AMNESIA(アムネシア)Switch|ネタバレ感想

こんばんは。
いつもご訪問いただきありがとうございます。
また、やる気ボタンを押していただき感謝致します。

8月ですので、アムネシアをプレイしてきました。
PSPで全てプレイ済みなんですけど、オトパに出演ということもあって再履修します。
10年前にプレイしたけど結構内容も覚えてますけど、楽しんできました。

プラットフォームNintendo Switch各種
メーカーオトメイト(IF/DF)
発売日2019年9月12日
CEROC(15才以上対象)
シナリオ果村なずな/望月柚枝
イラスト花邑まい
キャスト柿原徹也/谷山紀章/石田彰/日野聡/宮田幸季/他
公式サイトhttps://www.otomate.jp/amnesia/switch/
プロモーションムービー
オープニングムービー

あらすじ

とある架空世界の、とある架空の国の、とある架空の街での物語。
それは、8月1日のこと。
朝、目覚めた主人公は、突如として8月1日以前の記憶を『全て』失ってしまっていた……。
自分がどのような人生を送ってきたかも、周囲の人間関係もまっさら白紙の状態。
そんな彼女の目の前に現れたのは、自身を『精霊』と名乗るオリオンという少年だった。
オリオンの導きにより、記憶を取り戻すために奮闘することになる主人公。
まずは自分の日常生活から探っていこうとした矢先、彼女のものであるらしい携帯電話が着信を告げる。
――液晶画面に表示されたのは、やはり『知らない』名前だった――
名前も顔も知らない、主人公の『恋人』であるらしい『彼』との出会い。
誰を信用するべきか不明な状況で、相手に記憶喪失を悟られないよう行動する主人公。
それにより物語は複雑に絡み合っていく。
『彼』との思い出を持たない主人公は、
この日から新たな恋物語を紡ぐことになる――。

公式サイト

システム

機能名有無
既読/未読スキップ・オートモード
クイックセーブ/ロード
バックログ
チャプター(√又は章毎の途中プレイ機能)
フロートチャート×
選択肢又は未読箇所までのジャンプ×
ヒロインの名前変更
デフォルト名呼びボイス×
ヒロインフェイス表示×
ヒロインボイス×
キャラクター立ち絵の動作(目パチ・口パク等)
ステータス(パラメータ)画面
アイキャッチ×
フォント変更×

基本はいつものオトメイトさんのシステムです。
ヒロインはデフォルトの名前がありませんので、プレイヤーが考えることになります。

パラメータは好感度、信頼度、記憶喪失の疑念の3つがあります。
選択肢によって増減し、エンド分岐に関わってきます。

本編には関係しませんがミニゲームも収録されています。
クリアするとスチルが手に入ります。

ANMESIA雑記

Vita版のベタ移植作品です。
Switch版からの新規追加要素などはありません。

アムネシアの世界観は、ゲーム全体をみるとパラレルワールドですけど、個別のルートだけをみると現代が舞台のサスペンスって感じです。
都会らしきところで、厚着をしないといけないほど異常気象で寒い8月1日がスタート。
記憶喪失の原因を主張する精霊・オリオンとともに、ヒロインの日常を取り戻すことに奮闘します。

ヒロインは大学1年生で一人暮らししていて、「冥土の羊」といいうコンセプト喫茶でアルバイトをしています。
無個性で外連味がないので、自己投影しやすいと思います。
記憶をなくしているというのもあり、セリフが少なく、8割くらい選択肢のみが彼女の言葉です。
シナリオ自体も地の文無しで、セリフだけで構成されているのでキャラクターたちがよく喋ります。
ヒロインはデフォルトの名前もないので、当然呼び方も「お前」とか「君」とかなので、ちょっとドラマCDチックです。

