こんばんは。
ご訪問頂きありがとうこざいます。
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【源平飛花夢想 特典ドラマCD】に引き続き、今回はCD単発で発売された「道草綴り」と「源平余話」の感想を書きます。
どちらも生産が終了しており、サブスクやデータ配信も無いので、聴く機会も少ないと思います。
この記事からでも興味を持っていただけると嬉しいです。
私は知盛推しなのです。
1度ドラマCDの感想を書いてみて思ったのが、推しのことを語りがち…です。
好きすぎてどうしようもないので、大目に見ていただけると幸いです。
ゲームの核心に触れる内容は控えていますが、説明上軽度のネタバレはあるのでご容赦願います。
特にまっさらな状態でプレイした方は以降の閲覧にはご注意ください。
よろしくお願い申し上げます。
もくじ open
女性向けゲーム大手ブランド「オトメイト」と、サクラ大戦で有名な「株式会社レッド・エンタテインメント」が共同制作した恋愛テキストADVゲームです。
源平合戦の史実をモチーフに、「もし、源義経が女だったら…」というifを交えたオリジナルのシナリオが展開され、宿命と共に平安末期の戦乱を生き抜いていきます。
戦いの中で培われる絆や芽生える恋心などがどんな結末にたどり着くのか必見です。
プラットフォーム | Nintendo Switch各種 |
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メーカー | RED×オトメイト |
シナリオ | 伊東愛 |
メインキャラクター原案 | 羽田浩二 |
公式サイト | 源平飛花夢想:https://www.otomate.jp/birushana/ |
主題歌 | 天月-あまつき-:君色に咲く花 |
主人公 | 遮那王(源義経) 源氏の御曹司。女であることを隠してる。 |
源氏 | 源頼朝(CV.古川慎) 源氏の頭領。義経の兄。攻略対象。 武蔵坊弁慶(CV.梅原裕一郎) 京で刀狩をする僧兵。攻略対象。 春玄(CV.斉藤壮馬) 遮那王と共に育った幼馴染み。攻略対象。 佐藤継信(CV.近藤隆) 奥州藤原氏の家臣。忠信の兄。 佐藤忠信(CV.小西克幸) 奥州藤原氏の家臣。継信の弟。 佐々木高綱(CV.天月) 頼朝と義経の家臣。 |
平家 | 平知盛(CV.福山潤) 清盛の四男。武勇・知略に優れた将。攻略対象。 平教経(CV.河西健吾) 平家の猛将。知盛と重衡の従兄弟。攻略対象。 平重衡(CV.逢坂良太) 清盛の五男。知盛の弟。 |
詳しいゲーム内容やネタバレについては以下の記事をご参照ください。
ビルシャナ戦姫~源平飛花夢想~|評価レーベル | Rutile Lucia |
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発売日 | 2021年03月10日(初版) |
キャスト | 古川慎/福山潤/河西健吾/梅原裕一郎/斉藤壮馬/逢坂良太/近藤隆/小西克幸/天月 |
収録内容 | 一.白熱! 源氏の絵心対決! 二.緊迫! 平家の絆測定! 三.夢で見る未来 四.秘めた想いを言葉に乗せて |
再生時間 | 一.16分17秒 二.15分48秒 三.23分55秒 四.21分 |
総合評価 | 糖 度 : (4) シリアス: (1) コミカル: (5) |
商品説明
https://twitter.com/RutileLucia
オトメイト×REDが放つ、新たな源平合戦 「ビルシャナ戦姫 ~源平飛花夢想~」 のドラマCDが発売!
ゲームの中では語られていない物語を、あますことなく収めたCDです。
戯れに絵心対決で義経を描く源氏軍や、自軍の絆を見せつけようと奮闘する平家軍など、彼らの意外な一面や、愉快なやり取りが楽しめます。
義経を前にして、甘さたっぷりに切なく愛を囁くお話も……。
4つの物語を通して、彼らとの愛しいひと時をぜひご堪能ください。
登場キャラクター:頼朝、弁慶、春玄、継信、忠信
タイトル通り、全員で絵をかいて誰が一番うまいかを競います。
聴くたびにお決まりのツッコミを入れるので、今回も入れます。
なぜ、音声作品に視覚要素全開のテーマをぶち込んだ!?
