ビルシャナ戦姫聖地巡礼|源平合戦史跡-屋島編-

この記事は、ビルシャナ戦姫のモチーフとなっている源平合戦、屋島史跡巡りをしてきたまとめ記事です。
俗に言う聖地巡礼のレポートです!

こんにちは。
いつもご訪問していただきありがとうございます。
それから、連日たくさんやる気ボタンを押していただき感謝の気持ちでいっぱいです!

突然ですが、【2020年9月17日】は何の日か知っていますか?

そうです、ビルシャナ戦姫の発売日です。
私は、元々「発売〇周年」に必ず何かをする習慣はないのですが、2022年9月17日はお祝いの意味も込めて、567で行けなかった聖地巡礼を解禁し、ビルシャナ戦姫の舞台の一部である「屋島」に行ってきました。
台風の心配もあったので場所を絞って早めにきりあげてしまったので、多くは回れませんでしたが、せっかくなのでレポを書きたいと思います。

ビルシャナ時空もリアルも混ざって書くので、この記事で学校のテスト勉強だけはしちゃダメだぞ!←

よろしくお願いします。

ビルシャナ戦姫を知らなくても、屋島の観光スポットとして見ていただけると嬉しいです。
ただしAttention↓

Attention

ビルシャナのネタバレが含まれる場合がありますが、ご容赦ください。
よろしくお願い申し上げます。

ビルシャナのサムネイル
参照:https://www.otomate.jp/birushana/

女性向けゲームブランド「オトメイト」と、サクラ大戦で有名な「株式会社レッド・エンタテインメント」が共同制作した恋愛テキストADVゲームです。
源平合戦の史実をモチーフに、「もし、源義経が女だったら…」というifを交えたシナリオが展開され、義経や仲間と共に平安末期の戦乱を生き抜きます。

製品情報

プラットフォームNintendo Switch各種
メーカーオトメイト×RED
発売日2020年9月17日
CEROD(17才以上対象)
シナリオ伊東愛
メインキャラクター原案羽田浩二
キャスト古川慎/福山潤/梅原裕一郎/河西健吾/斉藤壮馬/他
公式サイトhttps://www.otomate.jp/birushana/
敬称略

あらすじ

平家と源氏の命運をわけた『平治の乱』から十五年――。
栄華を極めた平家はこの世の春を謳歌し、敗れた源氏は没落の中にあった。
かろうじて命を助けられた源氏の御曹司・遮那王は、山深い鞍馬に預けられ、修行の日々を送っていた。
そんな遮那王には誰にも知られてはならない秘密があった。
――実は女だという重大な秘密が。

ビルシャナ戦姫~源平飛花夢想~公式サイト

ゲームに関する詳しい感想等はこちらの記事をご覧ください。

ビルシャナ戦姫~源平飛花夢想~|評価
ビルシャナ戦姫~一樹の風~|評価

屋島巡礼

屋島案内図
談古嶺の案内図

屋島は、現在は香川県高松市の地名で、源平合戦では寿永2年(1183)「屋島の戦い」の戦場となった地域です。
「島」とついていますが、陸路で行ける場所です。
リアルの屋島の詳細については、公式サイト【all YASHIMA】をご参照ください。

ビルシャナ戦姫の作中では、主にファンディスクの「ビルシャナ戦姫~一樹の風~」の正規ルートで登場する歴史、場所です。

今回は、屋島の戦場となった場所を見渡せる展望台、平家の船隠し、義経の家臣である佐藤継信関連の史跡に行きました。
本記事内の写真はすべてゆり子撮影です。

源平屋島古戦場

屋島古戦場
談古嶺からの眺め

Googleマップ

屋島の山頂、談古嶺という展望台から眺めた古戦場とその一帯です。
右の四角い船着き場付近が古戦場です。

屋島の戦いとは…。

800年以上前、歴史に残る戦い「源平合戦」が、屋島を舞台に繰り広げられました。
栄華を極めた平家の総大将・平宗盛と、戦の天才・源義経率いる源氏。
雌雄を決する戦いの勝敗を決定づけたのが、屋島の戦いでした。

https://www.yashima-navi.jp/jp/history/entry-154.html

屋島は、私が幼児の時に遠足で1度だけ来たことがありますが、当時は歴史など露知らず…フェリーの中で走り回った記憶しかありません。
もったいなさすぎますね(笑)

でも、学校で歴史も習い、ビルシャナ戦姫にも出会えた今来てみると、とにかく最高。
義経が、継信が、教経が戦った場所に自分がいると思うと歴史ロマンが爆ぜまくって語彙力をなくしました。
私が展望台に到着した時は誰もおらず貸し切り状態でしたので、しばらくうっとりして贅沢な時間を過ごせました。

ビルシャナFDの正規ルートでは、屋島で終止符となる展開もありましたし、屋島の戦いが始まらずして終わっちゃったルートもありました(笑)
歴史や平家物語とは全然違う展開ですけど、ビルシャナ戦姫の屋島も確かにこの場所がモチーフなんだなと思うと、聖地巡礼をしてる感じがより一層強くなり楽しさでいっぱいになりました。
当時は天気が悪かったので、次回は晴れた日に来て景色の奥の方までしっかり見渡せたらいいなと思います。

晴れている時のお写真は香川県観光協会公式サイトの【屋島山上・談古嶺】にて参照させていただけます。

血の池

血の池
血の池

Googleマップ

血の池とは、屋島山頂にある「瑠璃宝の池」という池の別名です。
「源平合戦のとき檀の浦で戦った武士たちが血刀を洗ったため、池の水が赤くなり血の池とも呼ばれるようになりました。」と説明書きの看板がありました。
義経たちが、先ほどの古戦場から登頂して血の池へ来たんでしょうね。

