こんばんは。
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ハイカラ流星組の評価に入ります。
はじめに。
結構酷い内容です。
主人公合わないなと思ったゆり子が包み隠さず正直に書きました。
それでも良ければ覗いていってください。
プラットフォーム | Nintendo Switch各種 |
---|---|
メーカー | オトメイト×イチカラム |
発売日 | 2020年9月24日 |
CERO | C(15才以上対象) |
シナリオ | 高木亜由美 |
イラスト | 清白かりん |
キャスト | 榎木淳弥/伊東健人/井口祐一/石川界人/小林親弘/他 |
公式サイト | https://www.otomate.jp/haikara/ |
帝都・新橋にある長屋で母と二人暮らしをしている主人公。
公式サイト
父を事故で亡くし、病弱な母を支えるため働いて生計を立てていた。
拾六になった主人公は、毎日通う神社で聞き慣れない言葉を耳にする。
「こんな時、流星組に頼めればな……」
いつもの日が続く。
生活は貧しく母の薬代もままならない毎日――時折すれ違う人力車、そこに乗る洋装の婦人たちの姿に思いを馳せた。
(洋装のご婦人と殿方が踊る夜会、か……いいなぁ……)
そんな或る日、仕事を終えて帰宅すると一着の洋服が届いていた。
差出人は不明。「これを着て今度の采緑館さいりょくかんの夜会に参加されたし」とたったひと言だけ書かれた手紙が添えられていた。
迷った末に主人公は送られた洋服を身に纏い、夜会に参加することに。
踊った経験もなく、慣れない衣服と圧倒される建物に戸惑っていると――
「……お前の父の死の真相が知りたくないか?」
背後から謎の男にそう声を掛けられるが、振り返ると誰もいなかった。
長屋に戻った主人公は父の死について母に問い詰めると驚くべき事実を知る。
父の死の真相、そして父の無念を晴らす為、主人公は思いを共にする仲間達と立ち上がることに――!
ゲームの核心に触れる内容は控えていますが、説明上軽度のネタバレはあるかもしれませんのでご容赦願います。
特にまっさらな状態でプレイした方は以降の閲覧にはご注意ください。
よろしくお願い申し上げます。
糖度は甘くない、でも辛くもなく…平均くらいかなと思います。
恋愛過程は、いまいち共感が持てなかったりわかりにくいものでした。
キャラクターの結婚観は特になかなかにうなりながら考えましたね。
プレイヤーが置いてきぼりになるものもありました。
人によってはこれから展望が期待できるところもあったので、おまけの後日談と合わせると甘い方に入る部分もあると思いました。
シチュエーション的には良いところもたくさんありました。
乙女ゲーム定番のちょっとドキッとするシーンや、キスシーンもありますし、そういうスチルもありますし、悪くはないです。
音楽は素晴らしいです。
快活な曲やオルゴールみたいな可愛い曲、色々な曲があって聴いていて楽しかったです。
BGMは43曲もあって本当に豊富でした。
OPは「+α/あるふぁきゅん。」さんという歌い手さん。
この曲、すごくかっこよくて聴いているとテンションもあがります!
