十三支演義 偃月三国伝1・2(Vita)|ネタバレ感想2

この記事は「Vita版 十三支演義 偃月三国伝2」のネタバレ感想です。
ソフトには2も同時収録されていますが、感想は1と2で分けます。

こんばんは。
いつもご訪問いただきありがとうございます。
また、やる気ボタンを押していただき感謝致します。

十三支演義2のそれぞれのルートと桃園(SS)をクリアしてきました。
攻略キャラクターが増えた分ボリュームも凄くて大満足!
作品は大好きですが、個人的に思うところもバリバリ書いちゃってます。
主観全開ですが、良ければお付き合いいただけると嬉しいです。

プラットフォームVita
メーカーオトメイト×RED
発売日2015年8月27日
CEROC(15才以上対象)
シナリオ原案広井王子
イラスト悌太
キャスト石田彰/岡本信彦/鈴村健一/鳥海浩輔/鈴木達央/遊佐浩二/櫻井孝宏/森田成一/他
公式サイトhttps://www.otomate.jp/jyuzaengi/vita/
敬称略
オープニングムービー

あらすじ

時は後漢末。
乱世の奸雄曹操により、隠れ里から連れ出された『猫族』(まおぞく)。
人間の体に獣の耳を持つ彼らは、猫の姿の妖怪『金眼』(きんめ)の
子孫と言われ人間たちから忌み嫌われていた。
人間たちは猫が十二支から外れたという昔話から
十三番目の干支、『十三支』(じゅうざ)と呼び彼らを蔑んだ。

公式サイト

十三支演技2

猫族の長・劉備は、人間たちの戦いに巻き込まれたことで、身に宿る金眼の呪いを増幅させてしまう。
邪へと堕ちた劉備だったが、関羽をはじめとする猫族の絆の力により純粋であった子供の劉備を取り戻し、官渡の戦いは幕を閉じる。
それから半年。曹操の計らいにより、人間と共に暮らしていた猫族。
しかし、曹操不在を機に人間たちの不信感が暴力となって猫族を襲う。
再び村を追われる身となった関羽たちは安寧の地を目指す。

公式サイト

システム

機能名有無
既読/未読スキップ・オートモード
クイックセーブ/ロード
バックログ
チャプター(√又は章毎の途中プレイ機能)
フロートチャート×
選択肢又は未読箇所までのジャンプ×
ヒロインの名前変更
デフォルト名呼びボイス
ヒロインフェイス表示×
ヒロインボイス×
キャラクター立ち絵の動作(目パチ・口パク等)×
ステータス(パラメータ)画面
アイキャッチ
フォント変更×

基本はいつものオトメイト仕様です。
チャプターは、誰かを一周クリアすると、共通章を飛ばして各個別ルートの冒頭からプレイできるようになります。
章区切りはありません。

十三支演技固有のシステムとしては「桃園システム」「バトルシステム」「旅システム」の3つがあります。

桃園システムは、シナリオ進行中に追加されるSSです。
1では攻略に関わる仕様でしたが、2ではおまけSSのようになっていて、好きなタイミングで読めます。

バトルシステムは、戦闘がおこるタイミングでヒロインが介入するか・しないかの選択を問う画面が起動します(介入システム)
また、介入した場合、アイコンが出現しタイミングを合わせてボタンを押す画面が出てきます(タイミングシステム)
どちらも攻略に関わるものです。

旅システムは、キャラクターたちが移動する際に自動で起動します。
選択できるキャラクターの誰かに話しかけると会話や独り言を聴くことができます。

新規追加要素

PSPからVitaへの移植の際の新規追加要素です。

共通
スクリーンタッチに対応

十三支演義 ~偃月三国伝~
メインキャラクターとのトゥルーエンド後の後日談
後日談での各キャラクターごとの新規イラスト
シーン回想機能

十三支演義 偃月三国伝2
メインキャラクターとのトゥルーエンド後の後日談のさらに続きのお話
上記での各キャラクターごとの新規イラスト

世界観

世界観のモチーフはもちろん「三国時代」です。
ゲーム内の時期は、袁紹戦(官渡の戦い)後からスタートです。

2のあらすじの限りですと、1の劉備ルートの続きの世界線のような感じですが、そのままというわけではないですね。
劉備との恋愛は成立してなさそうですし、死んだはずのキャラクターが生きてますし…別物認識でいいかなと思います。
住んでいる場所とか状況とか一部は劉備ルートのトゥルーエンドから引き続きの設定のようです。
プレイしていて、1のネタバレは普通にあるので、別物といっても1→2の順番でプレイするのが安定です。

