポゼマゼ」をプレイしてきました。
(いつも親切にありがとうございます)
プレイした結果、このゲームは色んな意味で面白かったです!
面白かったんですが…。
自分なりの楽しみ方で面白かったってしてるので、ちょっとエキセントリックな感想になっているかもしれないです。
「ゆり子、今日も絶好調だね」くらいの生暖かい目で眺めていただけると幸いです。
よろしくお願いします。
プラットフォーム | PS Vita |
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メーカー | HuneX/COMFORT |
発売日 | 2015年5月28日 |
CERO | C(15才以上対象) |
シナリオ | 浦井あんな/青樹靖子/狐塚冬美/藤村美千穂 |
イラスト | さらちよみ |
キャスト | 前野智昭/斉藤壮馬/増田俊樹/石川界人/小野友樹/岡本信彦/他 |
公式サイト | http://www.comfort-soft.jp/products/pm/ |
私立暁臨海高等学校、通称アカリンに通う主人公・美原鈴(※名前変更香可)はいつも通り幼なじみの音成 奏と静間草太、親友の祭 綾女と共に学校へと向かった。
公式サイト
すると校門でアカリンの生徒会長である青葉大河から、とある話を聞かされる。
「実はさ、生徒が1人行方不明なんだよ」
大河の話によると、昨晩アカリンの生徒である一人の男子が友達と遊んでいる最中に突然別人のように暴れ出し、そのまま行方不明になってしまったのだという。
心配に思いつつも、その話は授業開始の予鈴によって中断されてしまう。
その翌日、いつもより騒がしい校庭でヒロインたちが目にしたのは、行方不明になっていた男子生徒が異様な格好で磔にされている姿だった。
平穏な学校を襲った突然の怪奇事件。
そこから始まる愛と狂気が織りなすミステリーの結末とは…?
機能名 | 有無 |
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既読/未読スキップ・オートモード | 〇 |
クイックセーブ/ロード | 〇 |
バックログ | 〇 |
チャプター(√又は章毎の途中プレイ機能) | 〇 |
フロートチャート | × |
選択肢又は未読箇所までのジャンプ | × |
ヒロインの名前変更 | 〇 |
デフォルト名呼びボイス | × |
ヒロインフェイス表示 | △ |
ヒロインボイス | × |
キャラクター立ち絵の動作(目パチ・口パク等) | × |
ステータス(パラメータ)画面 | 〇 |
アイキャッチ | △ |
フォント変更 | × |
ヒロインは、基本的に画面に映っていませんが、立ち絵が時々出てきます。
また、選択肢を選んだ時に、アイキャッチのエフェクトは無いです。
代わりに当該キャラクターのボイスが流れます。
その他、シナリオ中にアルカナカードや「うさねこ」というぬいぐるみを集める機能もあります。
物語の舞台は、私立暁臨海高等学校を中心とする都会エリア。
大江戸温泉みたいな場所も出てくるので東京なのかな?
ある日、アカリンの生徒が猟奇殺人事件の被害者となり、ミステリーが始まります。
ヒロインは事件後、自分だけが見える愚者のカードを見つけたことにより、事件に巻き込まれてゆきます。
アルカナカードという占いによく使われるカードが出てくるのですが、これがまた普通のカードではなく謎の力を持っています。
見える人とそうでない人がいるから始まり、物語にも深く関わるファンタジー要素になっています。
ヒロインはこちらの子です。
Name:美原 鈴(みはら すず)
Age:17
Status:才色兼備×ヒロイン
穏やかで心配りのできる優等生。
成績も優秀で教師たちからの信頼も厚い。
外見から高嶺の花的な印象を持たれることも多いが、仲の良い友達の間では年相応の表情を見せる。
共通章が序章~7章、個別ルートが8章の途中から…共通章が9割のゲームです。
なので、今回は共通章の感想も書かせていただきます。
というか、個別ルートで内容が被っている部分もまとめて書いちゃいました!
事件が始まり、謎解きをしていくパートなのですが、1章に1人ずつ攻略キャラがフィーチャーされている形でした。
選択肢によっては1周で全員とデートできてしまう逆ハーゲーム(笑)
そして、完全に強くてニューゲームです。
才色兼備のヒロインに対して男女ともに最初から目に見えない好感度カンストが大前提です。
恋愛過程はすっ飛ばしでずっと好きでいてくれるので、愛されヒロインのゲームでした(嫌いではない)
でも、ヒロインは乙女ゲームテンプレの鈍感なので、付き合いが長く距離が近い相手ほどやきもきする仕様。
初手、チャラ男の光介のわかりやすすぎるアタックも効かない鉄壁でした(笑)
幼馴染みの奏と草太は、長らく恋愛対象として見られていなくて苦労もあったんだろうなと簡単に想像できましたね(そしてヨダレが垂れそうにry)
共通章の間はヒロインだけ(鈍感により)全然恋愛をしようとしないので、ルートに入ったらモードに入ると察しました。
そして想像通り恋愛過程はすっ飛ばされ、エンディング間際に突然恋する展開!
裏切らないでくれてたすかります、るんるん!