平泉の藤原秀衡様に手紙を書く佐藤兄弟。
忠信は昔から字が下手なのですが、めっちゃ綺麗な字の継信や他のみんなと比べられて拗ねてしまいます。
悔しさがやる気に繋がれば、とさらにいじろうとする継信は愛情と腹黒を発揮していて好きでした。
どうしても風流な特技の欲しい忠信は、得意の絵で勝負を仕掛け、全員で対決することになります。
頼朝様は通りがかっただけなのに巻き添えになりました。
お代は義経!
ドラマCDあるあるで決着はつきません(笑)
1人ずつの絵を、みんなで解説してくれるのですが、聴く方は何も見えないので残念です。
なので想像し放題ですけどね!
忠信は躍動感のある絵でうまい。
弁慶は丸と線がいくつも交錯している独創的で豪快な絵。
継信は繊細だけど人体を上手く書けていなくて、頼朝様曰く「妖の類」。
春玄は独自のフィルターがかかっていて艶があるけど、本人に似ている。
頼朝様は風景画しか描けないから、そのなかに米粒ほどの義経を描きました。
うーん、絵を見たい(真理)
それぞれに個性があっていいのですが、なぜか競いたがるんですよね。
男子たるもの好きな子の前では良い格好をしたいってことでしょうか(かわいい)
登場キャラクター:知盛、教経、重衡、高綱
平家の3人が仲良しかどうかを証明するお話です。
援軍を頼んで回っていた高綱が平家の陣地に迷い込み、重衡に見つかってしまいます。
平家の3人は暇つぶしの散歩中で、教経は重衡に無理やり連れてこられたけど付き合ってあげているいつものパターンです。
すみませんがいきなりのミステイクに一番笑っちゃいました。
高綱「知盛って言ったよね」
教経は呼んだけど、誰も知盛の名前は口にしてない、空耳(笑)
会話の中で、教経が「一族としての強固な結束力」云々と発言すると、知盛がそれを笑い飛ばしたのが発端で仲良し証明が始まってしまいました(笑)
やっぱり仕掛け人は知盛ですね。
誰にも味方をする気が無くてめっちゃ潮対応なのに、仲良し証明にはつきあってあげるって、もう適当がすぎました。
重衡「俺と兄上はすごーーーーく仲良し」
知盛「ソウダネシゲヒラ」(棒読み)
やる気が無さ過ぎて大爆笑です。
設問は、お互いに好きな食べ物と趣味を当てるなんですけど、まぁまぁ外して絆はズタズタ寸前って感じでした。
血族だからってすべてを知っているわけはないのが普通だと思ったんですけど…。
重衡が(主に兄上との)仲良し平家をアピールしたがっていたので、バブ衡基準ってことにしておきます。
知盛は上品な味のお吸い物が好きで、趣味は散歩。
教経はお肉が好きで、趣味は手入れした剣を眺めること。
重衡はお酒と酒宴が好きでした。
重衡は知盛に関してだけ全問正解で、兄上のことが大好きで可愛かったですね。
酒宴が趣味だけど、知盛が「人にちょっかいを出しているときが一番イキイキしている」と言ったら、即刻趣味にしましたからね(笑)
兄上に答えを合わせていく弟の鑑でした。
知盛は重衡の好きな食べ物を外しちゃったのですが、理由を考えたらしんどくて無理でした。
「椿餅」って答えたんですけど、重衡の子どもの頃の好物だったんです…。
知盛は異能の力で大切な人を殺してしまったときから壊れて時間が止まっているので、重衡に感情を持って弟して認識していたのも当然子どもの頃で止まっていますよね(涙)
義経早く救いにきてください…。
そして一番正答率の悪かったのはまさかの教経!
知盛の病み状態より、他人事に興味ありませんみたいになってるのやめてもろて?