個人的には、世界線の設定がちょっと微妙なところです。
というのも、FDや続編でifやスピンオフをされて、キャラクターとまたゼロから恋愛をするというのがあまり好きではないんですよね。
推しとまた違った恋愛をできるというおいしい気持ちも持っていますが、せっかく本編でハピエンにいって幸せを掴んだのにふりだしに戻るのか…という考えがどうしても占めちゃうんです。
時間を空けてプレイすれば気にならないのでいつもそうするのですが、十三支2はifともスピンオフとも言えないけど恋愛は最初からなので如何ともしがたく…というのが正直な感想です。

攻略キャラクターは、劉備、張飛、趙雲、曹操、夏侯惇、張遼の6人に加えて新キャラの周瑜と諸葛亮も攻略可能です。
もっと詳しいキャラクターたちの説明はこちら

キャラクタールート別ネタバレ感想

攻略順は、劉備→諸葛亮→張飛→趙雲→周瑜→張遼→夏侯惇→曹操の順にプレイしてみました。
感想もこの順番で書いています。

Attention

以降はネタバレ回避のため【▽ネタバレ】ボタンを設置しています。
クリック・タップするとネタバレ感想が開きます。
閲覧後の苦情等はご容赦ください。
よろしくお願い申し上げます。

劉備ルート感想

劉備のアイコン
Profile

Name:劉備(リュウビ)

Status:猫族・劉備軍

CV:石田彰

猫族の長。
曹操不在の際に人間に襲われて以降、長として猫族を守っていくことを考え始めます。

妖怪大戦争のルートです。

劉備は、共通章で猫族の長としての役目を果たすこと、自分たちの国を作る覚悟を決め、諸葛亮に協力を乞います。
関羽たちのためにやっているのはわかるのですが、いきなり出会ったばかりの諸葛亮に全幅の信頼を置いていましたね。
猫族のお人好しな性質と諸葛亮の論理性がうまくかみ合うので、本物演義だと不満が出るところもうまく処理されていました。
その後、博望坡の戦いの諸葛亮の荒療治によって、劉備は成長を促され、年相応の姿にはなるので大人劉備が好きだと2の方が嬉しいかも。
ただ、本来の白劉備と邪にとらわれたヤンデレ黒劉備が交互に出てきます。

私は黒劉備の方が好きです。

というのも、全編に渡って白劉備は自分の理想と現実が違っていて葛藤しているところが多かったと思います。
元々金眼のことも片付いていませんし、爆弾を抱えているようなもの。
そこに+αで重荷を背負っているのでとても辛い状態なのは痛いほどわかります。
突きつけられる現実に対して、劉備が自分の願いを通すのが難しいという状況が度重なるので、何か一つでも叶えたいと思うのは百も承知で言いますが、ずっと見ていると優柔不断に見えてしまいましたので覚悟を決めたわりに締まらない印象でした。
戦関連においても、いつも諸葛亮が正論で宥めていましたが「ああなのはわかっているけど、こうしたい」と、だいたい諸葛亮が折れて劉備の意見が通っていて、軍師は本当に必要だったのかと思っちゃいました。

一方で黒劉備の方はブレないんですよね。
全ては関羽のための行動ですし、戦で自分の強大な力を使って曹操軍を消せばいいと初志貫徹で、シンプル。
過激だし劉備にとっても金眼の呪いが増幅されて良くないことなので本当にそうすることはできないですが、我がある分好感が持てました。