EDは亜咲花さんという方です。
曲も素敵ですし、本編からEDへの入り方もセットで良かったです。
まず、主人公が合いませんでした。
仕事でのうっかりと道草くってることが多いわりに、反省もなく図太くて好きになれません…。
ハイカラ流星組の一員として、危険がある世界に飛び込むのに危機意識もゼロでしたし、頭も弱い…。
主人公の物事への姿勢が共感できませんでした。
あと、選びたくない選択肢が多すぎて困りました。
例えば、最後に一つ残ったお菓子を誰が食べるかという場面。
楓花と分けるを選びたいのに、攻略のために自分が食べちゃう選択肢を選ばなければならなくて…。
いやいやいや違う!と思いつつ泣く泣くカーソルを動かしました。
そういうのが何回もあって、感情移入もできずに終わってしまいました。
攻略キャラクターもクセが強い。
特に成人組は手に余りましたね。
いい大人が16歳相手に振り回したり嘘ついたり裏切ったり。
男尊女卑の時代とはいえ、それは許したらダメだよね、という案件もちらほらありました。
そして恋愛面は、以前から主人公が好きでしたパターンばかり。
それでもいいですが、攻略キャラが主人公を好きになるまでの恋愛過程や気持ちの変化の具体的な描写がないのはいただけませんでした。
そして主人公も恋愛としての好きが初めての事で理解しきれない様子なのに、唐突に「貴方が好きです」と言い出して、プレイヤーは置いてきぼりでした。
とはいえキャラもシナリオの影響を受けまくっている立場なので、シナリオと切り離してキャラだけでみれば好きになったり、萌えたりは有り得るかな…と思います。
糖度で書いたように良いシチュエーションはありましたので。
残念ながらゆり子は推しキャラはできませんでした。
個別ルートのネタバレはこちら
最初のひとりは14時間くらい、2人目からは8時間前後でクリアしました。
合計のプレイ時間は45時間くらいです。
まず全体ですが、会話と場面転換のブツ切りがものすごかったです。
サッと終わって、急に次が始まるの繰り返しで、プレイヤーは置いてきぼりでした。
そして誠にしんどかったのが、地の文はほぼ無く、主人公視点の会話中心で物語が進んで行く点です。
(賢ルートの最後は例外)
今回は自分には合わない主人公でしたので、共感ができなくて、内容が頭に入ってこなかったです。
反対に、フィーリングが合えばとても入り込めると思います。
共通章はとにかく前座が長くて、何も起きなくて、あまり意味がなかった気がします。
個別は個別で、終わり方が中途半端で、何がしたかったのかわからないルートさえありました。
スッキリ終われた記憶は無いですね…。
ハイカラ流星組も思ったより活躍の場が無かった印象です。
会合は良く開いていましたが、現場(成敗)が圧倒的に少なかったです。
ハイカラ衣装の立ち絵をもっと見たかったですね。
残念です。
興味深かったと言えば楓花ルートですかね。
もちろんツッコミどころはあるのですが、楓花の男らしくなっていく変化が見物でした。
攻略順はゆり子は以下の通りで良いと思います。
おすすめの攻略順
久史→楓花→賢→銀之助→徳次郎
イラストレーターは清白かりん先生です。
私がプレイした中では、サンドリヨンパリカを担当された方です。
キャラクターの造形が良くてどれもとても綺麗なイラストでした。
色使いはカラフルとシックを使い分けられていて、普段着とハイカラ衣装で受ける印象も別モノでした。
スチルはキャラ毎に15枚、その他が10枚、後日談に各キャラ1枚ずつでした。
立ち絵も豊富。
背景も季節ならではのエフェクトがあって凝っていました。
ちょっと気になったのが、スチルの差し込まれる場面。
これは描き手は関係ないんですけど。
なんでそこにしたんだろう?と思う箇所がありました。
明治時代を舞台にしたダークヒーローものの日常生活編です。
主人公が父親の死の真相を知るために、ハイカラ流星組となり、人々の依頼を解決しつつ真相を探っていくあらすじです。
シナリオライターさんが「合うか・合わないか」が全てを決めてしまうと言っても過言ではない作品です。
実際、ゆり子はこの方の描く主人公が合わず、シナリオの粗も目立って熱心にプレイできませんでした。
題材やイラストがとてもいい分、もったいないです。
個人的にはあまりオススメできないのが正直なところです。
主人公とフィーリングが合う方。
もしくは、絵が良ければいい、音楽が綺麗ならいい等々、何か一点がハマれば他は気にならないという方はチャレンジしてもいいかなと思います。
ここまでのご拝読ありがとうございました。
合わなかった者の意見と思っていただけると幸いです。
ステラの小冊子を読むと感想も変わると聞いたのですが、この度はそこまでの気力が無いのでこれにて終了にします。
次回はまた別のゲームで!
では👋
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