こんばんは。
いつもご訪問頂きありがとうございます。
今回は「ゆのはなSpRING～Mellow Times～」のまとめを書いています。
本作はゆのはなSpRING！の本編とFDが1つになったSwitch版ソフトです。
本編及びCherishing times(FD)までプレイし終わり、エンディングやスチルの回収もバッチリ！
おまけ機能なども埋まったので、クリアとさせていただきます。
ネタバレ配慮の記事なので、細かくは記載していませんが、作品の雰囲気を掴んでいただけたらなと思います。
それでは続きをどうぞ。
参照:https://www.otomate.jp/
| プラットフォーム | Nintendo Switch各種 |
|---|---|
| メーカー | オトメイト(IF/DF) |
| 発売日 | 2019年2月28日 |
| CERO | C（15才以上対象） |
| シナリオ | 皆川千尋/有野幸/春夏秋冬よもひろ/ふくだりょうこ/夏越ちか |
| イラスト | RiRi |
| キャスト | KENN/石田彰/木村良平/杉山紀彰/津田健次郎/他 |
| 公式サイト | https://www.otomate.jp/yunohana_spring/switch/ |
時は平成、所は金沢。
公式サイト
梅の花咲く３月のこと。
温泉旅館『福寿楼』の一人娘である主人公「ゆのは」は、都会に憧れ、親の反対を押し切って実家を出るも、母が倒れたという報せで呼び戻される。
帰ってみると、小さいながらも繁盛していたはずの『福寿楼』は閑古鳥が鳴いていた。
なんでも新しく出来たリゾート旅館『清峰閣』の人気に押されてお客様が激減中だとか。
「うちにはうちの良さがあるのに……！」
かくして彼女は臨時若女将として『福寿楼』を守る決意を固めたのであった。
個性的な従業員に、なにやらワケありのお客様。
女将稼業に恋愛に大忙しな彼女の日々は、はちゃめちゃだけど胸きゅん満載！？
はてさて彼女の未来やいかに――――？
（4.5）
（3.5）
（4）ゲームの核心に触れる内容は控えていますが、説明上軽度のネタバレはあるかもしれませんのでご容赦願います。
特にまっさらな状態でプレイした方は以降の閲覧にはご注意ください。
よろしくお願い申し上げます。
糖度 
（4.5）
イラストの雰囲気通り、糖度は高めです。
このゲームは本編とファンディスクがセットになっていますが、本編は★4、FDは★5くらいかなと思います。
本当に甘かったです。
本編後半～FDで、恋人になった後の甘やかし方はベッタベタでキュンキュンしました。
どちらも、照れたり、手を繋いだり、相合傘したり、膝枕したり等、彼との日常の中に良いシーンがたくさん盛り込まれていて、少女漫画のような恋のパワーをもらえる感じです。
温泉宿で働く社会人の恋愛模様ですが、10代っぽい青春も感じるというか…明るく楽しく、時にちょっぴり切なく恋愛要素を堪能できました。
音楽 （3.5）
本編OP曲「Ready Go!!」、ED曲「茜色」は金太郎役のKENNさんが歌っています。
OPは明るくてテンションの上がる素敵な曲で大好きです。
FDのOP曲は「Hey!!」は結良まりさんが歌っています。
少女漫画をアニメ化したらこんなOPだよね～って感じの曲で、すごくゆのはなのラブコメ感にもマッチしていると思います。
FDのED曲はmaoさんの「Humming Days」です。
BGMは、全体的に緩めの曲が多い印象です。
個人的な趣向で申し訳ないですが、すごく印象に残るようなコレ！という曲はなく…。
でも、明るい曲は流れるようなテンポがいいし、しんみりするピアノ曲も暗くなりすぎず◎
公式様が箸休めと仰る作風にとても合っていて良かったです。
キャラクター （4）
ヒロインのゆのはちゃんは、可愛いものと都会が大好きな20歳ということで、都会に憧れる今風の子という感じです。
なりたい職業があったけど、就職に失敗…どうしようかと思っているときに実家の「福寿楼」に呼び戻されて働くことになります。