武芸以外にも興味を持ちましょうね。
登場キャラクター:頼朝、知盛、教経、弁慶、春玄
義経が夢で攻略キャラ5人と、それぞれ夫婦になった未来を夢に見る物語です。
ゲームとは地続きになってないですが、甘いセリフはたくさん聴けるので糖度は高いです。
でも、義経だけが過去のまま未来の夢をみるので、敵味方関係なく夫婦関係になっていて順応できていなくて、相手の一方通行っぽい(笑)
聴いている方も3分に1回夫が入れ替わるので、感情が忙しいです。
教経夫婦は、FDの後日談の遙か先をいっている気がしました。
FDの段階でまだ初夜でしたからね…。
このCDでは、教経の方から「まだまどろんでいたい」と朝のいちゃつきを所望されて爆発しそうでした。
教経ってドラマCDが一番甘い仕様なんですよね。
「五人の求婚者」と同じく、照れて言えなさそうなセリフも堂々て言ってくれます。
武芸馬鹿は卒業して良き夫を目指して鍛錬を積んでいると解釈したらいいのかな。
あまりに慣れた教経がいるので、私もちょっと困惑ぎみでした。
弁慶夫婦は雨除けで一緒にうたた寝をしている場面です。
ゲームとは打って変わってかなり控えめな夫になっています。
「好き」は「お慕いしています」ですし、ずいずい押してこないです。
弁慶って実はびっくりするくらいスケベなので、この時はまだ家来の気質が自然と出ちゃう頃だったのかなと思います。
頼朝様はお酌の途中。
義経と2人で心休まるときを過ごしています。
頼朝様の場合は「五人の求婚者」が予言になっていますね。
酔ったのか、習慣なのか、頼朝様の方からn回目のお戯れをなさるのが、距離が縮まっている感があって好きです。
「愛おしい」とはっきり言ってくれて愛がダダ漏れ。
義経が耐えきれなかったのか、良いところでフェードアウトしてしまって残念でした。
そのままえろいコト始まったら見たかったです。←
春玄は、いつ何時も雰囲気が変わらなくて落ち着きます。
未来の場面に過去の遮那がぶち込まれても、違和感はゼロです。
春玄は幼馴染み感をなくさず、男として行動する時は夫婦感を出してくる…あざとすぎますね。
例えば、遮那に膝枕をねだってきてしっかり男をみせるけど、甘えている感じがかわいいです。
なんだかもう関係性に名前なんていらないんじゃないかとさえ思いました。
「遮那と春玄」これが一番しっくりきます。
知盛夫婦は熱を出した義経を看病しているシーンでした。
優しく心配してくれるので、浄化済み(笑)
義経の反応から、出会った頃を即座に思い出していてやはり審美眼が凄いです。
初っ端から性別を見抜いてるので、見方も女として見ている時間しかないんですよね知盛。
しかも思ったことそのまま言うので、過去の「愛らしい」も今の「愛らしい」も同じ意味で取れるのは知盛だけの特権ですね。
病んでると浄化されてるでは趣向は違うでしょうが、女の趣味は変わらないので、昔から好感度は高かったことに私は一生萌えられます。
推し最高!
登場キャラクター:重衡、継信、忠信、高綱
義経がいる状態のお話です。
頼朝への戦勝報告の帰りに重衡と遭遇し、駆けつけた佐藤兄弟も巻き込んで一人ずつ義経に思いの丈をぶつけます。
どこ時空かは不明ですが、源平合戦は既に始まっている時期です。
戦意の無い重衡の遊びに付き合う形で「誰が義経を口説いて落とせるか」の勝負をします。
また、勝敗のつかない勝負(笑)
継信たちを殺されたくなかった付き合えと、悪役っぽくその気にさせるのが様になっていました。
重衡は、知盛のように危ない褒め方をして義経に迫ります。
兄上が気に入っているから自分も気になるスタンスなので、主語が全部「俺と兄上」。
俺と兄上がかわいがってやる、なんてデンジャラス発言にしか聞こえません(BAD EDのアレ)
でも義経は顔を赤くしていて、結構効果てきめんでした。
ちょっと義経のキャラ崩壊が始まっている気がしますね。
忠信と継信は、太陽と月のように対照的な話し方ですが、まとめると「義経様大好き」は同じでした。
忠信は重衡の意見にちょっと乗っかってしまってましたね。
バンバン「かわいい」を連発してくるし、尊敬していて守りたい最高の主だそうです。
明るく正直に気持ちを教えてくれるので、嬉しくなっちゃいますね。
一方、継信は手を取ってしっとりと話しかけて来てあざとい!