それから、祭綾女ちゃんというヒロインの親友がまさかのセコムポジションで百合。
親友のことをハニーと呼び、攻略対象がヒロインに近づくと真っ先に「アタシの鈴に何しやがる」と駆けつけてくれます(輩?)
…キャラは嫌いではないですが、完全に出るゲームを間違えちゃった子でしたね…。
男と恋愛するゲームなんだな乙女ゲームは。
ヒロインの親友が一番邪魔してくるってどうなっているの?って思っちゃいました。
結果、恋愛のハードルとヒロインの高嶺の花が増し増しとなり、共通章での恋愛要素は諦めが肝心でした。
なので、シチュエーション重視のゲームだと理解して進め、文字通りシチュとキャラクター同士のやり取りを楽しみまくりました。
一応全体のストーリーは、18年前にロシアで起きた、不思議なアルカナカード絡みの連続事件が再現され始めます。
ヒロインは、1人だけカードが見えて尚且つポゼった相手を元に戻せるので、助けた人を仲間にしつつ一緒に事件の真相に迫るペルソナ方式です。
作中に出てくるキーワード「ポゼる」とは、目が赤く染まって攻撃的な性格になり、アルカナカードに操られて見境がなくなるバーサークモードみたいな感じ?
謎にエロ思考にもなりますし、スチルがCERO:Cをぶち破るし色々面白かったです(アウトです)
親友と攻略キャラが1章に1人ずつポゼっていくので、全員の狂気の沙汰が拝めました。
声優さんたちの怪演も素晴らしくて好きでした。
喉大丈夫かな?ってくらい奇声をあげたり、怖くなるくらい狂ってたり、本当に凄いです。
ちなみに、ポゼを解除するのは「ピュリファイ、ピュリする」です(豆知識ランランラン)
でも、ポゼる原因はカードの能力と仕向けた真犯人のせいとはいえ、トリガーはヒロイン絡みが多いんですよね。
ヒロインが関係なくてもポゼるとヒロインを探し求められますが(笑)
劣等感やら独占欲やらに飲み込まれて、頭の中を塗りつぶされて~と言う感じで無理やり迫られてのしかかり、首絞め、ナイフを向けられ等々…毎回バイオレンス。
…さすが強くてニューゲーム、相手を最凶にしてしまうなんて魔性の女です(違)
正直、暴力的なまでの感情に求められるパターンは好きですけど、攻略キャラからの物理のバイオレンスシーンは個人的には無くて良かったですね。
しかもこのゲーム、ポゼを治したら突然キャラクターが垢抜けして自動アップデートするので、キャラクターの成長過程も自分で好き放題に妄想していけます。
ツッコミは不在の方が断然楽しめました。
私はちょいちょい「そうはならんじゃろ」を挟んじゃって、自分の心の狭さでじわじわ自爆しましたテヘペロ。
事件の犯人と裏にいる真犯人はどのルートでも同一人物で、誰と一緒に犯人に立ち向かうかが個別ルートとしてわかれているという感じで、ひとりクリアしたら真相以外は判明します。
というか物語の冒頭で、バーで真犯人(CV.興津和幸)が校長先生(CV.羽多野渉)にアルカナカードを渡しているシーンが流れるのでミスリードが仕事できません!
恋愛とミスリードに厳しい世界線…(笑)
真相を知る占い師・美玲も何回か出てきて、真相を知っているけど秘密秘密で何も言わないんですけど、プレイヤーからは冒頭でかなりの部分がバレている謎現象が起きているので笑っちゃいました。
占い師が出てくる度に「秘密にしてるところごめん、知ってる」って思ってました(笑)
最後に校長先生に迫っていくときは、一応ルートに分岐して、ヒロインと一緒に行くキャラは違うけれどだいたいが同じ展開でした。
鈴と一緒に来ているキャラ以外について、なぜか一人ずつ振り返ってコメントを残していくのが毎回面白くて、2周目からはコメント目当てでプレイしてましたね。
最初の印象から見る目変わったな~とか、ツンな認め発言とか、「ああ見て〇〇だよね」とギャップを語ったりとか、かなり面白かったです。
ちなみに、この振り返りの途中で、鈴は相手を意識して突然好きになります。
校長先生を助ける過程も説得は叶わず、カードで正気に戻す形になるんですけど…。
毎回丸腰で行くし、相手のカードが具現化してモンスターVS生身の人間なのが解せなかったです。
戦闘は一番ツッコミどころ満載で、飽きませんでした(もちろんツッコミは不在状態)
以降はネタバレ回避のため【▽ネタバレ】ボタンを設置しています。
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閲覧後の苦情等はご容赦ください。
よろしくお願い申し上げます。
攻略キャラの誰ともくっつかないEDです。
共通章の綾女の動きを見ていると、ノーマルというかキマシタワーEDと言ってもいいくらいでした(笑)
綾女はさばさばした性格と男勝りな口調、空手を習っていてそこら辺の男子よりめっぽう強い子です。
このEDでは、周りに女らしくないと言われてしまう自分を、そのまま受け入れてくれた鈴を綾女は好きになったという百合とも友情ともとれるエピソードが流れて爆笑しました。
綾女は男嫌いなので、百合感の方が凄いですけど(笑)
「ハニーは私が守る」とか「ずっと一緒にいようね」とか、綾女が言うとシャレにならんようなセリフが並んでいて、何のゲームをしているのやらわからなくなりそうでした。
そして、校長先生を女子2人で突破してしまい、男子にマウントをとっていく綾女…何回も言うけど本当に出演するゲームを間違えましたね…?
