この記事はテン魔女FDこと「even if TEMPEST 連なるときの暁」をクリアした後の総評記事です。
こんばんは。
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ティレル様にハマりすぎて、テン魔女シリーズを鬼のように周回中のゆり子です。
普通にプレイするのがほとんどですが、Vita版の作業有りのゲームをプレイしている横で無理やりオートモードで流すまでしていて、だいぶキてます(笑)
それくらい私にとってキャラも甘さもシリアスさも音楽も丁度良い作品なんだと思います。
まだまだ盛大にお楽しみ中のテン魔女FDですが、今回は評価記事を書いていきます。
未プレイの方へ向けてのものなので大事なことをぼかしまくっていますが、雰囲気だけでも伝われば嬉しいです。
いつも通り正直に書かせていただいてます!
プラットフォーム | Nintendo Switch各種(DL版のみ) |
---|---|
メーカー | Voltage |
発売日 | 2023年10月26日 |
IARC | 16才以上対象 |
シナリオ | 潮文音 |
イラスト | のりた/水谷恵 |
キャスト | 石川界人/古川慎/杉山紀彰/武内駿輔/他 |
公式サイト | https://products.voltage.co.jp/tempest/fd/ |
愛も命も焼べて、辿りついた〝結末〟
公式サイト
『even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女』のファンディスク。
己の身を捧げ、殺し、殺され、ときには大切な人すら犠牲にして、辿りついた最善の結末。
死を繰り返した少女の〝生〟の物語が、今始まる。
ゲームの核心に触れる内容は控えていますが、説明上軽度のネタバレはあるかもしれませんのでご容赦願います。
特にまっさらな状態でプレイした方は以降の閲覧にはご注意ください。
よろしくお願い申し上げます。
糖度は全体的に高い方です。
普通のファンディスクと差し支えないと思って大丈夫だと思います。
攻略キャラクターと恋人になった後の物語がゲームの大部分で、おいしいシチュエーションだったり恋人らしい言葉だったりが随所にあって甘いです。
2人で進んでいくスタートを切ったところからの展開なので、それぞれの抱える問題も出てきてシリアスな場面もありますけど、BAD EDはないので安心してプレイできると思います。
また、恋愛感情の変化が補完されています。
本編の時、あるいは過去に攻略キャラがヒロインのことをどう思っていたのか等、色んな過程が明瞭になってスッキリできるはず!
誰とも付き合っていないルートも全員がヒロインを好きです。
恋人同士の甘さとは違いますが、こちらも適度な甘さがあって良かったです。
サブストはサブキャラクター中心なので糖度は無いです。
魔女や王族のお話が多くて、結構闇深い感じでした。
OP曲「Breaking of Dawn」、ED曲「Colored my days」。
どちらも平田志穂子さん作詞/作曲です。
平田さんの力強い歌声と、綺麗な曲調が最高の楽曲でした。
BGMは有名なクラシック曲と、土屋俊輔さんが担当したオリジナル曲が流れます。
あまりに素晴らしい曲たちで、大好きになりました。
なので「宵闇にかく語りき魔女」の記事にも「サントラがほしい」と書いたのですが、願いが叶いました!
テン魔女のサントラ「even if TEMPEST Complete Original Soundtrack」が2024年2月14日発売です。
好きな時にテン魔女ワールドに浸れる幸せを皆様もぜひ!
今作では、キャラの過去やその時々の心情が補完されたことによって、より好きになっ良かったです。
ヒロインのアナスタシアは女騎士の候補生。
凛々しい姿に男前な口調、かっこいい系の女の子です。
死に戻りをしてまで復讐を遂げたいと思っていましたが、本編での時間を過ごしたことで新たな道を歩み始めます。
恋愛方面は鈍感で初心なので、今作ではかわいらしい反応もたくさん見ることができました。
攻略キャラクター4人はそれぞれに悲しい過去や絶望を抱えて沈んでいましたが、本編で軌道修正!
死に戻り後に変わったアナスタシアに影響を受けて自分も変わろうとしてくれた人たちです。
個別ルートは恋人として、ifでは固い絆で繋がった仲間として、未来を向いて支え合える関係性が素敵でした。
サブキャラクターもFDで初めて見直したり印象が変わったりする人もいて楽しめるポイントが満載です。
でも、みんながいい方向に変化する中、不変の闇深い勢は相変わらずゴーイングマイウェイでいっそ清々しいほどでした(褒めてる)
地雷は無いと思いますが、王族がルーシェン以外はクソなので、百合、NTR、サイコパス…この辺りが苦手な方はちょっと注意かもしれません。
私の推しはティレル様です!