「月光が差し込んだよう」と風流な言い回しをしつつ、義経の憂いも見逃さずに「すべてを包み込んで差し上げたい」と過保護っぷりが発揮された告白でした。
多分、継信は義経の性別を察していると思うんですよね。
継信がストレートな言い方をしたらシャレにならないので、うまく抽象的にぼかしていてセンスの塊だなって思いました。
高綱は頼朝様がいるから義経のことは「かけがえのない仲間として」守りたいとはっきり言います。
会話してくれて嬉しいとか、笑顔に助けられたとか、ちょっと怪しい発言もありますけど、一番適正距離にいると思いました。
我こそはと一緒に居たがる人の多い中、高綱のしてほしいことは「頼って」でしたから、一番立場は弁えていますね。
他の人はどう考えても近いです。
結局、義経は平家に行くわけにはいかないので、重衡がフラれちゃう形になります。
「簡単になびいたら面白くない」って台詞は知盛に教わったのかな?
私はてっきり、面倒だから全員片づけるってなると思ったんですけど、聞き分けが良くて大人重衡でした。
FDが発売される前にサブキャラ4人とこんな絡みがあったら期待値がカンストしちゃいますよね。
そしてFDも期待を全く裏切らない出来で、ビルシャナ戦姫にさらに溺れたのは良い思い出です。
レーベル | Rutile Lucia |
---|---|
発売日 | 2021年12月22日(初版) |
キャスト | 古川慎/福山潤/河西健吾/梅原裕一郎/斉藤壮馬/逢坂良太/近藤隆/小西克幸/天月 |
収録内容 | 一.遣らずの雷雨 二.源平小話~兄弟喧嘩はややこしい?~ 三.源平小話~なりゆき共同戦線~ 四.源平小話~うっかり寝にはご用心~ |
再生時間 | 一.35分5秒 二.11分12秒 三.11分30秒 四.12分30秒 |
総合評価 | 糖 度 : (1) シリアス: (2.5) コミカル: (3) |
商品説明
https://twitter.com/RutileLucia
オトメイト×REDが放つ、新たな源平合戦「ビルシャナ戦姫 ~源平飛花夢想~」のドラマCD第二弾が登場!
今回は源氏軍と平家軍が嵐の中で鉢合わせする物語の他、山や町、邸の中と様々な場所で繰り広げられる3つの短編も収録。
義経を巡って牽制しあったり、敵対しながらも共に問題解決に乗り出したりと、彼らの起伏に富んだ会話が展開されます。
多彩な4つの物語を是非お楽しみください。
登場キャラクター:全員
狩りに出かけた源氏御一行。
途中で嵐にあってしまい、風雨をしのぐために廃屋に入ると、平家の3人がいました。
一触即発の空気が漂いますが、更に天候が悪化したため、一時休戦して一晩を同じ屋根の下で過ごすことになります。
義経も一緒に来ている設定になっています。
両陣営全員で出かけて、全員でエンカウントして、全員で一緒に過ごす…どうあがいても仲良し武家集団にしか見えません(笑)
義経なら考えそう、ということで、弁慶と忠信は狩ってきた食材で平家の分まで夕食を用意してあげて優しすぎる世界線…。
敵とは?(哲学)
春玄と継信は義経への過保護っぷりが発揮されて凄かったです。
雨で濡れたらすぐに手拭いを出してくれるし、布団を敷くの手伝わせてくれないし、姫(殿)扱いが半端なかったです。
重衡がお酒を持って義経を訪ねてきた時も、「酒宴がしたいなら付き合おう」って引き離して連れて行っちゃうし。
そのあと3人で本当にお酒飲んだのか気になります。
別のシーンでも3人揃って登場してきましたからね…!