また、パラレルワールドということで、その世界でのキャラクターのポジションが全て異なります。
ヒロインとの年齢差はどこの世界も同じです。

キャラクタールート別ネタバレ感想

Attention

以降はネタバレ回避のため【ネタバレ】ボタンを設置しています。
クリック・タップするとネタバレ感想が開きます。
閲覧後の苦情等はご容赦ください。
よろしくお願い申し上げます。

シンルート感想

シン
Profile

Name:シン

Status:ハートの世界の恋人

CV:柿原徹也

不愛想で手厳しい一つ年下の恋人。
父親が殺人を犯したため周囲から阻害され、孤立気味ですが、本当は騒がしいところも嫌いではない子です。
冷めて見えますが、身内の面倒はしっかり見るタイプです。

このルートは拗れた幼馴染み3人の関係に終止符を打つ物語です。
結果は、ちゃんと解決して前を向けるか、なあなあにして終わってしまうか、ジ・エンドかですね。

ルートの主のシンは、超スパルタのツンデレくん。
ヒロインが怪我で本調子でなくても、記憶をなくしていても、容赦がないです。
でも、身内だからこそ口出ししてくれる子で、反対に言えば立ち止まっていてもしようがないから、あれこれ考えて次のステップに引っ張って行ってくれるとても頼りになる子です。
ヒロインやトーマより年下なのに、どこの世界でも1番現実を見ているのはシンだったりします。

このシンの性格が、グッドエンドに向かうのに不可欠ですし、他のルートでもド正論をたたきつけてくるのがさすがメインヒーローって感じです。
先を見据えてる姿勢とか、もし今傷ついても何かあっても一緒に乗り越えられる強さが本当に尊敬ものです。

シナリオでは記憶を亡くす前に起きた、ヒロインが崖から落ちて怪我をする傷害事件を追うサスペンスが繰り広げられるのですが、悪意からヒロインを傷つけてしまったのはまさかのトーマでした。
幼馴染み3人で、不安定になりつつも保ってきた関係が、シンの覚悟によって目に見える形を変えてしまい…それが結果的にトーマを追い詰めてしまったんですよね。
ヒロインが幼い頃から、印象的な局面で無意識にシンを選びがちで、どんどんトーマが歪んでしまったのかも、とシンも言っていました。
これはトーマが幼馴染みではないルートでは病んでないので真理なんですよね…幼馴染みって切ない…。

このルートでは、シンもトーマもヒロインが好きだけど、心地よい関係を壊したくなくて…。
2人ともヒロインを守りたい気持ちは同じなのに、やり方や意味が違ってすれ違って…。
トーマのやり方は、ヒロインを傷つける現実から遠ざけたり知らせないことで守るものなんですけど、今回はそれだとヒロインはトーマに傷つけられた事実を知らないまま生きていくことになります。
何というか全方位鉄壁の姫扱い?
でも、シンは真にヒロインを害したトーマを許せないし、もう起きてしまったんだから当事者で同じ悲しみを分け合って前を向こうっていう禍根を残さないやり方なんですよね。
一蓮托生みたいな一緒に背負うみたいな。

トーマを追い詰めた責任を感じているというのもありますけど…。
自分にないものをたくさん持っている憧れのお兄ちゃんだったからこそ、適当なことで済ませたくなかったのかなと思います。
やったことは許せなくても、罪をトーマ1人で背負わせない、加害者をも救う道を選べるメンタルの強さはすごいです。
どちらの守り方が正解かは難しいですけど、シンルートだからシンが正義なのは言うまでもないかな。

グッドエンドだと、トーマに罪を認めさせ、彼自身も猛省したみたいで一応解決しました。
ヒロインが記憶を取り戻したことが決定打になるのも、シンと一緒に頑張ったかいがあってよかったです。
シンとの恋愛は、冒頭から付き合っていた状態ですので、それをだんだんと思い出していって、シンばっかりが焦って意識させようって状態も一応収まったかなぁという感じです。
キスで迫ってきていた男が、優しくする方法がわからないとか、手を繋いだだけで恥ずかしがるとかどんな心境の変化よ?と思わないでもないですけど(笑)
幼い頃のシンは素直で可愛かったらしいので、ちょっとそういう感じに戻ったのかな~とほっこりしました。