「名誉挽回のチャンスをくれないかな?」って乙女ゲームの雰囲気を戻してくれようとする光介がありがたすぎました。
チャラ男が救世主、後光が差した気がしました。←
綾女セコムに阻まれ続けてもへこたれず、分け隔てなくレディー扱いしながら、鈴が特別ですってしてるの優しすぎて好きでした。
もちろん他のみんなも鈴への気持ちを諦めてはいないんですけど、ノーマルEDの存在感が薄すぎて、もし後日談があったとしてもセコムが強くて恋愛は始まらない?とまで思っちゃいました。
それからご丁寧に綾女BAD EDまでご用意されていてまた爆笑です。
対応するアルカナカードの絵柄のような死に方をしますが、綾女の恋人のカードは男女が手を繋いでいる絵柄…。
校長先生を倒しにいって返り討ちにあった鈴と綾女が手を繋いで絶命する結末でした。
悲しい、可哀想、などの次元はとっくに超えていて、女性向け乙女ゲームに堂々と百合展開があることに頭を抱えました。
公式が最大手のヤツです(確信)
Name:音成 奏(おとなり かなで)
Age:17
Status:奔放王子×居候幼馴染
CV:前野智昭
ヒロインの幼馴染みその1。
幼い頃に美原家に引き取られ、ヒロインとは家族のように一緒に暮らしています。
ヒロインを「ハニー」と呼んで妹のように溺愛していますが、本人は良く思っていません。
飄々としていて込み入ったお話ははぐらかします。
奏ルートは、奏の微妙な立ち位置から「家族」をみたときの問題を掘り下げるルートでした。
共通章のときからめちゃくちゃ鈴に構ってくれて、よく頭を撫でたり、「お兄ちゃんだから」という魔法の言葉を使ってヒロインとの物理距離は近かったです。
「一緒に寝ようか」なんて冗談を言ったりしますけど、結構内心は本気で言ってましたね絶対。
何しろ、ハピエンで「出会った時から鈴が好きだった」って言いましたからね!
お兄ちゃんポジションにずっと性的な目で見られているゲーム…背徳の味が美味ですね。←
BAD EDでは(ポゼって)溺死をかまされますし、なかなかデンジャラスですわよこのお兄ちゃん。
でも、奏はいつも飄々としていて、はぐらかすのが得意なので心の距離は微妙な隙間がある感じでした。
鈴も奏のことは幼馴染みとして見ているようで、妹扱いされるとあしらっていましたが、そうか…。
私はプレイする前に奏のキャラ紹介を呼んで、「え、鈴はもう奏に女として見てほしいの?」って思ったんですけど、早とちりでしたね。
対応に困っているだけ(笑)
全然異性としてみていなくて、奏ルートに入ってから突然に恋愛スイッチが入りました。
いままでの扱いをイヤッイヤしていたのに奏のどこを好きになったのか…イマイチわからなかったですけど、一緒にいた時間は圧倒的に長いですし、今回危険な目にあったことでのつり橋効果なのかな…?
奏が自分の確信を触らせない人でしたけど、ルートに入ると、本当の父親を密かに探していたり、美原家にとっての自分について血が繋がっていないから愛されていないのではないかと思ったり、色々と葛藤を抱えていて鈴にすら余裕のない態度まで取り始めたので相当に気にしていたのかなと思いました。
距離を感じたのもおそらくこれが原因なのかな…。
まぁ奏の実母が亡くなったショックで実父がおかしくなって奏にバイオレンスしていたという過去があって、奏も記憶がなくなるくらいショックを受けたみたいなので、隠ぺいしても「良くない」とは言いにくいです。
鈴の両親が隠していたのは多分優しさなんでしょうけど、難しい選択だったと思いますね。
で、奏は自分から真実を追い求めて知ってしまったのですが、ポゼ状態で家族に対して暴言のオンパレードしはじめたのはなんか違うなと思いましたね。
ポゼ状態の時は本心ではないらしいですが…。
記憶喪失になるほどバイオレンスがダメなのに、自分が鈴に言葉のバイオレンスしちゃうのか、と…。
それよりは、文章を読んでいて、アルカナカードの示す意味がその人に当てはまっているし、本人の無自覚な深層心理が暴力的な形で表れて制御不能になってるのかな~と言う気がしました。
カードに飲み込まれるほどだから奏にとっては大きな孤独として何年も巣くっていたんだと思います。
ちなみに奏は女帝のカードで逆位置の「迷い。無関心な態度。家庭内トラブル。問題のこじれ。流される愛情。」でした。
(女帝だから「女としての」という枕詞が付くというツッコミは不在です、いいですね不在です!)
