BUSTAFELLOWS-バスタフェロウス｜評価

バスタフェロウズをクリアした後のまとめ記事です。

こんばんは。
いつもご訪問いただきありがとうございます。
また、やる気ボタンもたくさん押していただけて感謝を申し上げます。

バスタフェクリア！
回収要素もすべて集めてまいりました。
なんでもっと早くプレイしなかったのだろうと思うくらい個人的にとても楽しめました。
私が皆様の再放送をしている状態なので、ネタバレ無しの記事はもういらないかなとも思ったんですけど。
ブログの運営も長くなってきてこれを書かないと終えた気になれない体になってるのでいつも通り書かせていただきます(笑)

よろしくお願いいたします。

糖度は低め～微糖くらいでした。

全体的に事件パートのシナリオ運びに力を注いでいるなという印象です。
でも、共通章や個別ルートsideAをプレイしていて、はっきりとは書かれてはいないけど台詞や態度で好意が伝わってくるような恋愛過程だったかなと思います。
自分でどれだけ行間を読んで恋の要素を見つけられるか、でちょっと感じ方が変わるかもしれません。

良い雰囲気のスチルや告白シーンなどももちろんありました！
後日談のsideBやおまけなどはだいたいが恋人になった後のお話でしたので、大満足でした。
ただし、甘いだけじゃないものも…。

OPはアダム(CV.石川界人)が歌う「NOVALIS」。
疾走感があってかっこいいし、歌詞がシナリオのどこやそこやにリンクしていてやばいです…。

EDは、BGMの「BUSTAFELLOWS」のアレンジ曲と「Auld lang syne」。
蛍の光の方は、めちゃくちゃ泣けました。

BGMは、アメリカンな感じのおしゃれな曲が多かったです。
タイトルバックの曲が一番好きかな。
あと、途中でキャラクターが弾いていた「ラ・カンパネラ」と「ノクターン」もお気に入りです。
特にノクターンはしばらく流れたシーンが忘れられませんでした。

メインのキャラクターは、気の置けない仲間のような家族のようなとてもいい関係性だったと思います。
個性、価値観、正義など持ってるものはそれぞれ違いますけど、奥底では分かり合えているんだろうなという安心感がありました。
見ていてすごく楽しいし、あの輪の中に入りたいなと思っちゃうほどでした。

ヒロインのテウタは、明るく素直な子でとても好きになれます。
飾らない感じがすごく良かったです。
時間を遡れるタイムリープ要素も少しあり。
シナリオの中では記者として相手に考えを持たせるように動かされていて、プレイヤーはテウタを通して色々な正義や悪について考えさせられると思います。

攻略キャラも、一見癖が強そうだけど、ふたを開けると家族や仲間に対してとても思いやりのある人達ばかりで好きになるしかなかったです。
深く堀り下げられるのはそれぞれの個別ルートですが、他のルートでも良さが発揮されているので、色んな所にキャラ達の魅力が散りばめられている印象でした。
ブレもないですし、知れば知るほど好感度が上がっていきました。

サブキャラもすごい。
色んな意味で意外性に富んでいたし、攻略キャラの対比になるような人も多くて、メインを邪魔せずストーリーを盛り上げてくれていたと思います。

各ルートのネタバレ感想はこちら。

全員を箱推しできるレベルでハマれるキャラだらけでした。
私の推しはモズとヘルベチカですけど、やっぱりみんな好きです！

総プレイ時間は約30時間でした。
共通章は7時間、個別ルートはそれぞれ4時間前後、真相とその他が3時間くらいでした。
エンドはハピエンとBADが一つずつありました。
個別ルートは事件パートのsideAとハピエンの後日談のsideBに分かれています。

「映画っぽい」とよく言われているように、海外映画のノリや雰囲気も感じました。
シナリオは、長すぎずとてもテンポが良くて読みやすかったです。
サスペンスのようなハラハラドキドキする謎解き要素もありますし、先が気になってどんどん読み進めていけると思います。
個別ルートに入ると結構シリアスな展開が繰り広げられていました。

物語の過程は逐一丁寧に書いてはないですけど、過程が丁寧。
少ない言葉や行間から十分に読み取れるようになっていて無駄がなかったです。
テウタの記者としての記事の書き方＝「読み手に考えを持たせる」スタンスがシナリオの文章にも表れていたと思います。
正義とは何か、悪とは何か、色んなことを問いかけられた気がしますし、点と点が繋がっていく毎に、「ああなのかな」「こうなのかな」と考察できてとても楽しかったです。

勧善懲悪ではないので、敵味方、白黒がはっきりしているストーリーがお好きな方はちょっとモヤモヤするかもしれません。

奨励の攻略順は特にありません。
どのルートに行っても出てくる事件が違うし、真相に直通しているものも無いので自由にプレイして大丈夫です。
私の進めた順番も参考までに記載させていただきますね。

ゆり子

ゆり子の攻略順

スケアクロウ→リンボ→シュウ→モズ→ヘルベチカ→真相

キャラクターデザイン、原画はすめらぎ琥珀さんが担当されています。

綺麗なアニメ絵風で、見ごたえのあるスチルが多かったです。
微細な差分もたくさんあって、静止画ですけど躍動感が感じられました。
背景などもおしゃれで素敵でした。

スチルの差分なしの合計枚数は97枚。
一人15～20枚ですが、複数人写っているものは重複してカウントされています。

「あざやかな悪に染まるアドベンチャーゲーム」
その名の通り、何が正義なのか、何が悪なのか、色んなアプローチで問いかけられる作品でした。

アメリカンなおしゃれな世界観の中で起こる事件を解決してゆくサスペンス要素を楽しみつつ、仲間たちとの日常生活やチームプレイがとても楽しくてのめり込んでいけると思います。
キャラクターも良いので、合わなくて途中で投げることもほぼ無いはず…！
もし、最初に興味がなくても進めていく過程で好きになっていける魅力的な人たちが待っています。

シナリオ、キャラクター、音楽、絵、どれもこれも良かったので、ぜひたくさんの方にプレイしてほしいゲームです。

あんまり言うとネタバレになるので伏せますが、プレイし終わってからもかなり引きずっています(笑)
それくらい楽しめた作品でした。
いや～未プレイなのに、SEASON2の予約解禁日に予約した私、ブラボーかもしれません(自画自賛)

結果、めちゃくちゃ沼ってます。
モズとヘルベチカの香水も買っちゃいました！
バスタフェロウズ、本当に素晴らしいゲームでした。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

では👋

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