臨時若女将として、奮闘する様子にとても好感が持てますし、「福寿楼」に対する考え方が少しずる変わっていく過程は必見でした。
日常ほのぼの系のゲームなので、攻略キャラもそれに合った適度な個性のキャラクター達でした。
重い過去なり宿命なり、暗すぎる要素はなし…！
少し後ろめたいことを持ってる人はいますが、現実にもいそうだなという等身大の人がほとんどです。
あと、接客業をしている為か、いい意味でお節介焼き病の人が多い印象です(笑)
旅館のお話なので、基本的に気が利いて丁寧な対応ができる人ばかりですが、もう業務を越えてお客さんの役に立ちたいと思う重症者が多数。
そんな人が好い福寿楼だからこそ、温かくてまた行きたくなる「おもてなし」ができのかなと思いました。
それから隠しキャラもいて、これまた素敵な人でした。
ただ、設定がもしかしたら地雷源になる人もいるかもしれません。
攻略キャラクターは高平＞宏太＞隠し＞金太郎＞直昌の順番で好きですけど、箱推しに近いです。
シナリオ （3.5）
合計のプレイ時間は32時間ほどでした。
本編は、共通章も含めひとり4～5時間でクリアできると思います。
FDはもっと短時間で1人をクリアできますし、FDのクリア時間は10時間ちょっとでした。
ストーリーはそんなに長くないので、サクッと楽しめると思います。
シナリオは明るくてGOOD！
福寿楼の仲間と楽しく仕事したり、そこで生まれるラブコメを堪能できたりと、とても楽しくプレイできました。
バッドエンドやゲームオーバーがないのでトラウマができることもなく平和です。
困難や壁なども重々しいものはなく、悩みやスレ違いを頑張って解決していく様が微笑ましいです。
本編は、どのルートも福寿楼での日常を季節ごとの劇のように切り取って見ている感じでした。
ただ少し、時間の飛び方が唐突な気がします。
季節の移ろいと、EDで急に何年か飛んでしまう所はもう少し内容がほしいと思いました。
FDも、ED1のその後しか描かれていないので、飛んだ部分の詳細はなく…補足説明をお願いしますの気持ちです。
数年間に、キャラクターが何を思ったのか、心情の描写の補足があればさらにもっと踏み込んで楽しめた気がします。
惜しい。
それから攻略順についてです。
吹き出しの中は本編のおすすめ順です。
隠しだけ攻略制限がありますが、他は初期からプレイ可能です。
ゆり子のおすすめ攻略順
宏太→直→高平→金太郎→隠し
FDは何からプレイしても大丈夫です。
好きなキャラ、気になるコンテンツ、自由に遊んでみてください。
イラスト （4.5）
イラスト担当はRiRi先生です。
オトメイトでは、他にもピオフィオーレの晩鐘やS.G.Lなど綺麗系統のイラストも担当されています。
ゆのはなは、とにかく可愛いが全開のイラスト！
私は他作品のイラストを見慣れていたので、今回はとても新鮮でした。
淡いピンク系が基調で、薄めのパステル色をふんだんに使われていてほのぼのしています。
スチルもキュンとするようなのが多くて、ラブコメ感が強かったです。
総評 （4）
「湯けむり×胸きゅん」というジャンル設定に相応しい王道のラブコメ！
心がとても温かく癒されるような、公式が「箸休め」と仰るとおりの甘い作品です。
温泉宿での日常の一コマ一コマを時にハラハラしながら、時にキュンとしながら楽しめます。
キャラクターも従業員が多く、日々のお仕事の頑張りから元気をもらったり、応援したくなったりできる素敵な人たちがそろっています。
シナリオは基本的に明るいお話で、しんみりすることはあれど重々しい雰囲気や激情に見舞われるような展開もないです。
いい意味で毒味がない分あっさりしているので、シリアス系がお好みの方は物足りないかもしれません。
乙女ゲーム初心者。または、甘いお話が見たい方々にお勧めしたいと思います。
是非プレイしてみてください。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
では👋
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