ポゼはカードを使って解除するので、共感や説得云々はすっ飛ばして無いものと理解していましたけど。
思いつめていた奏をポゼを通して救えたくらいに思わないと、ポゼの意味が見いだせないノルマに思えちゃうので、色々自分でも頭をひねってシナリオを読みましたね(小声)
ポゼを解除して、最後に事件の犯人である校長先生と対峙して戦うときに、突然両想いになっていてびっくりだったんですけど(笑)
奏がはぐらかさずに「鈴を守りたい」とかなんとか言っていたのは正直になっていて良きでした。
お兄ちゃんの皮を被った狼を祝・卒業!
ハピエンは何故か結婚の誓いを立て始めてジェットコースターすぎました!
家族の形を変えるってことなんでしょうけど、もうなんだかプレイした記憶も一緒に吹っ飛んでしまいました。←
グッドエンドの方が私は好きですね。
校長が罪を償う機会もなく亡くなってしまいますが、奏と鈴の関係は恋人になったところでしたので、安心しました。
後日談があるならこちらのバージョンでみたいし、お互いにどこが好きなのか後でこっそり私に教えてほしいなと思いました。
Name:静間 草太(しずま そうた)
Age:17
Status:ゲーマー×ツンデレ
CV:斉藤壮馬
ヒロインの幼馴染みその2。
ツンデレ天邪鬼で素直になれないタイプです。
冷めたコメントはピカイチ!
でも、物事をよく観察しているので、事件を探る上でもとても頼りになる意見をくれます。
草太ルートは、草太が鈴のヒーロー(英雄)になるお話でした。
なんでしょう、終始応援したくなりました。
草太は基本ツンデレなんですけど、結構デレるシーンも多くて可愛かったです。
ゲームオタクらしく人生をゲームと呼んでいて、友だちや周りの人もゲームのキャラクターみたいに解説してくれるのが面白かったです。
私もオタクなので、思考回路の回り方に共感しやすくてたすかります。
得意分野がくると熱くなるよね(シミジミ)
光介の歯の浮くようなセリフには「ねぇわ」とすごく冷めたツッコミを入れたりしているのもツンが出ていて好きでしたね。
事件についても、ゲームのダンジョンやイベントのような切り口で考えいて、褒められたり突っ込まれたりするといつも照れていて可愛かったです。
「どうしたの草太?顔、赤いよ?」「な、何でもねぇ!」のやり取りは最高でした。
つい、オタク思考しちゃうのがすごくわかってシンパシーも感じましたね。
事件は不可思議なことが多いので、ゲームっぽく考える草太の意見が的を射ているパターンも多くて、そのまま貫いてー!と何度も思いました!
仲間たちは馬鹿にしないけど、刑事さんたちは信じてくれない時間が長いし、当たってるのに事が起きるまで「それは無い」って空気になるのがちょっと可哀想でしたね。
それから、草太の拗らせ方が幼馴染みの関係ならではなので、楽しかったです。
中学生の時に鈴に送った告白メールに対して「言っている意味がわからない」って返事をもらっちゃったんです。
でも、草太が送ったのは実は全く違うメール。
今日まで勘違いしていて、しかも鈴は奏が好きと思い込んでいてぐっちゃぐちゃ!
ゲーセンでデートした時も思い込みから奏に嫉妬してプンスカしたりして可愛すぎました。
草太自身は辛かったのは重々承知で、シチュエーションが美味しすぎて私はニコニコでした。
なので、ルートでは両思いになれて良かったです。
草太は鈴のヒーロー(勇者)になるのが夢だったんですけど。
ハピエンでは、2人で校長先生に立ち向かう中、鈴が草太の男らしさに突然トキメキ始めるんですね。
そして諦めずにピンチを守ってくれた草太に「私のヒーロー(英雄)」って言うんです。
勇者も英雄も男の子の憧れって感じですけど、英雄は非凡で特別な感じがあるので、鈴にとってとても魅力的な草太になれたということでいいのかな?
夢に抱いた存在以上になれて嬉しそうな草太は可愛かったです。
グッドエンドでは、人生(ゲーム)の未知の展開や未来に怯えていたから勇者になかなかなれなかったけれど、事件の解決を通して鈴がそばにいれば無敵の英雄(ヒーロー)になれるという自覚が芽生えました。
だから「俺の姫(ヒロイン)になって」と草太らしい告白を聞けてキュンしました。
自信も持てて、素直に好きと言えて、草太の勇気に乾杯したかったです。
Name:橙山 光介(とうやま こうすけ)
Age:17
Status:英国紳士×エロメガネ
CV:増田俊樹
イギリスから帰国してアカリンに入学し、生徒会の書記を務めています。
女の子を見るとすぐに声をかけてしまうチャラ紳士。
でも、得意の話術とポジティブな言葉選びで、事件の解決に力を貸してくれます。
本当の愛がわからなくなってしまった光介が愛し愛される意味を見つけるお話です。
最初は、常にスマート紳士をキメてくれる光介くんってどこがエロメガネって思っていました。
女の子みんな大好き、声はかけまくるけれど不埒なことは特にないし本当に謎でした。
が、途中BADでポゼって突然カミングアウトされて大爆笑してしまいました。
「女を何人抱いても、愛がわからない~」って。
攻略対象は全員平等にDTだと予想していたので、バランスブレイカーが潜んでいてめっちゃ光介好きになりました(何の話?)
