LoverPretend (ラバプリ)|評価

こんばんは。
いつもご訪問いただきありがとうございます。
また、ラバプリと過去の記事の拍手、やる気スイッチを押して下さり感謝申し上げます!

後半の芸能人組の時に上がりまくっていたテンションとボルテージは落ち着いて冷静になりました。
その節は失礼致しました。
ということで、最後の評価です。

少しプリテンドタイム近辺について書きたいこともあるので、評価の前に書いておきます。
システムのプリテンドタイム(PT)ですが、PTが始まる前に自動で「セーブしますか/しませんか」のワンクッションが出ます。
ですが、セーブするなら更にひとつ前の会話文の時点でセーブしておく方が良いです。
(急にPTがきても「セーブしますか/しませんか」の画面からならバックログで戻れます)
理由は、「セーブしますか/しません」の画面で保存してると、次にプレイするときにロードするとPTをスキップできず、そのまま突入してしまうからです。
ひとつ前で保存しておけば、2周目からAボタンで送ると即スキップ画面に切り替わります。
例えPTのスキップがoffになっていてもそこで設定をon直せばスキップ可能です。
逆も然り。
周回したデータをスキップ設定onのままに「セーブしますか/しませんか」の画面で保存していると、PTをやりたいなと思っても、飛ばす画面に切り替わってPTに入れません。
文章だけでわかりにくいかもしれませんが、PTをプレイするときに役立てば幸いです。

それでは、前置きが長くなりましたが、評価記事をはじめます。

ラディアンテイルとは

ラバプリ
参照:https://www.otomate.jp/lp/
プラットフォームNintendo Switch各種
メーカーオトメイト
発売日2021年3月25日
CEROC(15才以上対象)
シナリオ華南みさき
イラスト藤理ト
キャスト古川慎/鈴木達央/河西健吾/前野智昭/森川智之/他
公式サイトhttps://www.otomate.jp/lp/
敬称略

主人公のちゆきは1人暮らしで、大学の勉強とアルバイトに明け暮れる忙しい日々を送っていた。
そんな彼女には2つの夢がある。
1つ目の夢は脚本家になること。それは、死んだ母の夢でもあった。
そしてもう1つの夢は──会ったことのない父親を見つけ出すこと。
残された手掛かりから、自分が生まれる直前に母が1本のドラマ脚本を書いていたことが分かった。
「そのドラマの関係者なら何か知っているかも……」
そんな時、そのドラマ関係者の息子たちが集まる映画制作に脚本家の助手として参加することになる。
新しい仕事に奔走しながら情報を探ろうとするちゆきだったが、いつの間にか仕事とは関係なく彼らの恋人役をやる羽目に!?
これはあくまでニセモノの恋人役でホントウの恋じゃない。
偽りの恋人になるためのシナリオを、恋を知らない脚本家志望のちゆきは無事描き上げられるのか。

LoverPretend公式サイト

クリア後の評価

【 糖 度 】5 out of 5 stars(5)

【 音 楽 】4 out of 5 stars(4)

【 キャラ 】4 out of 5 stars(4)

【シナリオ】4 out of 5 stars(4)

【イラスト】4.5 out of 5 stars(4.5)

【 総 評 】4.3 out of 5 stars(4.3)

Attention

ゲームの核心に触れる内容は控えていますが、説明上軽度のネタバレはあるかもしれませんのでご容赦願います。
特にまっさらな状態でプレイした方は以降の閲覧にはご注意ください。
よろしくお願い申し上げます。

糖度 5 out of 5 stars(5)

良い感じに甘かったです。
攻略キャラはなんだかんだ、序盤からヒロインに好意的な人が多かったです。
そして共通章の協力プレイで距離が縮まってから個別に入っての恋人のフリ~ホンモノの恋への移り変わり。
その時々に合ったキュンやスチルやイベントがどれも良かったです。

全員告白シーンは必見です。

CERO:Cなのであの人やあの人は暗転するシーンもあります。
露骨なエロではなく、恋人同士の甘々~なものなので苦手な方でもいけると思います。
私は萌えすぎて無事に死亡しました(笑)
期待して入っても期待を裏切らない糖度だったと思います。

音楽 4 out of 5 stars(4)

BGMはポップで結構好きです。
でもちょっと似通ったものが多い感じがしたので、曲の幅は広くないかもしれません。

OPはプレイ後、好きになりました。
「運命の~シナリオ~♪」の所が特に。
ちゆきの繰り広げた恋愛がまさにそれであり、ハピエンで恋人のために書いた脚本もそうであり、いい歌詞だなと思います。

EDもハピエンで流れる歌付きのものと、Good EDのアレンジしたメロディーだけのものがあります。
このメロディーverすごく好きです。

キャラクター 4 out of 5 stars(4)

ヒロインのちゆきは身近な親族を亡くしましたが、ひとりで強く生きている女の子です。
父親がいない事実から、男性や恋愛に苦手意識があります。

幼馴染の数馬はそこまででもなかったですけど。
誰かに面と向かって今それを言っちゃうか…という場面もたまにあり、自分の意見を言える反面、世渡り上手ではなさそうでした。
でも、友達がいないっていうほど対人関係に問題なかったですし、頭の回転の早さで切り抜けているのかな?