まぁでも、恋愛や関羽と分かり合うという点では黒劉備はなかなかのハードルになります。
このあたりは1と似ていましたね。
どの劉備も「劉備」であるのに、黒劉備と関羽は意見が合わないためどうしても関羽が黒劉備を否定することが多いです。
でも、何度も話しているうちに「劉備」であることに気が付いて受け入れていきました。

白劉備とは、お互い気が付かない間から両想いだったんですけど、赤壁の戦いの時に呉と同盟を結ぶために尚香と政略結婚することになって波乱でした。
これも理想と現実のギャップですよね。
同盟のために関羽とは別の人と一緒にならなければならない…乙女ゲームですので、ここが何よりのダメージになったのは間違いないと思います。
結婚が決まってからも、白劉備も関羽も、相手が他の誰かといると嫉妬したり悲しんだりするし、尚香も劉備と関羽の仲に嫉妬します。
尚香自体もヒロインばりにめちゃくちゃにいい子で推せるので、なんとも三角関係がつらかったです。

でも、尚香には金眼の兄妹である白銅という妖怪が憑いて、それが尚香の強い悲しみや嫉妬心から表に出てきて暴れまくります。
赤壁は完全に妖怪大戦争で曹操はそっちのけでした(笑)

で、ハピエンにいっても金眼の存在はやっぱり消えず、劉備が受け入れて一体化したような感じになりました。
劉備の人格も1つにまとまり、くよくよしなくなったのでその点はとてもスッキリ。
尚香との婚約も自分ではっきりと解消を伝えて、関羽に気持ちを伝えてられてめでたしめでたしでした。
後日談は突然子どもが出てきて驚きましたが、甘くて良かったです。

バッドエンドは、妖怪大戦争の時に金眼の呪いを抑えきれず。
また、「何もかも捨てて関羽だけを選びたい」と話したことを現実にしてしまいます。
張飛たちまで全滅はなかなかキツかったですね。
しかも、劉備がやったということを関羽に隠し続けながら生きてゆくようでした。
子どもの姿だった頃の、関羽の腕の中しか知らない世界に逆戻りになっていますし、劉備が願望を叶えてしまったがための代償がいくつも着いてきて結局苦しいまま、という精神的に堪えるEDでした。

張飛ルート感想

張飛アイコン
Profile

Name:張飛(チョウヒ)

Status:猫族・劉備軍

CV:岡本信彦

関羽の弟分。
関羽に好意をもっていますが、気づかれておらず…。

このルートは、張飛が世平の最後の言葉を全うしていく物語でした。

共通章で、劉表が人間を焚き付け、猫族はまた住処を追われ流浪の身となります。
そのいざこざの中で世平を失ってしまうのですが、最期に「猫族を守ってくれ」と託されます。
最初は見ているのがしんどくなるくらい張飛が悲しみに暮れて辛かったですね。
初っ端からこんなことがあったためか、1ほどおバカっぽい張飛はいませんし、諸葛亮が途中で抜けてからは策を考えたりしてすごく機転の利くリーダーという感じです。
私情に走った大失態ももちろん無し!
悲しみを乗り越えて復活してからも誰かが死んでしまうことを一番に回避して、どんなときでも分かり合おうとする道を選んでいくようになりましたね。

劉備ルートと同じで情を優先していくことになるのですが、張飛は世平の遺言をやり遂げようとブレないのでとてもよかったです。
金眼や立場など気にしないといけない条件も違うのもありますが…ここでは劉備は子どものままなので色々目を瞑っておく方向で。
大人劉備が出てきたら絶対に厄介ですからね!