ちなみに、バッドエンドはどこに行ってもヒロインが死んでしまう展開で、アムネシアあるあるです。
個人的にはこのルートだとノーマルエンドが1番キツイです。
トーマの罪もなあなあで、シンの気持ちはトーマには届かなかったし、幼馴染みとしての関係も壊れたまま…。
シンもヒロインと1回別れて仕切り直しするみたいで、希望はあれどちょっと見ていられない辛い展開でした。

イッキルート感想

イッキュウ
Profile

Name:イッキ

Status:スペードの世界の恋人

CV:谷山紀章

大学4年生で、バイト先の先輩であり、ヒロインの恋人。
特殊な目を持っていて、その影響で刹那的な享楽に身を任せている遊び人です。
ケントとは悪友。

このルートはちょっとファンタジー色が強めです。
目を見ると相手が自分に惚れてしまうという特殊能力のせいで絶望の縁にいるイッキを救うお話です。

イッキは、いつもFCの取り巻きがいて、モテ男で女の扱いにも慣れている表面上はプレイボーイです。
リカという中学の同級生のコントロールとFCの闇のルールで、イッキはみんなのもので、3か月以上は付き合ってはいけないという掟が存在していました。
そのルールは一切本人には知られず、イッキはすべてはその目のせいで起こっていることなので、どこか諦めていて、でもすべて割り切れないで一人特殊能力の重しに耐えていたのでした。

ヒロインに興味を持ったのは、目が効かないと思ったから。
実際は効いていたんですけど、ヒロインは抗えました。
多分、女をとっかえひっかえする自分の父と当時のイッキの姿が重なって嫌悪していたから抗えたのかなって感じです。
で、ヒロインが記憶喪失になる直前まで口説いて口説いて、お互いに人として向きあって両思いになりました。

このルートでは、記憶をなくして関係がほぼゼロに戻り、なぜ第一印象の悪い遊び人のイッキと付き合っている状態なのかの謎を解き明かしてゆきます。
ヒロインやイッキの心の内が、徐々に鮮明になっていくのがめちゃくちゃ面白いです。

その中で見えてくるのは、多分イッキは本当は優しくて、一途な人です。
目の力でモテていて、自分自身が好かれているのではないことは最初から重々承知していて、自分がいることでみんなの意識が向けられてほかの人の邪魔をするのをいつも嫌がるんですよね。
仕方がないから隠れるようにしているけど、本当は普通に人と接したいし、好きな子に愛される恋愛をしてみたいと、人といるのが好きなさみしんボーイ。
それに加えて、ヒロインに危害が及ばないように自分を偽ったり冷たくしたり、したくないことまで我慢してできるのは、本気で好きでイッキの世界がヒロインを中心に回ってるんだなって思います。
…気持ちが同じになるまで待ってくれるし、ダメなら(バッドエンドで)手を引くし、いい人すぎです。

ヒロインを好きになったのは、目に惑わされず意見を言ってくれるし、向き合ってくれるし、自分に重しを課せてこないまさにオアシスだったんですよね。
2人きりで過ごせるだけでも舞い上がって喜んでましたし、かわいかったです。
ケントはそんなイッキをみて意地悪を言ったりもしてましたけど、ルート中で軽口を叩きあっていたの本当にケントだけなので貴重な存在なんだなと思いました。

グッドエンドでは、ヒロインはすべての記憶を思い出して、再度イッキと心を通わせることができます。
FCが過激派なので色々支障をきたしていたこととか、実態とかも暴いたのを思い出したとき、イッキが即座に対応してくれたのはうれしかったですね。
割り切れないから、女の子を傷つけることはできるだけ避けて八歩美人していたのに、正面突破は清々しかったです。
正式に付き合うとこになって、次は同棲のお試し期間に突入して…そりゃFDが楽しみで仕方なくなるやつですね!
(もちろんPSPでプレイ済みです)