シナリオの中では、得意の話術でどんどん事件の情報を集めてくれるし、凄く冷静なブレイン役を担ってくれるし、めちゃくちゃしごでき。
おまけにスー先輩には対抗心むき出しで犬猿の仲。
…どう考えても私の推しの一人、なんとかフランチェスカの類友タイプで「それは好きでFAだわ」って納得しちゃいましたね。
そうなると、いちいち大げさな言動が面白くて可愛いく見えるようになりました(笑)
Unbelievableは「アンビッリーーバ!ブ!ゥ!」だしMarvelousは「マァァーベラッスッッ!」だし、Jesusは「ジィイイーザッ↑スッッ!」だし、言い方がとことんツボ。
英語すら吹っ飛んで「やったー!」って喜んでるシーンもあって、感情表現が豊かでホントに面白ぇ男でした。
そして、輩な絡みをしてくる祭さんにも一回も言い返したことはなく、何が飛んできても褒めていて紳士すぎました。
アルセーヌ・ルパンに憧れているのは伊達じゃないですね。
貫けるメンタルも強くて、普通にかっこよかったです。
それから光介の問題ですが、この子は帰国子女で中学生の時はイギリスにいて、その時に現地のJDに夢中になりましたが、捨てられてトラウマになっちゃったんですね(泣)
(捨てたオバサン出てきなさい←)
それで、女の子にばんばん声を掛けて行って、自分は人を愛せるのか、愛してくれる人はいるのか、日々彷徨っていたんじゃないのかなと思います。
恋多き感じなのに、実はまだ愛される感覚を知らないですみたいなのは好きです。
で、鈴に出会って、自分は鈴を愛しているけれど鈴から愛が返ってこなくてもいいという綺麗な愛の化身に自動アップデートされました(過程はすっ飛び)
自分の甘い言葉に踊らない鈴に興味を持ってアタックしまくりで、真剣に向き合ってデートも告白もしたんですけど、1回玉砕したのは可哀想すぎましね。
全キャラの中で一番わかりやすくアプローチしてるのに仕舞いには「冗談だったのかな」とか思われてて…さすがに鈴やべぇってなりました。
鈴も恋をしたことがないから、愛とか言われてもピンとこないのは良いんですけど、真剣な光介を目の当たりにして冗談解釈は人の心なさすぎ!
エンディングまでずっとお友達でナイトなポジションを貫いて命まで張ってくれた光介に、都度Thanksくらいは言うべきでした(?)
ハピエンは、告白のやり直しEDでめちゃくちゃ好きでした。
校長先生との激闘後()、みんなのいる前で鈴に告白してOKと公認を頂けました。
鈴から「私の王子様だからナイトにはなれないよ」って光介流に寄せたのを見て、やっと心が宿ったかと思いましたね。←
光介が嬉しそうで、私は泣きそうになりました。
グッドエンドは、告白のやり直しとかはなく、事件が片付いたら急に「ずっとそばにいてね」の関係になっていました。
みんなが悔しそうにしていたので、付き合うことになったと解釈していいのかな。
共通章で1回断られている分、ハピエンの方が私好みでした。
それからBAD EDはえぐかったですね。
カードに殺されて~の流れはみんな一緒なんですけど、光介はいままでカードに食われた人々の怨念に生きながらに食い殺される(物理)で苦しみが長かったです…。
もしかして公式にえぐくて泣けるじゃろ、と圧を掛けられていた?(鈍感)
Name:青葉 大河(あおば たいが)
Age:18
Status:生徒会長×軍事マニア
CV:石川界人
明るく親しみやすい生徒会長で生徒からの信頼も厚く、慕われています。
ミリオタで、アカリンの生徒会も軍隊のように仕切っています。
まさかの、過去のトラウマを自分の努力で払拭済みの男!
ミリオタらしく、軍隊みたいにみんなの指揮をとってくれる頼もしい生徒会長と事件を追うルートでした。
大河は面倒見が良くて気さくな感じで、鈴も結構言いたいことをそのまま言える感じの気の置けない男の子です。
「おバカちゃん」という愛称で年下子ども扱いして先輩風を吹かせることもあるんですけど、実は鈴のことを異性としても気に掛けていたりして隅に置けないですね。
鈴に興味を持った光介に、嬉々として鈴の人物像を解説してマウント取っちゃうのも煽り中で可愛かったです。
女の子の扱い方全く知らないので自分のテンションでいっちゃうの不器用でフフッてなっちゃいました。
逆に光介に、鈴のことを好きなのを見抜かれた時は「そんなんじゃねぇ」って天邪鬼してましたけど。
その前に返そうとした言葉も「他の女とは違う気がする」…全く素直になれてないのずるすぎました(かわいい)
女性の扱いを心得ている光介の言葉を気にして、すずにデートのハウツー本みたいなのを買いに行っちゃってるのももう本当にゼロから頑張ってる感があって可愛かったです。
(可愛いしか言ってない語彙力ry)
そんなTHE思春期少年な大河ですが、幼い頃はいじめられていました。
しかも相手は愚者のカードに食われて亡くなった桐生くんの兄とその仲間たちです。
弟が事件で亡くなったことに因縁をつけてまた大河に絡んでくるんですけど、さすが強くなった男!