攻略キャラ達はヒロインと同い年以上で、それぞれ個性があって素敵です。
また、全員がどこか自分の本音を隠して次へ踏み出せない何かをもっています。
それがちゆきと出会って、いい刺激をもらって、変わったり成長したりします。
テーマである恋人のフリから本物の恋へ変化していく過程も全員違うキュンがあって楽しいです。
ぎこちない~百戦錬磨の慣れっ子まで、好きなタイプがひとりはいると思います。

あと浅木先生ですが、ルートはあります。
攻略も一応できます。
他の4人ほどがっつりではないですが、可愛い一面なども見れて良い感じでした。

モブをはじめとして、いくらかは主人公と攻略キャラ上げ要因の人たちもでてきます。
ちょっと盲目的になっているファンとか…ダメな人はイライラ要素かもしれません。
サブの綺羅梨も好き嫌いわかれるキャラですが、おまけのサイドストーリーまで読んで私は大好きになりました。

キャラクター個別ルートは感想こちら

推しは、決めるの難しいですね。
みんな良すぎてもうどうしていいやら…!
強いて言うなら由稀人さんかな~。
ルートの最後の方、それまでのチャラさを吹き飛ばして本当にかっこよかったんですよね。
一番共感できたのは春三くんでした。

シナリオ 4 out of 5 stars(4)

クリア時間は30時間足らずです。
はじめの数馬は共通章と個別を合わせて7.5時間くらいかかりました。
要領をまだ掴めてなかったのと、Good EDを探してさまよいました。
残りの3人はスキップも駆使して、共通~個別の全てのEDまで、ひとり5時間くらいでプレイできました。
浅木先生は少し短めで2.5時間くらいでした。

ストーリーは短めだと思います。
本当に早く終わったと感じます。
プリテンドタイムで少し尺を伸ばしている気はしますね。
飛ばしてしまうとあっという間に次の章に入ってたりとかざらにありました。

おまけも、サイドストーリーは何本かありましたが、ED後のアフターストーリーやSSは無いです。
いつもその辺りも充実しているゲームばかりしていたのと、本編が短めなのとで、ボリュームは少し物足りなさが残りました。

シナリオの中身についてはとてもキュンキュンできますし、ちょっと切ない場面やすれ違っちゃったり感情的になっちゃったり…。
キャラクターたちの色々な顔を見られて楽しすぎました。
それから偽の恋人から始まる恋愛ですが、ちゆきと攻略キャラが接していくうちにお互いに変化が生まれて、それが恋人関係になっていく過程がみんなすごく良かったです。
ハピエンは全てが円満に終わります。
バッドエンドはあっさりした途中ゲームオーバーでした。

一応、方便寄りとはいえ嘘をついてますから、その分の代償かな、くらいに捉えています。
現代物の恋愛話ですし、暗い要素は力を入れていないと思っていいです。
気楽にサクサクプレイできると思います。
個人的に楽しかったのは芸能人組のルートです。
スキャンダル回避やお忍びデート等、普段の生活では起きないスリルも折り込まれているのでわくわくしました。

攻略順はこの通りでプレイしました。
数馬→春三→由稀人→理玖→詠一郎
詠一郎は前4人を全員クリアするとルート開放されるので最後で固定です。
他は誰からプレイしても大丈夫だと思います。

イラスト 4.5 out of 5 stars(4.5)

原画は藤理トさん担当です。
他の乙女ゲーのブログなどでお名前は見た事あるのですが、メイン張るのは初めてなんでしょうか?
調べてもあまり情報が無くて…。

イラストはどの絵も綺麗です。
あと、色遣いが好きです。
原色も鮮やかな色をそのままにではなく、どの色も少し白を混ぜて柔らかくした感じでいい色合いでした。

スチルは共通が6枚、個別がひとり16枚、先生は9枚、コンプスチルが1枚でした(差分無しの数字です)
差分もたくさんあって、多いのだと1枚で9つでした。
数馬の「背中、押してみた(物理)」でアニメーションのようなエフェクトがつくのも良かったです。
とっても満足でした。

総評 4.5 out of 5 stars(4.3)

ファンタジー要素一切なし。
全員成人済み、青年たちの現代ものラブストーリーです。

恋を知らない、恋愛物の書けない脚本家志望の主人公が、恋人のフリからホンモノの恋を見つけていくお話です。
誰のルートにいってもキュンキュン間違いなし。
恋愛過程が丁寧で、とても楽しくてわくわくしながらプレイできます。

また、並行して父親捜しにも奮闘します。
母の遺作から捜して探ってたどり着く真相もぜひ見てみてください。

独自システムのプリテンドタイムは少し気になる点があるものの、慣れれば大丈夫でした。
2周目からはスキップもできます。
込み入った作業はありません。

全体的に手軽ですし、乙女ゲー初心者はもちろんのこと、誰でも楽しめる作品だと思います。
ホンモノの恋を是非見つけてください!

「これだから乙女ゲーはやめられない!」のゲームでしたね。
キラキラしていてキュンキュンできて、楽しくてあっという間に終わっちゃいました。
あと、ゲーム外の事なのですが、限定版小冊子にSSはないみたいです。
イ○スタやラ○ンもどきの画面が掲載されているので日常が垣間見えてとても楽しいですけど、ちょっと物足りなくて…。
ハピエン後のSSが載っているステラの小冊子買いで正解でした。
めっちゃ甘くて幸せな気持ちになりました。
ということで、ラバプリはこれにて終了。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
では
いつもありがとうございます。
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