おはようございます。
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ハッピーハロウィン!ですね。
ハロウィン雑貨は大好きなんですけど、買って満足して終わろうとしているゆり子です。
あ、でもハロウィンは関係なく友人と焼肉に行けることになったので、たんまり食べてきます。
そういえば、薄桜鬼のキャラ達は動物の肉は苦手みたいですね。
土方さんと沖田は難色示してるシーンありました。
ということで、薄桜鬼真改月影ノ抄スタートです!
もくじ open
プラットフォーム | Nintendo Switch各種 |
---|---|
メーカー | オトメイト(IF/DF) |
発売日 | 2019年9月26日 |
CERO | B(12才以上対象) |
シナリオ | 長野和泉/小縞なお |
イラスト | 四季咲組 |
キャスト | 三木眞一郎/森久保祥太郎/飛田展男/鈴木貴征/宮野真守/津田健次郎/他 |
公式サイト | https://www.otomate.jp/hakuoki/shinkai/tsukikage/ |
文久三年十二月。
父を探して京を訪れ、奇なる縁で新選組と出会った雪村千鶴。
幕末の戦乱の世で、彼らの最後の戦を見届けるまでの数年間。
その隙間に合ったであろう小さな物語の集まりです。
機能名 | 有無 |
---|---|
既読/未読スキップ・オートモード | 〇 |
クイックセーブ/ロード | 〇 |
バックログ | 〇 |
チャプター(√又は章毎の途中プレイ機能) | 〇 |
フロートチャート | × |
選択肢又は未読箇所までのジャンプ | × |
ヒロインの名前変更 | 〇 |
デフォルト名呼びボイス | 〇 |
ヒロインフェイス表示 | × |
ヒロインボイス | × |
キャラクター立ち絵の動作(目パチ・口パク等) | 〇 |
ステータス(パラメータ)画面 | 〇 |
アイキャッチ | 〇 |
フォント変更 | × |
オトメイトさんの基本仕様です。
抄目録という地図上から物語を辿るチャプターがあります。
月影の本筋もこれに沿って進みます。
特殊な仕様は特にありません。
やっと月影をプレイしました。
先に後続の銀星ノ抄をやってしまったので、順番が逆なんですけど良ければお付き合いください。
月影も薄桜鬼真改のFDの立ち位置で、真改本編の補完がされています。
銀星と同じく「夜」と「季節」というテーマがあります。
今回は七夕が題材です。
銀星では共通章で攻略キャラと写真館の藤の花の下で記念撮影をするイベントがあるのですが。
そういうのは月影はひとりずつ違うシチュのようですね。
今回攻略できるキャラはこちらの6人です。
- 土方歳三
- 沖田総司
- 山南敬助
- 山崎烝
- 伊庭八郎
- 風間千景
以降はネタバレ回避のため【ネタバレ】ボタンを設置しています。
クリック・タップするとネタバレ感想が開きます。
閲覧後の苦情等はご容赦ください。
よろしくお願い申し上げます。
名前:沖田総司
所属:新選組一番組組長
CV:森久保 祥太郎
このルート、しんどいです。
沖田に甘さは求めていませんし、内容が身体も心も追い詰められていく辛いものなのは重々知っているんです。
でも、しんどかった…。
もちろん、労咳も出てきます。
吐血で隊服を汚したのを洗濯するシーン、弱って箒すらちゃんと持てなかったシーン…。
もう何が来ても胸が痛かったです。
病魔に負けじと、いつもの飄々とした態度でいる事すら全部気丈に振舞っているようにしか見えなくなっていきます。
病に侵されながら新選組の役に立てなくなるのが嫌な沖田が本音を隠すためにやっていることなんですけど。
労咳が悪化の一途を辿って、土方さん達にも勘づかれ始めたころ、近所の子どもたちとも遊べなくて、子どもたちが心配して風邪が治るようにお守りや折り鶴を送ってくれます。
この時ばかりは沖田が「治るのかな」って本音を言ってくれて。
素直になってくれて嬉しいですが、涙目のスチルを見た瞬間こちらの涙腺崩壊しました。
