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ピオフィオーレの晩鐘-ricordo-|Vita版との違いと追加要素の感想

ボン・ジョルノ!
ご訪問頂きありがとうございます。
管理人のゆり子です。

皆様、「ピオフィオーレの晩鐘 Vita版orSwitch版」、プレイしていらっしゃいますでしょうか。
ゆり子は丁度一年前にVita版をプレイしていました。
今回は、Switch版の「ピオフィオーレの晩鐘-recordo-」を開封!
Vita版(無印)とのちがいと、追加要素の感想を書いていきます。

プラットフォームNintendo Switch各種
メーカーオトメイト(IF/DF)
発売日2019年7月25日
CEROD(17才以上対象)
シナリオかずら林檎
イラストRiRi
キャスト石川界人/森久保祥太郎/岡本信彦/木村良平/豊永利行/他
公式サイトhttps://www.otomate.jp/piofiore/
敬称略
プロモーションムービー

あらすじ

すべての秘密はその街に眠っている―――
時は、20世紀初頭。
舞台は、第一次世界大戦直後の南イタリア『ブルローネ』。
この街を支配するのは、ブルローネ・マフィアと呼ばれる3つの組織。
ブルローネで静かに暮らす主人公『リリアーナ』は、とある事件をきっかけにいずれかの組織へと身を寄せることとなる。
なぜ彼女が狙われるのか。
なぜ彼女は求められるのか。
期せずして鍵を握る存在となった『リリアーナ』は非日常へと巻き込まれていく――。

ピオフィオーレの晩鐘-ricordo-公式サイト

本編内容はVita版と同じです。
主人公・リリアーナがマフィアの支配する街ブルローネで抗争に巻き込まれていく物語です。

システム

基本操作はいつものオトメイト仕様です。
Vita版との大きな違いもありません。

機能名有無
既読/未読スキップ・オートモード
クイックセーブ/ロード
バックログ
チャプター(ルート又は章毎の途中プレイ機能)
フロートチャート×
選択肢又は未読箇所までのジャンプ×
ヒロインの名前変更
デフォルト名呼びボイス
ヒロインフェイス表示×
ヒロインボイス×
キャラクター立ち絵の動作(目パチ・口パク等)×
ステータス(パラメータ)画面
アイキャッチ×
フォント変更×

この他に、MSシステムという特有の機能があります。
ストーリーの合間に出現する小話で、他キャラクターの裏での状況を把握できます。
強制的に読むものと、スキップできるものの2種類があります。

Vita版との違い

「ピオフィオーレの晩鐘-recordo-」はVita版ピオフィオーレの晩鐘に追加要素が加えられて移植された「Switch版」ソフトです。
シナリオやシステム、スチルなど、ほとんどの部分はVita版のベタ移植になります。
大きな違いはずばり次の3つの追加要素。
こちらはSwitch版のみに収録されています。

  • Prologo 1926…本編のBESTエンド後のSSです。
  • Storia triste…本編のBADエンド後のSSです。
  • Presagio…本編の大団円エンド後のSSです。

既にピオフィをプレイ済みの方へも配慮があり、これらは特に制限はなく初期からプレイ可能です。
スチルは、BESTエンド後、BADエンド後ともに各キャラ1枚ずつ新規があります。
その他、本編中にも各キャラルートに1枚ずつスチルが追加されています。

追加要素感想

ここからはキャラ別の追加要素の簡単な感想です。

Attention

本編内容のネタバレが含まれますが、隠しボタンは設けていません。
閲覧には各自で注意してください。
宜しくお願い致します。

ダンテ・ファルツォーネ(CV.石川界人)

ダンテ

BESTエンド後は、順調にラブラブしているみたいです。
最初の冷徹・冷酷の肩書はどこへ行ったのやら、ベッタベタに甘やかしてくれます。
イタリア男の端くれだけあって愛情表現がストレートで、可愛いと言ってきたり、出掛けたお土産に花を買ってきたり、根限り糖度が高いです。
でも、仕事が忙しくなって会えない日々も出てきて…。
リリィが寂しがっていることを仕事を理由にせず自分の責任だと思ってるところ、器が広すぎて崇めるレベルでした。
ちなみに二コラも同じ考えだそうで。
忙しさへの永遠の課題をファルツォーネの英才教育でなんとかできるならゆり子も受けたいです先生。
最後にエミリオとアンリが出てきて、復讐がなんちゃらって言ってたのが不穏です。
BAD後はリリィが怪我の後遺症から目覚めないのでダンテのひとり語りです。
二コラも死んじゃってる世界線で、ダンテが最愛の人を同時に二人も失くした絶望的世界です。
リリィが目覚めるかもしれない一縷の希望だけを救いに、なんとか生きてる感じです。
ダンテ視点で、彼の苦しい心情が直接吐露されるので、ホントに辛くなりました。
BADエンドも概ね嫌いではないですが、続くと結構しんどいですね。

ギルバート・レッドフォード(CV.森久保祥太郎)