自信満々で、かっこよくて、可愛くて、優しくて、ずるくて…とにかくティレル様以外のことを考える余裕をくれません。
本人以外のルートで出てくるだけで「ティレル様!(ときめき)」ってなるくらい全部を持って行ったハート泥棒でした。
完全に、ぼくのかんがえたさいきょうのサーヴァント…好き以外の何者でもなかったです(BIG LOVE)
各ルートのネタバレ感想はこちら
総プレイ時間は20時間以内でした。
Love Storiesはひとり3時間強。
The Fellowshipも3時間ほど。
Side Storiesは全部で2.5時間くらいでクリアしました。
Love Storiesはそれぞれの攻略キャラクターと恋人になった後日談が描かれています。
何といっても、本編の補完をしているのがとても良かったです。
乙女ゲームでの潮先生のシナリオは、後から心情の補完をしてくださるパターンが多い印象です。
テン魔女もFDまでプレイして深い部分に理解が及ぶ構成なので、FDは絶対になくてはならないもの…。
FDプレイ後にさらにテン魔女を好きになれたので、本編だけで納得いかなかった方は特に続けてプレイしてほしい内容だと思いました。
ただ、欲を言えば本編・FD共に1本にまとめて頂けた方がありがたいかな。
プレイしやすさ的にも、ぼかさずいえばシナリオのボリュームと価格的にも…。
The Fellowshipはゼンの呪いをみんなで解く物語です。
みんなでわちゃわちゃしている友情もので、キャラクターたちの絆が感じられて良かったです。
全員ヒロインを好きなので逆ハーや取り合われる感じのシーンもあって乙女ゲーム的にもおいしくてハマれると思います。
イケメンサンドなスチルがとてもおすすめです。
Side Storiesはサブキャラクターの掘り下げです。
1つはヒストリカの正史のお勉強みたいになっていて、テン魔女ワールドの理解も深まります。
でも人を選ぶストーリーもあるので、最後まで残しておくのは私はおすすめしないですね。
攻略順は吹き出しの通りがいいかなと思います。
ゆり子のおすすめ攻略順
Love stories(好きな順)→Side Stories(好きな順)→The Fellowship
攻略制限があるのでまずはLove Storiesのルーシェン、クライオス、ティレル、ゼンを好きな順番で。
Love Stories内でSide Storiesのマヤ、エヴェリーナ、コンラッド、イシュが回収できるので、解放されたらプレイ。
最後にThe Fellowshipでわいわい終わるのがおすすめです。
だんだん真相が見えてくるような流れは無いので基本的に自由で良いと思いますが、エヴェリーナ、コンラッドのストーリーは暗いのであとに残さない順番にしました。
イラストは等身がのりたさん、SDは水谷恵が担当されています。
はっきりした色の綺麗なイラストです。
通常の立ち絵も大好きなのですが、新衣装や肌色~なスチルなど、新しい刺激もあって見ていて楽しかったです。
スチルは差分を含まない合計で50枚です。
内訳は個別が8枚or9枚、その他が16枚です。
枚数はちょっと少なく感じました。
オープニングムービーでスチルの半分近くが出てくるので、ネタバレを気にする方は後で見る方がいいかもしれません。
テン魔女シリーズのFDです。
「連なるときの暁」というタイトルのように、闇のループから抜け出して光の未来へと歩んでいく…そんな作品になっています。
本編の後日談と言うことで、攻略キャラクターと恋人としての甘いシーンなどが盛り込まれていてとても乙女ゲームらしいゲームです。
ボリュームは少なめですが、本編の補完も入っていて内容も濃いめ。
加えてキュンしたり、萌えたりだけで終わらず、遊んだだけテン魔女ワールドにどっぷり浸れると思います。
本編だけでは物足りなかったりもっと掘り下げがほしかったりと、気になる点があった方ほどぜひプレイしてみてほしいです。
テン魔女自体が未プレイで、ゲームに興味を持っていただけた方は、まずは本編の「even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女」から始めてみてください!
参考までに私が執筆した評価記事はこちら
テン魔女に狂う仲間が増えると嬉しいです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
では👋
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