本当に堪えます。
そして、沖田と言えば切っても切れないのが近藤さんと土方さん。
近藤さんが斬首され、病をおして土方さんに会って激高する沖田は無印の時から忘れられないです。
言葉では説明がつかない感情がふたりの仲にあるんですけど。
プレイするしか知る方法がないです。
その後、新選組と袂を分かって、雪村の里で綱道と薫と決着をつけたところで本編は終わります。
沖田ルートって千鶴まで羅刹にされてしまうんですけど。
戦闘狂で化け物じみた強さだった人が千鶴を好きになって真人間になったと思ったら2人とも変若水で世にいう化け物同士になってて。
このしんどさをどうしたらいいのか…。
ふたりに普通の幸せを与えてあげたいです。
FDでも結構無慈悲ですね。
明治5年になって時代が急に変わっていく中で、沖田と千鶴は静かに白河の山奥で療養して暮らしているんですけど。
先がない、死期が近いみたいな会話の流れがきて、もう勘弁してと思いました。
「冗談だよ」って言うけど全部本当にしか聞こえない…。
山奥で色々わかち合いながら、穏やかに暮らしていたであろうことは他の薄桜鬼もプレイしているので想像はつきます。
でも、しんどさに対して幸せな時間短すぎますよ…。
本当に、この人たちの幸せはどこに置いてあるの、と思います。
無印のときから何度プレイしても、いつまでたっても抉られますね。
感想もしんみりした感じにしか書けないです。
甘さはとても低いですけど、涙腺崩壊レベルはMAXでした。
そういえば、池田屋の事件後、ダメになった刀を新調するお話があったんですけど。
加州やら安定やら兼定やらのお名前が出てきて…(笑)
わかる人にはわかるネタですね。
名前:山崎烝
所属:新選組監察方
CV:鈴木 貴征
山崎は、キャラは好きなんですけど、ルートの内容がちょっと微妙な部分もあるというのが正直な感想です。
幹部隊士たちが自分から羅刹になる理由はだいたいが志のためで、命とか二の次で、それぞれに誇りを感じます。
山崎も志のためもあったでしょうけど、土方さん(他人)のために代わりに…っていう比率が大きい気がします。
医術を知っていたからこそ他人を救おうとする行動に出たんだろうな~と思います。
普通にかっこいい。
そして、医術の心得があり人の命を救える立場なのに、羅刹となってしまい人を殺してしまうかもしれない状況になるって、なかなかの事ですよね。
他のルートでは山崎は死んでしまいますので、生き残る事自体がこのルートの醍醐味だったりします。
かつ、世界が180度変わって、それに葛藤する山崎がとても見ていて苦しくもあり…。
千鶴も同じく医術の心得を持っているからこそ、山崎は大丈夫って確信して支えてるのが心強かったです。
無粋ですけど、新選組が人斬り集団(人を殺せる立場)な事も忘れちゃいけませんけどね。
あまり突っ込むと矛盾が凄くなるので…(モゴモゴ)
でも、やっと攻略対象に昇格した山崎にめちゃくちゃ浸れるルートなんで、楽しかったです。
ただ、ちょっと個人的には必要以上の忍者推し?はそんなに好きでは無いです。
山崎も「武士」に憧れて新選組に入ってるわけですから、監察方で組長達とは違う任務を全うしていたとはいえ、忍者っぽい描写はなんだかな~と思ってしまいます。
苦無の修行とか俊敏性のお話とか…。
その昔、山崎流忍法畳返しとかもありましたけど、それはネタのはず。
新選組を離れる時に、土方さん達と同じ志を持っていた描写はあるんですけど、武士道の事だとちょっと説得力がなかった気がしますね。
武士としての山崎がもっと欲しかったです。
シナリオ最後の明治には、医者になっていています。
千鶴と診療所開いてるし、幸せ全開の夫婦を拝めて嬉しくなりました。
沖田の次に攻略したので余計に染みました。
山崎って生真面目で少し頑固なイメージですけど、FDの効果なのか柔和な場面が多かった気がします。
スチルも、ほんの少しだけ最初から甘い路線いきそうな雰囲気はありました。
名前:山南敬助
所属:新選組総長
CV:飛田 展男
待ってました山南さん。
めっちゃ好きです。