ノーマルエンドは、一応繋がりは切れてないけど、もし恋人になるにしてもまだまだ時間がかかりそうな感じでした。
そしてバッドエンド!
リカに追いかけ回されて殺されかけるのは、ただのホラーです。
私のトラウマポイントその1ですね。
でも、その後植物状態になったヒロインをみて病むイッキが実は結構好きです。
「君を壊した子たちを壊してくるよ」ってもう絶対暗い方にしか行かないセリフですけど、これくらいのヤンデレに愛されるのは悪くなくて、いやちょっと本当に…ニヤける…。

あと、イッキルートは冥土の羊のワカさんが鬼軍曹で、数々のワカさんの中で一番好きです。
「客は敵だ!」「イエス、サー」って私も言いたいです(笑)

ケントルート感想

ケント
Profile

Name:ケント

Status:クローバーの世界の恋人

CV:石田彰

数学科の大学院生で、理屈で割り切る人。
通じないものは、研究や観察対象としています。
人付き合いは得意ではない印象で、ヒロインが初めての恋人です。

ケントルートは、お互いに初恋の甘酸っぱさや試練を乗り越えて成長する物語です。

ケントは数学科の院生で、めちゃくちゃわかりやすい左脳派。
何でもかんでも理屈で説き伏せてくるし、少し言い方にトゲがあるので、誤解もされやすいかなと思います。
右脳は休眠中かな…?
言っていることは正しいんですけどね。

ヒロインはケントとは反対の感情タイプの子なので、喧嘩ばかりしていたみたいです。
あと、初恋で異性を知らなかったのもあるかもしれません。
記憶喪失になる直前に、ヒロインの飼い犬が不慮の事故で亡くなった件で、先に気持ちを思いやって欲しかった場面でケントが正論を説いちゃったせいで溝ができていたところからルートはスタート。
お互いに好きなのは好きなので、傍から見ると高校生の痴話喧嘩のようにも見えるんですけど、本人が自分の「好き」という気持ちをまだあまり理解できてない様子もあってなかなか大変そうでした。
ケントは特に、説明がつかない事とかは興味はあるけど、理解は苦手なんだろうな~って感じでした。

でも、ヒロインが記憶喪失になってからケントの人生を左右する学会発表までの期間で、お互いに理解を深めて成長できて、本当に心から好きな存在になれる過程はとても素敵でした。
ケントの優秀なところは、自分を省みて改善点を自分で見つけてあまつさえ直そうとしてくれるところだと思います。
それをセットでやりきるってめちゃくちゃ人が出来てない?って思いますし、好きな人のためにって言うパワーは左脳派ケントさえ動かすのか、と感心しちゃいます。
あと、バッドエンド以外で絶対恋愛より不可解なオリオンの存在を認めたのはもはや天変地異の前触れかと思うくらいインパクトがありました。
そしてケントが意外と嫉妬する子っていうのがびっくり…!
イッキの目の効果は眉唾ものと思っている割に、ヒロインに試そうとしたら焦るし、頭を撫でたら悔しくなって自分も撫でにいってるし、なんか素直で可愛かったです。
それが「好き」なんだよって言いたかったです。

それからこのルートでは、怖い顔の方のウキョウがわざわざ「ケントと恋人の時はなかなか死なない」なんて発言してくるのがめっちゃ面白くて爆笑でした。
謎に優遇されるケントルート…(笑)

エンド分岐は、ヒロインが学会当日に事故にあってしまい、すぐに駆けつけるグッドエンドか、学会の発表順を融通してもらうノーマルエンドか、学会を優先するバッドエンドか、です。
バッドは、やっぱりアムネシアあるあるでウキョウさんが来ます。