関羽も成長著しい張飛を頼りにするシーンが多かったです。
恋愛的にも、張飛を弟分から一人の男性として認識していく過程が良かったです。
張飛に抱きしめられてドキッとして、その度に張飛が姉貴が男として意識してくれたんじゃないかと舞い上がっていて可愛かったです。
そのあたりは猫族の村で暮らしていたときから姉貴ラブな張飛のままだなって安心感もありました。

張飛と対比的な存在になるのが曹操軍の軍師・賈詡です。
人として大切なものが欠落していて、合理主義です。
病が流行れば患者を隔離して火にかけるし、反逆の兆しがみえれば軍法違反で即処刑。
兵士を道具としか思っていないし、張飛たちとはすこぶる相性が最悪でした。
張飛が、江陵で人命を優先して曹操軍に降伏したときも、手段を選ばず非戦闘員を人質にしていましたし、完全に悪者の立場で描かれていました。
それが、張飛の敵も味方もなく誰も死なせないと行動していたことで、最後に功を奏して逆に賈詡を降伏させる展開になったのは熱かったです。
劉備や諸葛亮や呉、みんなの協力合ってのことでしたけど、張飛は冷静にみんなを信じていたわけですから、やっぱり情の勝ちですよね。

残ながら最後まで賈詡とは分かり合えなかったのですが、ハピエンに進むと少しずつ彼も情にほだされてきて今後の展開が楽しみになるような展開でした。
張飛と関羽は順調に関係が進んで恋人同士になります。
関羽から想いを告げたのですが、みんなを引っ張る張飛も「これでいいのかな」という不安を抱えているのを見抜いたのはさすがでした。
託されたものは重荷だったかもしれませんが、立派にやり遂げている張飛を隣で支えられる、守れる関係になれて良かったです。
張飛の「関羽」呼びに萌えました。

そして猫族は、江夏に領地を得て腰を落ちつけられることになりました。
賈詡はそのまま劉備軍の軍師になったんですけど。
張飛が諸葛亮に「敵を生かしておくのはおかしいか」と問い、「普通ではないいばらの道、でも張飛は張飛でいい」という会話をしていたのが、いい形で実ったのが賈詡だったのかなと思います。

バッドエンドは、反逆罪で捕まった何万という荊州兵が全員処刑されてしまいます。
それに反対した張飛たちも軍記違反でその場で切り捨て。
情など無駄、不要というのを全面的に肯定するようなエンドで結構きつかったですね。
江陵に駆け付けた郭嘉が劉備を殺してきたといいますし、関羽は曹操の命令で生かされましたけど、張飛たちの死を前に正気じゃなくなってしまってかわいそうでした。

趙雲ルート感想

趙雲のアイコン
Profile

Name:趙雲(チョウウン)

Status:劉備軍

CV:鈴村健一

公孫瓚の命令で猫族に付いていって以降はずっと共に行動しています。
変わらず大らかな性格で天然の人たらしです。

趙雲の優しさに救われ続けるルートです。
そして、ヒロインにも厳しいルートでした。

幽州を出てからずっと猫族を心配してついてきてくれている趙雲。
関羽に対しては、戦場で戦う姿に惚れ惚れするのと同時に、普通の女の子として生きてほしいとも思っています。
いつも他人のことを優先する関羽を甘やかそうとするところは1の頃から姉貴ラブな張飛が気が気でないです。
でも、今回はすべてが趙雲に託されます。

関羽が壊れちゃうんですよね。
長坂の戦いで、目の前で子どもたちが殺されてしまい、守れなかったと自分を責め続けて食事もできない、戦えない、悪夢を見る、話せなくなる…とどんどん悪化していきます。
そこで前線を離脱して、趙雲と静養の長旅にでます。
趙雲ルートということもありますけど、長坂で駆けつけるのが遅れた自分に責任を感じていたのもあったと思います。
旅の間は趙雲が本当に甲斐甲斐しく世話をしてくれて、優しすぎてこれに惚れない人はいないでしょって感じでした!

でも、関羽が正気に戻ったのがやっぱり戦いの中だったのがなんとも複雑でした。
幽州へ行くんですけど、そこでは郭嘉と夏侯淵が烏丸という北方民族を討伐しています。
その戦場に入ってしまい、また別の子どもが殺されそうになっていたのを助けたことで、関羽がかなり回復します。
趙雲の思いとは反対の場所で治療できちゃってるし、前線を離れても結局戦いの場に戻ってしまっているし、時代が違っていれば~とまで思ってしまいました。

恋愛の方は、関羽が話せるようになってから本格的に始まります。
元々趙雲から関羽への好感度は高いので告白も結構早めにしてしまって、関羽の返事待ちでした。
旅の間、いつも趙雲が添い寝していてくれたこともあって、一人寝できなくなっている関羽がかわいかったです。
照れて逃げたのに、趙雲の部屋に戻ってきて、ついに「好き」と告げたあかつきには趙雲がめっちゃめちゃに雄になります(笑)
気持ちが通じたとたん抑えるのをやめてスケベになるの笑っちゃいました。
関羽へのストレートな言葉、いつから下心入ってたのかな?

