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本記事はディアラバGESwitchのまとめ記事です。
プラットフォーム | Nintendo Switch各種 |
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メーカー | Rejet×オトメイト |
発売日 | 2019年11月21日 |
CERO | D(17才以上対象) |
シナリオ | やまだ有見 |
イラスト | さとい |
キャスト | 緑川光/梶裕貴/平川大輔/鳥海浩輔/小西克幸/近藤隆/櫻井孝宏/木村良平/鈴木達央/岸尾だいすけ/他 |
公式サイト | https://www.otomate.jp/dialover/ge/ |
主人公・小森ユイはごく普通の高校生。
DIABOLIK LOVERS GRAND EDITION for Nintendo Switch公式サイト
ただ小さい頃から少し周りで変わったことが起きるだけ。
高校二年生になったとき、父の転勤のため神無町という街の学校に転校することになる。
転校先は「嶺帝学院高校」という、芸能人やセレブの為の夜間学校。
その一見華やかにみえる裏で、不吉な噂が絶えず囁かれている学校だった。
いわくつきの噂の中には「ヴァンパイアに襲われた生徒がいる」というものも……。
そして、居候先である父の親戚の逆巻家は、街でも噂の最悪な六人兄弟が住む『オバケ屋敷』と呼ばれる場所で──。
突然、性格最悪なイケメン六人兄弟と同居することになった主人公。
しかも彼らはただの人間ではなく…………。
──何かに引き寄せられるような小さな期待を感じながら、
不安と恐怖の新しい生活が始まろうとしていた。
ゲームの核心に触れる内容は控えていますが、説明上軽度のネタバレはあるかもしれませんのでご容赦願います。
特にまっさらな状態でプレイした方は以降の閲覧にはご注意ください。
よろしくお願い申し上げます。
ヴァンパイアと人間の間柄ですので、普通の恋人のような甘い関係とは違います。
ユイちゃんがイヴとして覚醒し、彼らに認められる、と言った方がしっくりきます。
実際、ハピエンに進むと結婚していますが、歪な関係の元成り立っているパターンもあり、一概に甘いとは言えません。
シナリオ内では、雰囲気エロか痛そうかのどちらかが多いので糖度としては微妙なライン。
キャラ萌えによってもかなり変わってくると思います。
それでも、Vita版から追加されたハピエン後のアフターストーリーは甘めですので、平均くらいはいくかなと思います。
かといって、ヴァンパイアたちとの関係が深まるにつれて甘くなるわけではないです。
例えば、無印でクリア後に開放されるヘブンスートリーが甘いかと言われると、本編中のシチュの方が甘かった人もいます。
人間視点から考えるからそう思うのかもしれませんが…。
普段の乙女ゲーとは少し違った感覚になると思います。
直接殴る・蹴るのような暴行はほぼ無いですけど、血を吸われたりナイフで脅されたり等もありますので、痛みの表現も多々あります。
攻略キャラにこのような事をされるので、ダメな方は完全にダメだと思います。
マニア向けです。
全部好きです。
ダークな感じの曲が多く、醸し出される危険な雰囲気も作品にドンピシャだと思います。
ゆり子は特にキャラクターのテーマBGMが大好きです。
全員、個々に合った曲になっていますし、シナリオ中に流れると「あ、○○くんがきた」とテンション上がり気味でした。
個人的にはスバルくんのBGMが一番推しです。
曲中の妖しいコーラスが最高です。
ルキくんの貴族みたいな曲もいいし、コウくんのアラビアンまがいな曲もいいし、ぜひsound機能で全部聴いてほしいです!