ややこしいですが、屋島にも檀の浦という名前があるんですよね。
平家滅亡で有名な山口県下関市の壇之浦は「壇」、屋島は「檀」です。

血の池は、ビルシャナ戦姫では出てこない場所ですが、談古嶺から近いので歴史への興味本位で立ち寄りました。
もみじがたくさんあったので、紅葉シーズンになるととても綺麗な見栄えになるんだろうなと思います。
公式サイトには、紅葉の綺麗なお写真がありましたので、ぜひ参考までに【血の池

因みに、私が登頂した時は屋島の山頂は霧と風雨がすごくて…。
そのせいなのか、付近からは生臭いような嗅いだことのない匂いがしました(笑)
…雰囲気に充てられて「血の匂いが〜」とは言わないですけど、雰囲気にのまれてしまう人がいても共感はできる、と思いました。

船隠し

船隠し
船隠しの入り江

Googleマップ

談古嶺からの眺めの写真の、対岸の左先端の裏側あたりに平家の「船隠し」があります。
住所でいうと、香川県高松市庵治町184。
小さな入り江です。
私の場合は、高松駅からことでんバス庵治線「庵治温泉行き」に乗り、「舟かくし」というバス停で下車して行きました。

船隠しの近くには「(中略)屋島の本営から見えないことから「舟かくし」の地名が残っています。」と看板がありました。
詳しい解説はこちら【船隠し

私は、ビルシャナ戦姫では平知盛推しで、平家大好きマンなので「平家ゆかりの地なら行かなくちゃ」と思い、実は今回の聖地巡礼の1番目に訪れました。
結構交通網が不便な場所ですし、人気もないところだったのでノリだけで行くのはあまりおすすめしないですが…。
私は行ってよかったと思います。
なぜなら、ビルシャナ戦姫の作中に表示される海辺の背景が「船隠し」模したんじゃないかと思うくらいそっくりだったから。
有名な芸能人にエンカウントしたように気持ちがたぎり、今回の聖地巡礼で1番何もないところなのに1番撮った写真の枚数が多かったです(笑)
…ガチの聖地巡礼ってこういうことなんだと思いました。

ゲーム内では、船隠しとしては描かれていませんが、平家が都落ちしたあたりからちょくちょく出てきます。
ビルシャナ戦姫をプレイした時にぜひ照合してみてください。

船隠し
船隠し照合用

総門跡

総門
総門跡と周辺

Googleマップ

総門跡は訪れる予定になかったんですけど、継信関連を回る時に立ち寄れたので写真を撮りました。

幼い安徳天皇を擁する平家は、屋島に内裏ができるまで、海の防衛に備えてこのあたりを陸地の拠点としていたそうです。

平家の都奪還の執念とか、西国に追いやられても覇気を失っていない雰囲気とか、ビルシャナ戦姫でも描かれていた場面が走馬灯のように巡りました。

佐藤継信射落畠

佐藤継信射落畠
射落畠

Googleマップ

佐藤継信が義経を庇って射落された場所です。

源氏の名将・佐藤継信殉職の地
源氏の四天王に数えられる佐藤継信が、命を落としたと伝えられる場所には、継信の子孫が昭和6年に建てた石碑が残っています。

https://www.yashima-navi.jp/jp/history/entry-154.html?lang=save

ちなみに、弓矢を放ったのは平教経です。
教経が如何に猛将であったのか、継信の主に対する忠誠心がどれ程厚かったのか、現場を前にしてついつい考えてしまいました。

ビルシャナFDですと、継信ルートのBAD EDが思い起こされます。
聖地巡礼後は継信の、義経に対する過保護が以前よりも尊くなりました。

佐藤継信の墓

佐藤継信の墓
佐藤継信の墓

Googleマップ

その名の通り佐藤継信のお墓です。
継信のご子孫が大改築し、現在は立派なお墓が建てられています。
高松市の公式ホームページ【佐藤継信の墓】も参考にしてみてください。

普通に道を歩いていたら、なんのこと無しに墓地がポンとあるのでびっくりでした。
めちゃくちゃ町並みに馴染んでましたね…。
敷地内にはもちろん入れないので、僭越ながら、外から手を合わせて普通にお墓参りしました。
継信に会えてよかったです。

ビルシャナ戦姫の中では、継信はほとんど死なないので、「勝手に殺すな」って腹黒微笑で怒られるかな(笑)

以上、ビルシャナ戦姫の聖地巡礼-屋島編-でした。

台風の影響で早めに切り上げてしまいましたが、絶対に行きたかった場所には行けて充実した聖地巡礼になりました。
私の場合は、自分の思うがままに巡りましたが、観光サイトにはモデルコースも掲載されています。
ビルシャナ戦姫を目当てに行く時も普通に観光する時もとても参考になりそうなので、一応リンクも繋げておきますね。
all YASHIMAモデルコース
うどん県 旅ネットモデルコース

改めて、ビルシャナ戦姫2周年おめでとうございます!
素敵な2周年祝いにできました。
2023年1月29日にヴィジュアルファンブックの発売も決まって、今後も楽しみがいっぱいですし、応援し続けたいと思います。

また、継信に会いに行ったときにも思いましたけど、猛烈に推しにも会いに行きたくなりました。
源平関連の史跡は、ビルシャナ戦姫が関係ない大昔から個人的にいくつか行っているんです。
でも、やっぱり知ってから行くと全然感じ方も意味も違う…!
他の場所もいけたらいいなと思いました。
行けたら記事も作ります。
(行ってきました壇之浦編)

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。


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