グッドは、全てを後回しにしてでもヒロインを優先してくれる嬉しいルート。
留学の話をぽしゃりますが、またいちから1年間勉強してケントの留学にヒロインがついて行きました。
ノーマルは、そのまま留学が決まります。
真に恋愛が始まったばかりなのに離ればなれエンドみたいな感じでした。

私は欲張ってこのふたつを足して2で割ったのがちょうどいいと思ってます。
グッドはケントの本気度が高くて、理性吹っ飛んでる感じがいいんですけど、頼むから学会は出てくれって冷静なツッコミを入れちゃうんですよね。
まぁでも「好き」は時に説明のつかないものだって、ケントが理屈を諦めて、右脳が活性化されて良かったと思います。

トーマルート感想

トーマ
Profile

Name:トーマ

Status:ダイヤの世界の恋人

CV:日野聡

ヒロインより年上のお兄さん的存在。
ヒロインを守りたいという気持ちは強いけれど、情緒不安定になりがちです。

檻ガールルートです。

トーマは過保護なお兄ちゃんキャラで、ナチュラルヤンデレです。
過去のトラウマとかで病んだとかではなく、元々がこれ。
本人が認めてるのも厄介なところです。
というか、もはや彼を歪ませたものは何か考える余地もない鉄壁・至高のヤンデレ?
ウキョウにすら「イカれてる」とか、トーマとハピエンになる世界線はあんまり無い仄めかしをされるほど本当にやばい人です。

シナリオでは、イッキのFCの過激派がヒロインに悪質な行為を繰り返して害をなしています。
それに気がついたトーマがヒロインを守ろうとしてくれるのですが、ヒロインは記憶を取り戻すために刺激が欲しいので外に行きたがり…。
折り合いがつかずに、トーマの気持ちが歪んだり暴走したりして、最終的には危険回避のために大型犬のケージに監禁されます。
…攻略キャラに当然のように監禁されるCERO:Cのゲーム、初回プレイの時の衝撃は忘れてないです(トラウマポイントその2)
普通にバッドエンドに行っちゃったと思いましたし。
今となっては、何月何日に檻が来るかわかってプレイしてて、だんだん笑いが込み上げてくるネタ状態で楽しんでますけどね(笑)

恋愛過程は、幼馴染みとしての兄妹の関係脱却です。
記憶喪失になる前に、ヒロインがシンやイッキに相談して、トーマに女として好きになってもらえるように頑張っていたんですよね。
このルートのヒロインはちょっと不器用なめちゃくちゃ恋する乙女で可愛い。
トーマもトーマで、ずっと前から好きなのに、嫌われたくないがためにお兄ちゃんとして接しててメンタルは強くないな、って改めて思いました。
しかもヒロインはイッキが好きだと勘違いしてましたし、近すぎて見えなくなるものもあるのかな…?

グッドエンドでは、トーマの証拠集めによってFC過激派を鎮静化できます。
檻ガールになったかいがありました。

記憶も思い出して、7月31日にトーマにしようと思っていた告白も、遠回りしたけどやっと果たせて恋人になれます。
トーマの病みを見ても好きでいられるのは物好きだな~とは思いますけど、本人たちが言うようにお互いに相手と上手く付き合っていけるのは自分しかいないっていうのは間違ってないです。

ノーマルは、FCの件は片付きますけど、トーマは去ってしまい、ヒロインも一部記憶が戻ってない状態です。
いつかトーマがヒロインやシンに顔向けできる状態になればいいなっていう希望を持ちたいエンドでした。

バッドエンドはウキョウに井戸に落とされるあるあるエンドと、トーマにさらに酷い監禁をされるエンドです。
ウキョウはいつも物理なんですけど、トーマはメンタルを殺してくるんですよね。
トーマ好き、ヤンデレ好きにはおいしいエンド間違いなしです。
私は、自由が恋しいのでシンところに逃げます、ごめんね。←