OP、EDもキャラクター達が歌っています。
初回の感想にも書きましたが、無印の「真夜中の饗宴」が大好き。
ディアラバと言えばこの曲だと思います。
欲を言えばPSP版も収録されていてほしかったです。
ヒロインは明るく元気な子です。
…うん、そうじゃないとやっていけないと思います(笑)
おバカキャラではないですが、時々ドジしたり学習能力に欠ける面もあります。
攻略キャラは10人とも個性的を通り越してぶっ飛んでいるドSヴァンパイアです。
性格、常識、思考回路からヒロインの呼び方までどれも規格外。
ある意味笑っちゃうポイントでもあります。
過去に起因して、狂った、歪んだというのもありますが、本質からして人間とは違うんでしょうね。
次元の違う彼らとのシチュエーションにハマれるかどうかで好き嫌いが大きく分かれると思います。
血を得るために、牙をたてたりナイフを出してきたりするので、ちょっと痛々しい場面もあります。
無印カナトくんは特に注意ですかね。
トラウマでディアラバのプレイをやめたというお話も聞いたことがあるレベルですのでお覚悟ください。
無印個別ルートは感想こちら
ゆり子はやっぱりシュウ様が最推しでした。
気だるげで色気漂うところも、急に兄の顔見せるところも、能ある鷹が爪を隠してるところも全部好きです。
元々人間のことも嫌ってなくて交流もあったので、真に分かり合えそうなのも推しポイントです。
血の吸い方ならやっぱりルキくんが最高です。
みんなエロいし、ダミヘの効果で常に耳が幸せに侵されそうなんですけど(笑)
さすがは櫻井孝宏さん、上手すぎて死にかけました。
プレイ時間は合計52時間でした。
無印はひとり3時間×6人、モアブラはひとり3~3.5時間×10人、おまけ等で少し+α時間を要しました。
シチュエーション重視のゲームですので、シナリオはあって無いようなものです。
キャラクター達の家族内情や過去がぼんやりわかるくらいなので、おまけ程度に考えていいと思います。
そこからヒントを得て、恋愛部分や心情はかなり補完しつつ読みました。
情報量が少ない分、自分で好きに解釈や妄想ができるので、私は萌え的な意味で結構楽しかったです。
もしシナリオを追いたい場合は…
無印は
レイジ:maniacエピローグ~ecstasyエピローグまで
三つ子:全てのプロローグ、エピローグ、lock(07~10番)
を読めば材料は揃います。
モアブラは逆巻兄弟と無神兄弟で交錯する部分もあります。
なので、全員のプロローグ、エピローグ、ストーリーパート(07~10)に重点を置いて読むといいと思います。
誰と誰に因果があるのかはプレイしてのお楽しみです。
シチュエーションは同じようなのがずっと続くので耐久戦です。
特殊なものもありますし色んな意味で刺激は十分なんですけど、人によっては飽きちゃうかもしれません。
そうなったら乙女ゲーキャラの、退屈が嫌いなあの人とかあの人の気持ちが体感できたと思いましょう!
攻略制限もあります。
無印は三つ子の誰かひとりをクリアすると全員プレイ可能になります。
モアブラは逆巻兄弟の誰かひとりをクリアすると無神家も開放されます。
EDはM度マックスでED01またはヴァンパイアED開放。
ecstasyだけS度を上げるとED03またはブルートED開放。
maniac、ecstasyのS度を上げるとED02またはマンサーヴァントEDにたどり着けます。
モアブラのストーリーパート(07~10)を初めて読む時、何故か自動で次の番号にどんどん進んでいく機能がついています。
ストーリーパートの最後には、ヘブンシナリオ(おまけ)の開放に必要なキーワードを集めなければならなりません。
自動で飛ばされたあと、クイックロードできないみたいなので、キーワードの選択を間違えた時、戻るのが面倒なのが頂けないのですが、昔と同じでしたので改善されてないようですね。
自動再生のON/OFF設定があればいいのにな~と思います。
乙女ゲームではお馴染み、さといさんが原案を担当されています。
スチルは見る限りでは、複数ライターで描いていらっしゃるのかなと思います。
とはいえどこを見ても美麗。
淡い色使いもちょっとした色気も全部が大好きです。
あとシュウさんの意地悪ニヤリ顔、レイジさんのゲス顔、カナトくんの照れ顔等、ヤバい感じの表情が好きです。
ずっと見ていられます。
スチルは、無印共通が2枚、個別が14枚ずつ。
モアブラは共通が3枚、個別が9枚ずつ。
全て差分を抜いた枚数です。
合計で86+93=179枚ありました。
間違いなくアブノーマルな乙女ゲームです。
普通に愛し合う恋愛ではなく、ヴァンパイアたちに魅入られ、血を吸われ、分かり合うのか共存するのか落ちていくのか…。
甘く、痛く、でもそれがクセになるようなシチュエーション重視の狂愛ものです。
吸血シーンはダミヘと声優さんの演技で耳回りが凄いことになります(笑)
ストーリーも付いていますがかなり薄いです。
攻略キャラ達は全員ドSの位置づけで、支配欲の強い人が多い印象です。
感覚も人間と違うので、そのズレを笑って楽しむもよし、怖がるのもよし、色々な感じ方ができると思います。
しかし、時には平気でナイフや鞭を出してきたり、噛みついたり…。
痛そうなのが苦手な方は向かないと思います。
確実に、シチュ重視の方や上級者向けです。
もしかしたら、私のように時を経てもなおプレイしたくなるくらいクセになるかも…?
良ければ遊んでみてください。
色々な乙女ゲーをプレイしていますけど、何年経っても本当にディアラバは特殊だなと思います。
でも、自分の乙女ゲーマーとしての黎明期にプレイしたのとキャラ萌えとで好きなんですよね。
絶対に万人受けしないゲームですけど(笑)
これからもシュウ様たちを愛でていきたいと思いました!
ではまた次回👋
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