身に着けた力を誇示するのではなく、身を守るため火種を大きくしないために立ち回っていてかっこよかったです。
なので、桐生兄の鈴に危害を加えるという脅しからポゼって言ったのがちょっと不思議に思っちゃいました。
強くてニューゲームだからもあるんですけど、自分で「強くなった」と胸を張れるほど過去を乗り越えている男が、ただの脅しで情緒がおかしくなるかな~と考えてしまってね…。
鈴のことを異性として気にしている描写はあるし、もうすでに弱点になるほど溺愛していたってコト?
でも、ポゼってる時も桐生兄を害してやるじゃなく、鈴を傷つけたい騒動に駆られていたので、めっちゃ好きになっているのも変だよな~とちょっと、初恋を始めたばかりのセンチメンタルな生徒会長の心は難解でした。
それにしても大河のポゼは結構怖かったです。
3Dプリンターで合法の武器を作ってくるとか…みんな丸腰だけどどうするの?ってハラハラしました。
BADにいくと普通に銃で撃たれてTHE ENDでしたし、武器思ったパワーの男と対峙してみんな無事でよかったです。
そして恒例の校長先生の元へ向かう間に、両想いになります。
しかし、大河先輩ポンコツ。←
何で校長先生の時は武器を持ってこなかったんですか、ミリオタの血が泣きますよー!
ハピエンとグッドエンドは大差はないですかね。
でも、ハピエンの最後に鈴と大河の2人で抜け出してバイクでドライブに行っちゃうのは、ミリオタの青春らしかったです。
バイクは共通章に引き続き2回目なんですけど、1回目は2人乗りで大河に抱き着くのを鈴は恥ずかしがっていたけれど、2回目はそんなことはなくて、順応性たっか(笑)
2人きりでいちゃつき始めていいぞもっとやれのEDでニヤニヤが止まりませんでした!
BADは塔のアルカナカードの再現なんですけど、ただ高いところから落ちで亡くなるだけの痛い展開で可哀想でした。
Name:蘇 明杰(ス- ミンジェ)
Age:18
Status:チャイナ×俺様金持ち
CV:小野友樹
俺様な転校生。
付き人の望月(ウァンユエ)の功績も自分の実力と思っちゃう人です(望月もそれでいいと思ってる)
名家の大富豪で自信満々な先輩ですが、所謂「普通」というものを知らない切ない面も…。
スー先輩に本当の愛情を知っていただくルートでした。
大富豪の息子で、お金さえあれば何でも手に入ると思っている偉そうな俺様ボンボン!
「俺に命令できるのは俺だけだ」、などと自信満々の発言も多くて読んで字のごとくの性格のキャラでした。
(そのセリフ、ス〇ーウォーズで100回聞きましたよ、ハン・ソロという人からフフッ!)
鈴との初対面でも、初手顎クイからの「お前、いくらだ?」とお金で解決しようとする偉ぶりようですよ(褒めてる)
それに対して鈴も「失礼です」とビンタで応戦…だいぶエキセントリックな展開で掴みは完璧でした(笑)
テンションが上がりまくりましたが、スー先輩のバックグラウンドが見えてくると、傲慢の中に潜む繊細さにギャップ萌えでした。
家族は全員別居。
実母を母とは呼ばせてもらえず、人の愛情を欲するスー先輩にお金を与えることで愛情注いだつもりでいるモンスターペアレントでした。
過程はわかりませんが、スー先輩は母の行動しか知らないのでお金を与えること=愛情表現と考えて、鈴にもそうしたんですよね…。
寂しがり屋とストーリー中にも言われていたので、本当の愛情が欲しいけどどうやったらもらえるのかがわからない迷子で可哀想でした。
で、鈴と接する中で、簡単に落ちない彼女に興味を持ち、デートを通じて好きになりました。
アイスクリームを食べたり、夜景を見たり、スー先輩の知り得ない場面で鈴が笑顔になるので、少しずつお金じゃないんだなというのを理解していったのかな?
デートの日の終わりに付き人の望月の要望でもう1回会いに行ったら「我爱你(ウォーアイニー)」って囁かれちゃいました(早っ)
そして鈴は乙女ゲーヒロインの特殊能力「局所的難聴」を発動!
スー先輩の愛してるは独り言で終わりました。
…慣れ親しんだこの感覚、嫌いじゃない。←
ハピエンでは、付き合うこと?になります。
スー先輩が、鈴が如何に自分の将来の伴侶として相応しいかを戦闘中に熱弁してくれます(笑)
さすがの鈴も色々気がつくんですけど、好きはすっ飛ばして突然愛してる状態になって笑っちゃいました。
2人して極端of極端。
校長先生に勝ったあとは教会に直行する気でしたし、望月が諌めないと本当に交際ゼロ日婚する気でした(笑)
笑ってばっかりですけど、それだけ愛情に飢えていたという真面目解釈も通用するのがずるかったですね。
最後はスー先輩の滞在しているホテルに遊びに行って、押し倒されたえろスチルが出たので大歓喜でした!