知盛も当然のように義経の元を訪ねて来て、平家側にくるように勧誘していて通常運転で安心しました。
雷にビビった高綱が「添い寝して」って義経に頼んだあたりからはおかしな流れになって一生笑えそうでした。
みんな知盛を警戒しているのに、高綱は敵に塩を送っちゃってるんですよね…。
添い寝の話は終わったでしょってタイミングで、「義経の夜の相手は私」って知盛に掘り返されて…。
知盛って何を考えているかわからない風でいて、義経には思ったことしか言ってないから勧誘も添い寝もマジなんですよね(笑)
源氏側は止めるのが基本ムーブなのに、便乗してる人もいてもう性別バレしてるのかと思っちゃいました。
わちゃわちゃの中に入りそうにない教経と頼朝様はどうやって関わるのって感じでしたが、うるさいからって注意しにきました(笑)
保護者かな?
添い寝はしてないと思いますけど、結局頼朝様が一番近くで寝ることになっておいしいところを全部持って行っちゃいました。
1人ずつ義経に向かって言葉をくれるシーンもあります。
でも、夫婦でも恋仲でもないので糖度は高くなかったです。
登場キャラクター:頼朝、重衡、忠信
頼朝様がよその弟たちの愚痴を聞いて、解決策を提案してあげる優しいお話です。
ビルシャナ戦姫で兄弟は3組いますが、喧嘩をする兄弟は佐藤さんでしょ!ってなりませんか?(反語)
期待を裏切らず佐藤兄弟は喧嘩済み。
忠信が頼朝様の用事に同行する件で、朝食の間中ずっと継信に小言を言われ続けたのが煩わしくって怒っちゃったんです。
基本的に兄者のことは好きなのですが、理詰めでぐちぐち言われるのはかなわない、と。
そして、突然に重衡がログイン(笑)
佐藤兄弟とは喧嘩の質が違いますが、知盛に遊びをしすぎないようにn回目の注意をされたのが受け入れられなかったそうです。
重衡は普段から兄上が大好きで全肯定BOTしてる子です。
普段は良いけど、何回もとなると「兄上も夜にフラフラ散歩に出ているのに~」なんで俺だけ…ってなるんでしょうね。
ゲームで成長する前の重衡は精神年齢低めなので拗ねちゃってるのは可愛かったです。
喧嘩中でも、知盛のことを悪く言われたら秒でぶちぎれて、しっかり弟しててたすかります(笑)
忠信も重衡も子ども扱いされたくないと言っていましたが、放っておいたら考えなしに突っ走って行っちゃう子とわがままクソガキ(可愛い)がいたら年上は子ども扱いしちゃうと思います。
私は上のきょうだいがいなくて、自分が弟・妹の立場だったら、というのは想像するしかないです。
なので、忠信と重衡の話を聞いて「そうだね」とはならないんですよね(すまない)
ぶっちゃけ、背伸びして頑張ってるね!って微笑ましくなります。
2人の勢いに押されて、結局相談にのってあげた頼朝様は「私」を抑えきれない安定のドラマCD仕様でした。
親兄弟関連のお話って頼朝様にとっては辛い思いでが最後だから、色々思い出したくないこともあっただろうに、無下にしないのが優しすぎます。
重衡とか敵軍の将なのに(笑)
義経とは離れて暮らしていたから兄弟感がピンと来てなかったですけど、兄として「心配している」って答えがでちゃうあたりしっかり兄属性なんだなって思います。
弟側は勢いで気分を害しちゃったことを気にしているけど、兄側は怒ってないから大丈夫って、私もめちゃくちゃ同意でした。
やはり私は兄・姉サイド思考がしっくりくる…。
でも、頼朝様の考え方が知盛にも当てはまるかどうかは怪しいですね。
初期の知盛は何にも興味が無くて、面倒を避けるために適当に体裁だけはつくろっている感じなので…。
何回も注意するってことは、重衡のことをちゃんと認知して見ているのは見ているんでしょうけどね。
まぁ、頼朝様のアドバイスで兄側の気持ちをちょっと知れたと思うので、これからも兄弟で仲良くやってほしいなと思いました!
登場キャラクター:知盛、教経、継信
町で出くわした盗人を捕まえよう!ってお話です。
知盛が教経を連れて人様の屋敷に行く途中に、町中で継信とばったり出くわします。
継信は盗人を追いかけていて、屋敷に行きたくない教経が便乗して盗人を捕まえると言い出し、共同戦線を張ることになります。
知盛が地理に詳しい感じでしたので場所は京なのかな?