ギルバート

ギルは最初から気さくで優しいので、恋人になったBESTエンド後もあまり変わらない感じです。
安定性と安心感のギルです。
そして、Prologo 1926で一番ぶっちぎってた男はこの人ですお巡りさん。
追加スチルが肌色だったんですけど、それより何よりギルの左目が見えているところに目がいって仕方なかったです。
眼帯無い方が好き←
ヴィスコンティの革新的な方針もそのままで、次はシカゴに商売口を探しているようです。
背景にはムッソリーニ政権のマフィア排斥の影響を見越して、って状況がありますが、これは次の伏線…?
BAD後は、昼ドラっぽかったです。
ブルローネを逃亡したギルが、アメリカに渡るためにビザを受け取りに来て、リリィと再開。
一緒に生きたいと縋るリリィをギルは不本意ながら振り切って行ってしまうお話です。
ギルがリリィを危険に巻き込まないようにしてる結果なんですけど、もう会えないって感じでしたし、悲恋EDに変わりありませんでした。

楊(CV.岡本信彦)

楊

BESTエンド後、老鼠がロンドンに拠点を移す準備をしている時期が舞台です。
ロンドンの取引相手が挨拶でリリィにキスするもんだから、楊の怒りが爆発。
シャワールームに連れ込まれてお仕置きタイムが待ってました。
自分のものに手を出された怒りなんでしょうけど、ちょっとは嫉妬も入ってたのかな…?
BADの方は、リリィを殺しちゃってるので楊のひとり語りで、リリィの生前を思い出します。
ただこれ、演技で騙していた時の事なので、楊の本性全開です。
呵責も涙もなく騙されてたと思うとめっちゃ腹立つ(笑)
でも、楊は自分でも自分のことわからないくらい複雑で危ない人だから、本編の時にとても危険な状況下にいたのがよくわかる後日談だと思います。
実際プレイした時、楊も丸くなったな~とは思ったけど、それが演技で危ない綱渡りが続いてるとは露ほどにも思わなかったから!
他の4人と比べて、甘くないと思ったんですが、楊なりには甘口なのかな…?
楊の本名呼び期待してたんですが、無くて、これだけは残念。

二コラ・フランチェスカ(CV.木村良平)

ニコラ

二コラはどっちのエンドでも甘いです。
といってもBADは暗い雰囲気ですけどね。
普通の恋愛が良ければBESTへ、ヤンデレお兄さんが欲しければBADへ、です。
二コラは本当に「誘導」が上手い思います。
いちゃいちゃの内容は違えど、最後はどちらもえっちな展開にもっていかれます。
チャラ男め…!
あと、BESTエンド後の方で、エミリオの星占いが若干ズレたみたいな話が出てきます。
鍵の乙女の役割を発揮できるのは、ファルツォーネの正統な後継者(当主)と結ばれた時です。
それ以外の人だと鍵の乙女の印が薄くなって資格の消失を示唆されますが、今回は印が濃くなっているみたいです。
分家のニコラでもファルツォーネの血縁ですけど、正当な後継者では無いので鍵の乙女の資格は移ろうはずなんですが…。
思ったより「ズレ」が大きいのでしょうか。
わざわざ鍵の乙女の運命に言及してきてるし。
追加要素の中で一番気になって仕方なかったです。
続編で回収してくれると嬉しいです。

オルロック(CV.豊永利行)

オルロック

BESTエンド後、保護してくれた教会で平和に暮らしています。
オルロックが教国側に呼び出されてヒヤッとしたけど、危険な任務はしてないみたいです。
リリィがオルロックの心配ばっかりしてくれるのを子ども扱いと受け取っていたけど、好きだから構いたいという感情らしく、オルロック照れてて可愛かったです。
というか、オルロックが穏やかな恋愛してて泣きそうになりました。
本編が相当過酷だったので…。
BADエンド後は、ファルツォーネの地下牢の中でなんとか生きてる状態です。
リリィと同じ時間を生きるということだけを糧に命を繋いでて…もう悲しみしか出てこないです。
これの元凶が狂った下衆ダンテなのがまた辛い。
まぁマフィアとしての敵への報復なんですが、ダンテが昔から見守ってきたリリィが報復受ける側なのが不幸すぎます。

アンリ・ランベール(CV.立花慎之介)

ギルバートルートから分岐したFINALルートのエンドのひとつ、「アンリエンド」のその後が描かれています。
ブルローネを脱出したふたりがささやかに暮らしています。
でも、アンリは過去にしてきた悪事の裁きの時を待っている状態で、近いうちにリリィをブルローネの教会へ帰す気配をみせます。
リリィは鍵の乙女の資格を持ったまま。
彼女のことを特別な存在と思っていますが、恋人ってわけではないですし、アンリのしてきた悪事からハッピーエンドは難しいんでしょうね。
エミリオも出てきて、アドバイスをくれますが、今後アンリはどうするんだろう…。
という、膠着しているお話でした。

あとがき

正直に言うと、追加要素短いなって印象です。
SSなので仕方ないですが、かなりあっさり終わってしまいました。
「続編」の匂わせが感じられるものの、元々収録されていたシナリオクリア後のおまけSSと大差はないと思います。
とはいえ、ゲームは全体的には面白いです。
幸せな展望と不幸な顛末の後、それぞれが何をして、何を思ったのか拝むことができました。

以上、感想でした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ではまた次回👋

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