相変わらず最初の内はかなりチクチク言われますけど、もう理由を知ってしまっているので言葉が出ないです。
本当に剣一筋なんだなって思います。
それが失われて、地頭がいい分余計に悩んで苦しんだだろうし、1箇所の怪我が山南さんを捻じ曲げてしまう事が悲しいです。
変若水を飲んで、人でなくなっても再び剣を振るえることに高揚していたシーンとかとても印象的です。
山南さんって他のキャラからこういう人だ、って教えてもらう事が多くて。
「新選組の事を誰よりも考えている」とか「穏やかだけど腹の底真っ黒」とか。
でもこの時は、プレイヤー側から山南さんを知っていけるので、とても貴重です。
普段は感情を仕舞っているいる人が何かの拍子に内心を見せてくれるの結構好きなんですよね。
雰囲気は怖かったですけど良かったです。
ただ、そんな中でも、千鶴への接し方を見ていると、根は優しいんだろうなっていうのがわかります。
剣を振るえない自分にイライラしてちょっとあたりがキツイくても千鶴が粘ると大体折れてくれてました。
羅刹になっても千鶴が訪ねてきたら無下にせず、子どものわがままを聞くみたいな感じでしたし。
冷たく見えても隠しきれない山南さんの良さがとても好きです。
千鶴を女として見てないことはないのですが、本編の方が恋愛している気がします。
色気もそっちの方があったような…。
でもラストのスチルで、結構深めにぶちゅっといっててゆり子は湧きました…!
そういうのをもっとください。
あと、山南さんって変若水の研究をしているので、羅刹問題がルートでも多く出ます。
諸処片付かなくて、明治になっても西洋で羅刹を元に戻す手がかりを探しています。
…終わりがみえないんです、よね。
面倒見の良さを発揮しちゃった感じなんでしょうかね。
羅刹をまとめて何とかするみたいな…。
もう幕命も新撰組も何も縛りは無いはずなんですけどね…。
もう少し幸せムードや休んでいる場面が欲しかったですけど。
補完なのでこんなものかな、という感じでした。
名前:伊庭八郎
所属:幕府の旗本
CV:宮野 真守
伊庭さんのルートは、事情が事情なだけに風間ルートに近いものを感じました。
新選組の形跡を追っていくパターン。
そして鬼に与した訳では無いけど、人間の戦いの行く末を見守る(ことしか出来ない)所とかも似ていると思います。
伊庭さんって、最初は薄桜鬼っぽくないキャラに思います。
初期は、みんな千鶴のことを大なり小なり秘密を知った厄介な部外者扱いしてますよね。
人あたりのより平助や左之さんも線引きはしてる感じでしたし。
でも伊庭さんは、キャラの中で唯一の千鶴の昔馴染みで、一方通行ですけど知り合いという関係が完成されています。
なので、初期の厳しさをそんなに感じさせないですし、なんなら早くから千鶴に好意ありありです。
まぁ、そのまますんなりはいけませんけどね…。
ただ、そんな気さくな人柄でも身元は幕府の旗本。
時代が動くにつれて否応なく追い込まれる側になってしまいます。
それから武田さんとの関係も嫌な因果が続きますよね…。
鬼の腕のくだりで人の道からもはみ出さざるを得なかったですし。
辛いです。
千鶴のことをよく思っていた最初の頃の気持ちに偽りはないですけど、鬼の腕の影響が女性に対する気持ちにまで出てきているのがなんとも言えません。
決してチャラ男では無いし、紳士なんですけどね。
鬼の本能が強くて、伊庭さんの純然たる好意が途中濁って見えたり、力に翻弄されたりするのがとても悲しかったです。
もちろん、最後はちゃんと制御できるようになります。
あと、好意がわかりやすいので薄桜鬼では結構甘い方だと思います。
正面からヴェールをかけてくれるスチルとかニヤニヤが止まりませんでした。
そういえば、伊庭さんルートの時は千鶴の忘却癖はなんとかならないのでしょうか(笑)
ちょっと伊庭さんが不憫です。
名前:土方歳三
所属:新選組副長
CV:三木 眞一郎
メインヒーローの土方さんですが、ラストは風間に任せてここでプレイしました。
土方さんの物語は、色々詰まっていてどこを話しても涙無しでは見られないルートです。
そのためなのか?