グッドエンドは、スー先輩は愛してる、鈴は好き(かも?)とちょっと気持ちに差がある感じでした。
でも、みんなの前で、誘導で鈴に好きと言わせて「俺のものだ!」発言は面白かったです。
スー先輩が鈴を独り占めしようとするのを全員で追いかけて~みたいなコメディチックなEDで、ニコニコできました。
…アルカナカード事件の真相は放ったらかしでしたけどね(汗)
BAD2種はどちらも好きでした。
校長先生との戦闘で殺されてしまう方は、「魂で敗北するな」と誇り高く、気持ちを強く持つように勇気づけてくれるスー先輩がかっこよかったです。
死ぬ直前まで俺様を貫き通していて、ブレなさがまた良かったです。
剣で滅多刺しとか、だいぶえぐいやられ方したんですけど、鈴もスー先輩に習って最後まで相手に屈しなくて…なんだか泣くより感動しちゃいました。
もう片方はポゼったスー先輩に痛めつけられる系なんですけど、完全にディア〇リックラバーズのカタルシスを感じました(?)
ナイフで傷つけられ~吸血鬼みたいに血を啜られ~スー先輩まさかの人間扱いされなくなった?と思いました(爆)
でもスチルがまた耽美で眼福でした(ありがとうございました)
スー先輩、実は1番大人向けスチル多かったですよね。
だいたいは鈴がえろいコトされているパターンですけど、校長先生との戦闘ではスー先輩が触手にえろいコトされそうなのもありましたよ!
…もしかして色んなヘキを網羅してるルートだった…?(結論)
Name:桃井 優一郎(ももい ゆういちろう)
Age:16
Status:貧乏×天然青年
CV:岡本信彦
マイペースでのんびりした感じの天然くん。
ですが、アルバイトをいくつも掛け持ちしていて、家族のために日々頑張っています。
数学が得意でその頭脳を活かして事件解決に協力してくれます。
桃井ルートは、日々頑張っている彼に尊敬しか湧かないルートでした。
そして、ちょっとこのルートでは私がトゲを持っています、ご了承くださいませ。
桃井くんは母と幼い弟2人のためにアルバイトをかけ持ちしていて、めちゃくちゃ忙しい子です。
性格もあるのか、余裕がなかったりせかせかした感じもそんなになくて、穏やかないい子で凄いなって思いました。
事件の解決にも手を貸してくれて…桃井くんの貴重な時間をもらったことに対して対価を渡すべき。←
ポゼ仲間になる前から、スー先輩と一緒に国家機密情報までセキュリティを解いて情報を持ってくるしめちゃくちゃに有能な縁の下の力持ち役をやってくれて、桃井様々でした。
それだけ大きな仕事をしてくれて、もうあとの事件のこととかみんなでやるから桃井くんの苦労が少しでも軽くなる展開はないのか?ってずっと思っちゃいました。
携帯電話すら持っていないカツカツの生活をしているのにEDまでいっても、事件を解決して鈴と恋人になるだけで、暮らしが改善したとかではないんですよね…。
事件を追っている時はスー先輩が連絡方法もバイトもなんとかしてくれましたけど、その後大丈夫そう?って1番心配です。
バイトバイトバイトで全く会う時間無いのでは…?
いっそ鈴が桃井くんのバイト先のどこかに就職して一緒にバイトする未来とかだと顔を見る時間が取れて一緒に働けて幸せ度高いのかも、とか色々下世話な妄想力が仕事しました(笑)
鈴と桃井くんは、桃井くんの母が怪我で病院に運ばれたのに付き添ったのをきっかけでお近付きになります。
最初は桃井くんより母親の方が積極的でびっくりでした。
鈴は確かに桃井母を助けましたけど、何を思って初対面の子と息子とくっつけようと思ったのか…?
お礼と称して温泉施設でのデートまでセッティングしてくれましたけど、お礼以外のニュアンスも100%含まれていて、母親策士?って思っちゃいました。
でも、デートは楽しかったです!(現金)
桃井くんはどこかふわふわしてる印象でしたけど、ヒロインの浴衣姿を褒めるところから始まり、意外とリードしてくれて良い方のびっくりでした。
倒れたら男が下になるとか、手を繋いでドキドキとか、王道のシチュが連発されてニコニコしました。
もうすでにたくさんの苦労をしているのに、鈴先輩のことをいつも考えてくれて…なんか泣けました。
ヒロインはもうちょい自分の事は自分でやって先輩らしいところも見せなきゃですね。←
でも、鈴が「頼りになる」って言うと桃井くんは照れて嬉しそうにするし、結構頼られて嬉しいタイプみたいなので鈴との相性は良いのかもしれません。
ハピエンでもグッドエンドでも、付き合うことになるのですが、先述の通り桃井くんの抱えたものは何も解決しませんでした!