ウキョウルート感想

ウキョウ
Profile

Name:ウキョウ

Status:謎の青年

CV:宮田幸季

気まぐれに表れ、ヒロインに警告を伝えて去っていく不思議な青年。
時には二重人格のようになり、ヒロインを害することもあります。

真相ルートです。
本当にやるせなくなりますけど、その分グッドエンドが尊く思えるお話です。

ヒロインとウキョウは、基本的に同じ世界に存在できない者同士です。
いくつもある並行世界で、たったひとつだけ2人が出会って恋をする世界線があるのですが、そこではヒロインが8月1日に爆発事故に巻き込まれ、8月25日に亡くなる運命にあります。

ウキョウはどうしても8月25日以降も生きているヒロインに会いたくて、ニールという神の力を借りて並行世界を転々としていました。
でも、世界にとって異分子であるウキョウは排除されるため、それを繰り返した結果壊れたもうひとつの人格ができてしまったのでした。
怖い顔の方のウキョウですね。
古参にとっての最強トラウマポイントだと思います。
他のルートでの、アムネシアあるあるのバッドエンドとゲームオーバーもだいたいこのウキョウのせいなのですが、ウキョウを生かすための自衛本能みたいなものなので、責められないです。
だって壊れた方のウキョウもヒロインのこと愛してますしね…。

で、ニールはウキョウの願いが叶えるために取り憑いたのですが、何をどうやっても8月25日を乗り越えられないので、最後の力を振り絞って、2人が出会う世界線の時間を巻き戻したのがジョーカーの世界です。
オリオンは、ヒロインを消しに来る世界から彼女を隠す防波堤みたいなものでした。

色んな理を覆してでもヒロインを愛し続けるウキョウの気持ちはまさに「クソデカ感情」そのものです。
どれだけ苦しみ抜いても、何よりヒロインが好きなのはとても伝わってくるので、アムネシアの壮大な恋愛物語は何回プレイしてもジーンときます。
壊れたウキョウはヒロインを害する存在ですけど、ウキョウが本来の正気の人格を失わずにいられるのも、全ての精神的ダメージを集約してくれている害悪人格があるからこそだと私は思います。
その代わり、ヒロインを何度も手に掛ける罪も背負うことになるのもまたやるせないポイントですけど。

グッドエンドでは、死の運命を乗り越えて、2人が生存します。
怒涛の死の運命+壊れたウキョウに追い詰められる展開が尋常ではないです。
正気のウキョウが結局自分を消す道を選んだときはループを覚悟するくらい唖然としました。
でも、瀕死のウキョウと生きているヒロインが26日を迎えたので何とかセーフで、ヒロインがウキョウの罪を許しさえすれば2人が恋人として生きてゆける唯一の世界が完成されます。
グッドどころではなくベストを尽くしてると思うので、是非たどり着いて体感して欲しいエンドです。

バッドエンドは、アムネシアあるあるがいくつもあるのと、トーマに監禁されるのもあります(笑)
何かあってもトーマに相談するのは厳禁ですね。
守りたい気持ちがヒロインを害してきますからね…。

グッドエンドで、ウキョウを許さないとノーマルエンドになります。
ウキョウはジョーカーの世界にいなかったことになりますし、もちろんヒロインもウキョウの記憶を持ちません。
恋愛的なノーマルエンドと言うよりは、世界がノーマルに収まるといった方が正しいでしょうか。
ウキョウの足掻きを全て打ち消して、今日も世界が通常運転してる感じが無常に思えました。

あとがき

10年ぶり何度目かのアムネシアでしたが、最後まで楽しんでプレイできました。
幸せなグッドエンドも良いですし、突然来てあっさり終わるバッドエンドにすら意味があるシナリオは本当に凄いと思います。
当時のトラウマ展開やエンドももはや懐かしい思い出で、来るタイミングが既にわかっているのでちょっとニヤニヤしながら待っていたりもしました。
もちろん初プレイでしたら、謎解きと突拍子な展開にハラハラドキドキできると思います。

8月にアムネシア履修、おすすめです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は評価記事です。
では👋

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