FDだから日常や甘い所を持ってくるためか、京と終盤のお話に振り切ってました。
特に京は5つもお話があって、新選組や近藤さんのことを思う場面もあれば、ちょっと隙を見せてくれる所もあって良かったです。
ピンチになっても好機と捉えて、絶対に折れない不屈の精神がかっこよかったです。
皆がついて行きたくなるのも頷けます。
急に出てきた居眠りスチルも美しすぎて、意味がわかりませんでした。
ありがとうございます。
終盤も千鶴のほっぺについた米粒を取るというベタな展開もあるんですけど、まぁそれどころではないですね。
本編のあらすじの説明が毎回あるんですけど、近藤さんと生き別れた所や、どんどん仲間がいなくなっていく現実に涙が止まりませんでした。
特に山南さんと平助くんを看取る場面とか、何回みても悲しくて仕方ないです。
しんどいですね。
そして土方さんも土方さんで背負ったものを絶対に下ろさないので、最初から最後まで苦悩し続けていたのが、副長らしくて好きですけど胸が痛くなりました。
この人本当にいつも無理しかしてないです…。
最後は千鶴を選びましたけど、新選組の仲間のことをずっと思っていたのが印象的でした。
蝦夷の人里離れたところで暮らしているみたいでしたけど、しっかり休んで幸せにね…と思います。
名前:風間千景
所属:西国の鬼の頭領
CV:津田 健次郎
アニメ版映画の「行くな」というたった一言にやられて以来大好きになった風間です。
ですが、物申す。
本編でいう共通章の時期がFDだとものすごく不自然なんです。
京にいる頃、風間が接触して来るのを新選組はよく思ってないですし、敵対して襲撃されて何度も痛手を負っているはずなんです。
なのに、近藤さんと土方さんが千鶴が風間と会うのを許しちゃう場面があって…別の世界線にきた感覚でした。
約束は約束なんですけど、風間(薩摩)ともめないためにしても、うーんという感じ。
風間の個別に入ってからなら二人きりで逢瀬しようがなんとも思わないんですけどね。
そしてその個別に入ってからは泣きっぱなしでした。
新選組の幹部がひとりずついなくなるのを後から追うストーリーなんですけど、これを泣かずに耐えられたら相当な猛者だと思います。
土方さんルートとはまた違う立場で進むんですけど、どっちにしろ鳥羽伏見以降は辛いですね。
最後まで見届けて、後世に正しく伝える、って千鶴が何回か言うんですけど。
蒼穹ノ旗を思い出して涙腺崩壊してしまいました。
無理…。
でも、薄桜鬼を最後まで見尽くした達成感はありました。
本編だともっとロスがやばいですけど、またやりたいなって思います。
明治になったら、千鶴は風間家に嫁いで薩摩で暮らしているみたいでした。
子どもたちって表現があったんですけど、子ども生まれてたんですかね?
本編にはそういうのなかったと思うんですけど…私の記憶が曖昧になっているかも。
相変わらず強引で不遜なちー様でしたけど、我が妻にはやっぱり優しくて最後の方はニヤニヤしました。
月影の感想は以上です。
思った以上にあっという間に終わってしまいました。
良かったところ、ちょっと疑問に思ったところ、色々とありましたけど、終わってしまうと名残惜しいです。
感想を書いている時は「夏」と思っていえ、物悲しさが際立ってしまったんですけど。
後から気が付くと、江戸時代なので七夕は8月7日で季節は秋なんですよね。
そう考えると、なんとなく哀愁漂う季節感と、それぞれのルートの物悲しいところはマッチしていて良かったと思います。
次回はまとめ記事を書きます。
では👋
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