しかもハピエンでは、突然桃井くんが将来結婚しようみたいなことを言い出してフリーズしました。
…えっと、それを目標として今の状況を良くしてみせます、先輩見守っていてくだい、の説明を抜かしちゃったのかな?
バイトが忙しくても慌てたことないのに、もう慌てんぼさん!
BAD2種ありましたけど、ナイフか溺死です(えぐい)
節制の能力で滝つぼに落とされたのは水だけに、なんか、うん、って感じで流せたんですけど。
(桃井くんが作中に「肉まんは憎まん」等と言うダジャレをぶち込んできたので私もちょっと便乗しました、さーせんでした)
ポゼってナイフを突きつけられる方はしんどかったです。
じわじわ切りつけられて痛い…。
ポゼってる桃井くんも刀身を握ったせいで血だらけで痛い痛い…。
BADはどうせ死ぬしいっそひと思いにやってくれとすら思っちゃいましたね。←
誰かのルートをクリアするとトゥルーEDが解放されます。
校長先生を陥れた真犯人(リュディガー)の目的と、鈴の真相が明らかになります。
そして、奏の一人勝ちルートでした。
まず、リュディガーの目的は異世界を浄化することでした。
突然に何を言い出すの?ってなりましたけど、リュディガーは鈴たちがいる世界と表裏になっている異世界の人。
その世界は、表の世界の負の感情が流れ込んできて暗黒に包まれてしまったそうです。
そして彼は浄化を達成するために教育された工作員で、浄化の条件である太陽のアルカナカードを使える人材を探していたのでした。
18年前のロシアの事件もリュディガーが犯人で、目的は達成されずに終わってしまったそう。
それで、2度目の正直が今回だったわけですが、私は普通に外道だと思いましたね。←
占い師の美玲と愛し合うようになって鈴を授かったんですけど、鈴に最初から太陽のカードを仕込んでいるわ、鈴の周りの人々を巻き込むわ、なりふり構わずに誰かを傷つけまくっているんですよね。
それに、どんなに実子が嫌がっても異世界に無理やり連れていこうとするし、アイシテルアピールをされてもポカンです。
リュディガーに「本当のお父さんだよ」と突然言われても「無理です」ってなりました。
美玲は、娘を里子に出してまで自分たちから遠ざけるくらいしたけれど、リュディガーのことは秘密秘密で全く話してくれなかったので、どちらも愛してるからどちらかに味方することができなかったということなのかな?
霊感が強くて忌み嫌われていた悲しい過去があるみたいで、リュディガーは美玲の救いになった人なので、美玲からしたら切れない、ですよね。
うーん、複雑。
でも、美玲が連れ去り現場に出てきたら収集がつかなくなって、リュディガーがヤケクソをおこして「めんどうだから、まとめて異世界に連れていく」とか言い出して、もう耐えきれずに大爆笑してしまいました!
奏は一緒にいただけなのにとばっちり。
そして、奏のおかげでリュディガーを説得できました。
鈴を逃がしてひとり、リュディガーと対峙して裏の世界を救う策を話し始めて納得させたんですよね。
しかも、鈴の実父だから倒そうとか思ってなくて、血の繋がった両親がいない奏だからこそ知っている辛さを鈴に味あわせないように配慮しているのがイケメンすぎました。
1年間の猶予で、ネットで人々の良心を広げるというかなりの無理ゲーをやることになりましたけどね。
個人的には、ヒロインがやるべきことを全部奏がやっていて、主役ってなんだっけ?って思いました。
EDまでいくと、奏と鈴が両思いになっていて他のキャラは完全にかませ犬になりました(大惨事?)
攻略上、全員とデートしたんですけどね〜どうしてこうなったのでしょうね。
A.このゲームは校長先生に一緒に挑みに行った人と恋人になるから(笑)
最後に奏が着いてきた時点で、運命は確定でした。
奏以外の全員が可哀想とか、強くてニューゲームさん怖いです!
ということで、真相がわかっただけで、完全解決することなくもぞもぞっとトゥルーEDが終わりました。
ひとまず全てのトロフィーも回収してポゼマゼクリアです。
自分なりの楽しみ方をしたので、最後まで楽しくプレイしたのですが、誰か1人+トゥルーでシナリオの全容わかるので、繰り返しプレイするのが苦痛になる方がいても共感できる構成でした。
奏以外が可哀想なのが私は1番気になるかな…。
キャラ萌えゲーとしてもトゥルーが看過できなかったので、割り切ってプレイしてもモヤモヤが残っちゃっいましたから…。
あとこのゲーム、人様はどのような感想を持ったのかと気になって調べたのですが。
その過程でクソゲーオブザイヤーに選出されているのを知って、久しぶりに声を出して「え!?」ってしちゃいました。
しかも貶すどころかもっともな意見しか書いていなくて、「ですよね~」って丸め込まれそうになりました(笑)
楽しめたのでクソゲーではない絶対。
いい意味でも悪い意味でも「私たちの問題作」ですかね。
コンプした方と色々分かち合うための感想会をしたい、そんなゲームでした。
ではまた次回👋
いつもありがとうございます。
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