こんばんは。
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今回は「テミラーナ国の強運姫と悲運騎士団」をクリアした後の評価記事を書いていきます。
個人的にはドハマりまではいかないけど、とても面白くて楽しめた作品でした。
いつものことですが、良いところだけ書くようなことはしないので、ゆり子個人の意見として見ていただけると嬉しいです。
そしてなにかの参考になれば幸いです。
もくじ open
プラットフォーム | Nintendo Switch各種 |
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メーカー | オトメイト×イチカラム |
発売日 | 2023年4月27日 |
CERO | B(才以上対象) |
メインシナリオ | 雨宮うた |
イラスト | 煮たか |
キャスト | 古川慎/狩野翔/小林裕介/坂口周平/山本和臣/他 |
公式サイト | https://www.otomate.jp/tsuitsui/ |
ここは身分も職業も全てが生まれた月により決定されてしまう世界。
公式サイト
その東の果てにあるテミラーナ国に、今から15年ほど前、第三王女として額にアザのある赤子が誕生しました。
その赤子は『呪われた王女』と噂され、城から離れた屋敷で、家族とは別々に暮らすことを余儀なくされました――
しかしそんな彼女に、大きな転機がやってきます。
16歳の誕生日を間近に控えたある日。
決闘大会“ヘリス・デュエルム”の会場で、目が眩むような強い“光”を放つ5人の男性たちを目にしたのです。
——そう、この『呪われた王女』には特別な強運(ちから)が宿っていました。
自身に命の危機が迫ると、それを避けろと知らせるかのように
物や場所が光って見えるのです。
王女の強運(ちから)を知る周囲の者は、危険な人物だから光ったのではないかと助言しましたが……今まで見た“あの光”とは違う。
王女は自分の直感を信じ、光って見えた者たちを騎士団として招き入れることにしました。
しかし彼らの中には剣術経験がないばかりか、騎士に興味すらない者もいます。
そんなたった五人の小さな騎士団と共に、王女はこれから巻き起こる“厄災”を、乗り越えてゆくことが出来るのでしょうか——?
ゲームの核心に触れる内容は控えていますが、説明上軽度のネタバレはあるかもしれませんのでご容赦願います。
特にまっさらな状態でプレイした方は以降の閲覧にはご注意ください。
よろしくお願い申し上げます。
糖度はそんなに高くありません。
ルートによってもバラつきがありましたし、糖度の補填が欲しいと思いました。
例えば「姫様をお守りする」のようなな定番のセリフももちろんたくさん出てきますが、姫としてちやほやされるばかりでは無いですね。
キャラクターの欄でも書きますが、ヒロインが自分で頭を使って行動していくしっかり者なことと、徹底的な悪役キャラに良い雰囲気や気分を阻害されることも多かったことで、恋愛漫画のヒロインではなくファンタジーの主人公感が強かったです。
でも、恋愛過程は全員丁寧でした。
時間の変遷で信頼が恋に変わっていく様子が見られて良かったですし、少ないですが心情描写も楽しめました。
それから、甘いセリフやキュンとくるシーンもちゃんとあります。
ベタベタしすぎないし全体的に綺麗な印象でしたね。
OP曲は「ソラレスの花」、ED曲は「ルナキアの光」、挿入歌は「ルナミアの光」です。
この物語の太陽(ソラレス)と、大小2つの月(ルナキア・ルナミア)がタイトルになっています。
ED曲と挿入歌は多分同じ曲かな…?
この2曲は流れるタイミングが秀逸でした。
BGMは挿入歌を含め38曲。
穏やかな曲が多いですが、中には壮大なものもありました。
私は壮大な方の「悪運を蹴飛ばして」が好きでした。
ヒロインのセシリアは強くて賢い王女です。
呪われている、と忌み嫌われているため、相手をかわす処世術を身につけていて、実年齢の16歳より大人びた印象でした。
また前向きさと優しさも持ち合わせていて、呪いのことで悲観したり、相手の身分によって差別したりもせず、好感が持てました。
攻略キャラはセシリアの騎士となる人々です。
身分から何から全てバラバラで、それぞれに事情も抱えています。
でも、全員とても信頼できる騎士として成長してくれるので頼もしい面々でした。
キャラクター同士のやり取りはノリもテンポも良くて楽しかったです。
サブキャラはめちゃくちゃ攻略したくなるような人と、完全なる持ち上げの悪役がいて、二極でした。
実は一番王道の騎士様だなと思う人もサブキャラにいました(笑)
それから、悪役にはかなり不快な思いもさせられるので、設定が徹底されているなと逆に関心しました。
ただ、良いシーンの余韻も悪い人たちに吸われてしまいがちで、浸れなかったのは少し残念かな。
私の推しはエリックとヘリングテール騎士団長でした!