ゲームでは京で継信と出会うのはありえないことなので、超絶特殊時空の京ですかね(笑)
継信は冷静でしたけど、心の中はめちゃくちゃ困惑していたと思います。
最後に、帰って話しても「信じてもらえるか…」となるくらい突飛な出来事でしたよね…。
聴いている方は、エンカウントして~わちゃわちゃして~の感覚になっちゃうので、面白いがつまっていて最高です。
盗人を追い込むのに、知盛が地形や武器などいろんなものの特性を把握した上で動くので、ビルシャナ戦姫の中で一番知盛を知将と思えました(笑)
頭が良いのは隙間隙間でわかるんですけど、本編もFDも全然使うシーンがなかったので良いものが見られました。
相手を追い詰める感じのやり方が、京から脱出する義経を追いかけているときのようでめちゃくちゃ知盛でした。
好きです!
少し気になったこともあります。
このCDの知盛って、声のトーンが低めで威圧感があって凍てついている感じなんですよね。
CDの発売当時は、重衡と喧嘩をしてイラついていたと強引に解釈したんですが、一樹の風をプレイした後だとゲームも同じくらいの重さだったんです。
源平飛花夢想の時は、依り代も興味もなく適当に話を合わせているけど、愛想は良くて近寄りがたい感じはなかったので、ずいぶん雰囲気が変わったな~って。
心を閉ざしちゃってるので冷たい方が解釈一致ですけど、個人的には源平飛花夢想仕様の方が好きでしたね。
教経はブレません(笑)
貴族の屋敷へ連れていかれるのは嫌、盗人を捕まえる方が面白いのスタンスです。
敵の継信と共同戦線>貴族、教経の方程式ってわかりやすくて良いですね。
元々盗人を追っていた継信以上に張り切って追いかけていました。
脳内メーカーをやったら全部「武」で埋まっちゃうんじゃないかな(笑)
そして、無事盗人を捕まえたら、オチもなく解散!でした。
…締め方が私もわからないです(困惑)
登場キャラクター:弁慶、春玄、高綱
タイトルだけで伝わるギャグ感。
登場キャラクターで確定されるコミカル展開。
聴く前から面白くてたすかります!
弁慶の寝相が悪いから、どうにかしようというお話でした。
そして、結局未解決のままです(笑)
最初は、弁慶の巨体で寝返りを打ってのしかかられたら危ないな~程度だと思ってたんです。
蓋を開けたら大暴れ(笑)
春玄と高綱で寝ている弁慶と戦闘をしているみたいになって笑っちゃいました。
もうそれは命の危険を感じるレベル…!
春玄は日ごろから同じ部屋で過ごしていて、よくぞ無事に生きていてくれたと思います。
高綱が解決策としていきなり「弁慶を縄で縛る」を提案してきた時はドン引きしましたが、あまりにも妥当で爆笑でした。
途中で頭の上に落ちてきた御簾にあたって春玄が気絶してしまったときはヒヤヒヤしました。
昔の思い出が走馬灯のように巡りはじめて、「え、死ぬの?」って…。
でも、思い出によって幼い頃に春玄も寝相が悪かったエピソードが暴露されてめちゃくちゃ可愛かったです。
コロコロ転がったり、丸まったりして寝てたそうです。
すっごい恥ずかしがっていましたけど、大男が暴れるより100倍安全で可愛いので問題なし!
結局、弁慶の寝相改善策は他の人にも聞いて回ることになりました。
春玄が損をしまくっているだけで、本当に不憫…。
主役のSSを1本作ってあげてもおつりがくると思います(作って差し上げて)
以上、「道草綴り」と「源平余話」の感想でした。
とにかく源氏と平家はエンカウントしすぎ(笑)
全体的にコメディちっくな内容が多いので、笑って楽しく聴けるドラマCDだと思います。
本編の中では見られない組み合わせの絡みや、陣営を超えて仲良く?わちゃわちゃしている感じがとてもおすすめです。
ぜひ聴いてみてください。
ドラマCDの感想、最後は【一樹の風の特典ドラマCD】をまとめます。
ではまた次回👋
いつもありがとうございます。
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