泡沫のユークロニア｜評価

泡沫のユークロニアのネタバレを抑えたまとめ記事です。
まだプレイしていない、気になっている人向けです。

こんばんは。
弊ブログをご訪問いただきありがとうございます。
また、やる気ボタンを押していただき感謝です！
今回は泡沫のユークロニアをクリアした後の評価記事を書いていきます。

私自身はすごくすごく楽しめたけど完全にはハマり切れなかった口です。
でも好きなキャラクターはできたし今後も展開してほしいし、まだまだ期待している作品って思っています。
そういう意見を持った人間視点の意見です。
なにかの参考になれば嬉しいです。

糖度は総合するとそんなに高くないです。

まず、恋愛過程はシナリオの中に自然と組み込まれていて良かったです。
ヒロインが相手を異性だと自覚するところやドキッとするシチューションなど、ポイントも抑えられているし、ヒロインからいくこともあるしイケメンに追ってもらうだけじゃなくて楽しかったです。
ちょっと描写不足もあるけど、自己補完でなんとかなる範囲。
絶対階級の凍玻璃で、身分違いの恋は普通はダメだけど、貴族の中では性格も立場も特殊なヒロインだからこそ、色んな人との交流があって恋愛ができてというのが面白いところだと思います。

次に恋愛の進捗？進展度？は両想いになった＋αくらいで物足りなさがありました。
気持ちが通じ合ってからの尺がやっぱり短いし、凍玻璃の諸問題が残ったままなので恋愛にかまけてばかりもいられなさそうなのもありますかね。
後日談SSあるいは店舗特典小冊子で糖分は補充できますが、おかわりが欲しかったです。
FDがあるなら甘々展開を託したいです。

シチュエーションはキャラクターそれぞれに似合ったものになっています。
ちゅーは全員できます。
年齢が高い攻略キャラはセロを上げてる感はありましたね。

OP曲は「Dawn」、ED曲は「生きて、愛して」 。
どちらも未完成ブレイブさんが歌っています。
私にはそんなに刺さらなかったですが、OPの重厚な感じがかっこよかったです。

BGMは全部で20曲。
そしてやっぱりタイトルバック曲は強いですね。
｢夢の深度｣の後半が大好きでした。

キャラクターは王道から濃すぎる人まで何でもそろっています。

ヒロインは、好奇心旺盛で何にでも首を突っ込む子。
自分の気持ちに素直で行動力もあり、貴族の姫らしくはないですが、それこそが物語に動きが出る大切な要素。
知りたいを知ってそれだけじゃない、何とかしようというところまで思えるとっても前向きなヒロインで好きでした。
平和に暮らしている凍玻璃の民ではたぶんこうはなってないと思います。

攻略キャラクターは、身分も立場も様々。
ひとりひとりが何かしら乙女ゲーマーのﾍｷを刺してくる属性を持っていて、好きになれると思います。
ただ、このゲームで一番人を選び、地雷になりやすいキャラも攻略キャラの中にいます。
賛否両論の殴り合いが始まったらこの人のせいかなって真っ先に思うかも…？

各ルートのネタバレ感想はこちら

サブキャラクターはおかしい。←
魅力的すぎて攻略できないことを悔しく思うキャラが2，3人できると思います。
あと、本当に濃すぎておかしい(おもしれぇ)男もいて楽しかったです。
やばいキャラは、攻略対象に比べたらいないですね。

ちなみに私は依と枸橘様推しです。
なんなら黒鶴の全員が好きです。

総プレイ時間は35時間くらいでした。
体験版が2時間くらい。
製品版の個別ルートが5時間ちょっと、真相はもう少し短い時間でクリアできました。
序章と1章は共通で、2章からa、b、cと分岐し、その後に個別ルートの1章または真相ルートに分岐していく流れです。
個別ルートはBESTとBADが1つずつ、真相はTRUE EDとなっています。
ゲームの進行度を100％にするためには途中BAD(ゲームオーバー)もや選択肢の回収が必要です。

ストーリーは、平和に生き、それしか知らなかった貴族の女の子が凍玻璃の問題に直面していく物語。
そして事実を知ることで、理想郷とは何か考え実現に向かって進んでいこう、と前向きな方針がかたまるというところまでが今回の本編ですかね。
個別ルートでキャラクターとの恋愛を楽しみつつ、起こっている事件を追うのがやりがいがありました。
真実に近づくことが、仮初の平和や理想のメッキを剝がしていくのにリンクしていて、バンバン進められましたね。
勧善懲悪ではないので、考える要素もあり奥が深い作品に思いました。

ちょっと残念だったのが、全てのルートが課題山積のまま終わったこと。
色々あぶり出してみたけどこれから～なので、是非これからの展開がほしいです。

おすすめの攻略順は公式スタッフコラムで2通り紹介されています。

私は、①の予定でしたが結局独自に帷→淡雪→依→露草→矢代→真相の順番でプレイしました。
なぜなら淡雪ルートをクリアすると依が気になってしかたなくなったから。
帷と淡雪以外は攻略制限があるので、そんなに順番にバリエーションもありませんし、気になったキャラからどんどんやっちゃっていいと思います。

ゆり子

ゆり子のおすすめ攻略順

帷→淡雪→依→露草→矢代→真相

RiRiさんが担当されています。
安定のクオリティでめちゃくちゃ綺麗なイラストです。
ヒロインの太ももが見えているし、えっちな場所にほくろがついてる人もいるし、刺青見せつけてる人もいるしキャラデザからも性癖をぶち抜いてくる感じが好きです。

また、Live2Diというシステムが使われています。
立ち絵の、視線が移動したり、服が風に揺れて動いているようだったり、臨場感を味わえます。
顔はともかく胴体の方のエフェクトはちょっと不自然に感じました。
昔、薄桜鬼DSでキャラクターが息をしているみたいに肩が上下している仕掛けがあったんですけど、それに近いと思いました。
まぁでもCS乙女ゲームではなかなか見ない試みなのでどんどん良くなって普及してくれたらいいなと期待してます。

スチルは差分も含め全部で98枚。
個別ルートはひとり15枚～20枚(差分を含めない場合ひとり14種ずつ)
その他8枚でした。

ティズクリエイションさんの処女作！
閉鎖的な空中都市を舞台にした和風ファンタジーです。

理想郷と呼ばれる場所は果たして本当にそうなのか。
平和しか知らない貴族の姫が、好奇心から首を突っ込んだ先に見えてくる諸問題や闇、そして知り得た事にどう向き合って行くのか。
勧善懲悪では語れない凍玻璃という世界観を色んな角度から堪能できます。

キャラクターもとっても魅力的！
乙女ゲーマーのﾍｷを熟知した製作陣が作っているので間違いないです。
恋愛もそうじゃない交流も全部楽しんでいけます。

ユークロをやってみたいと思ったらぜひその瞬間に世界に飛び込んでみてください！

ここまでのお付き合いいただきありがとうございました。
制作が発表された時から待ちに待っていた作品を堪能できて楽しかったです。
店舗特典の小冊子にも結構本編に入れて欲しいような内容もあるので、その辺もいつかさらいたいです。
あとドラマCDも愉快なのが多くておもしろいです。
私はエビテンさん、HMVさん、アニメイトさんを聴きましたが、全部笑いました！

名残惜しいですが、一旦ここまで。
またなにか書きたいことができたらユークロの世界に戻ってきます。

では👋

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