各ルートのネタバレ感想はこちら
合計のプレイ時間は40時間程です。
共通章が6時間、個別が5~5.5時間くらいでクリアしました。
EDはそれぞれトゥルーEDが1つ、ノーマルEDが1つでした。
BAD EDはありませんが、ノーマルEDは結構悲しめでしたね。
途中のゲームオーバーのようなEDもいくつかありました。
また、隠しルートは7時間程でクリアしました。
共通章は明るめで、個別ルートはシリアスでした。
かなりボリュームのあるゲームで大満足できます!
作品全体としては、良いところ微妙なところが表裏一体な印象でした。
世界観は、暦から食べ物から隅々まで作品に合わせた用語が造作されていて、作り込みが凄かったです。
その反面、用語が多すぎるとも感じました。
まぁこちらは覚えれば解決することですが、用語が多いのに辞書が五十音になっていないことと、キャラクターのセリフでも色々説明がされていて、全体的に説明臭くなっているのは好きではなかったです。
セリフ多めの作風と世界観の作り込み具合が上手くかみ合ってなかった気がしました。
シナリオは、きっちりかっちりしていると思います。
伏線回収も漏れがなく、物語に変な矛盾もなく安心して読めました。
とても良かったのですが、個人的には全て回収することを最優先としていて、規模の大きいものほど処理が雑になりがちに思いました。
でも、全体的には楽しめたし、運が重要視される環境の中、運任せにせず頭脳や信頼を武器に着実に困難を切り抜けていく展開が面白かったです。
キャラクターたちがどんどん騎士らしく成長していく過程もきちんと描かれていて、中身の詰まった内容になっていると思います。
攻略順については、隠し以外は制限がないのでほぼ誰からいっても大丈夫ですが、私の理想は以下の通りです。
真相近づく順番です。
ゆり子のおすすめ攻略順
トビアス→ミラン→ジョセフィ→アデル→キア→隠し
イラストは煮たか先生が担当されています。
SD絵柄は清白かりん先生です。
アニメ調+乙女ゲームのキラキラ感があってとても素敵!
作画崩壊とかもなくて全部綺麗でした。
スチルは全部で94枚。
各個別ルートが15枚ずつ、その他が4枚でした。
ツイツイは、王道のファンタジー。
姫と騎士から連想されるおとぎ話とは少し違いますが、作り込まれた世界観とシナリオがとても面白くて先の展開が気になってしまう作品です。
少しご都合主義なところもありますが、ストーリーに矛盾もないので安心して読めると思います。
キャラクターの成長過程や恋愛過程も流れがあって良かったと思います。
糖度は低めですが、良いシーンもたくさんあったのでプレイして損は無いはず…!
気になったらぜひあなたの騎士団を作ってみてください。
ファンタジーがお好きな方や、シナリオを重視されている方におすすめです。
ちなみに、ステラ小冊子まで読むと甘さが少し補填されます。
それぞれがトゥルーED後に幸せそうに過ごしていて安心しました。
一番甘かったのは隠し、かな…。
ここまでご拝読いただきありがとうございました。
でまた次回👋
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プレイ時間を記載して頂けるのがとても助かります
あーにゃ様
はじめまして。
コメントありがとうございます!
プレイ時間を参考にして頂けて嬉しいです。
あくまで私がクリアまでにかかった時間ですので、実際は個人差が出てくると思いますが…。
ひとつの目安として頂けると幸いです。
ツイツイは王道ファンタジーで、シナリオが良かったゲームです!
ぜひプレイしてみてください!