その後は、関羽が烏丸たちを見捨てられないということで、趙雲が関羽甘やかしを発動して彼が指揮を執り、曹操軍をやりあうことになります。
相手は郭嘉なのですが、この郭嘉が本当に頭がおかしい子です。
とても残虐で悪趣味で、弱者をなぶって楽しむ快楽主義者(夏侯淵も引いてました)
趙雲に人質を取ったうえで元部下を差し向けてくるし、関羽は捕らえて拷問するし、まさに最悪of最悪の敵でしたね。
趙雲は情が厚い方ですが、戦況によっては「仕方ない」と割り切れる人です。
でも、元部下は切れないですし、現実を突きつけられると幽州を離れた自分を責めてしまって…郭嘉の策に痛いところをつかれてしまいました。
関羽が捕まったときも冷静さを失って特攻しかねませんでしたし、曹操軍の軍師はすこぶる猫族側と相性悪いですね。

一方、郭嘉は郭嘉で、過去に故郷の村を野盗に襲われたことがきっかけで思考がねじ曲がって独自ヒエラルキーを作ってしまったみたいですけど、可哀想だと思いつつ好きになれませんでした。
呂布みたいなクレイジーキャラも好きなのになんででしょうね(笑)

なので、バッドエンドはあまり見たくないかな。
袁紹に続いてまたしても横取りエンドなんです!
趙雲亡き後、郭嘉が関羽の耳を切り落とし、記憶を消して自分の姉にするんです。
「姉さんに似てる」と言った伏線回収ですね。
家族に焦がれる郭嘉に同情できたら、とても良いエンドに思えるかもしれません。

ハピエンでは、諸葛亮の策で呉と同盟を結んだ猫族が関羽たちを助けに来ます。
趙雲が仲良くなった烏丸と呉と自分たちで曹操を抑え込む形を作るなんて、さすがでした。
趙雲と関羽も幽州に留まり、後日談では公孫瓚の墓前で結婚の誓いをしてました。
添い遂げられなかった貴方の分まで幸せになりますって約束してからの、次の後日談で関羽が身ごもっていて、フラグもきっちり回収していくずるい男!
人間と猫族の間に子どもはできないと言われ続けてる世界でまた奇跡が起きた幸せエンドで感動でした。

諸葛亮ルート感想

諸葛亮
Profile

Name:諸葛亮(ショカツリョウ)

Status:人間・劉備軍

CV:櫻井孝宏

劉備軍の軍師。
たぐいまれなる戦略で何戦を勝利に導くが、本人は戦場には赴きません。

全ては諸葛亮の盤の上って感じのルートです。
天才軍師というだけあって、先読みと戦略がすごくおもしろかったです。

諸葛亮は人間ですが、なぜ劉備に協力したかというと、昔戦火に巻き込まれたときに助けてくれたのが猫族だったからだそうです。
子どもの諸葛亮には英雄に見えたというんだから、並々ならぬ恩義を持ったんでしょうね。
また、そのときに幼い弟妹を無意識のうちに手を離して置いて行ってしまったことが心の傷となっていて、戦場に出ると追体験のフラッシュバックで倒れてしまうくらいでした。
その無力さにあえぐ自分と長として猫族の役に立てていないと思っている劉備が重なって、今度こそ差し伸べられた手を振り払わず助けたいと強く思っていたというのも諸葛亮の原動力となっていました。
諸葛亮の、何があっても猫族の国を作ることへの姿勢をみていると、相当真面目で責任感も強い印象でしたね。

関羽に対しては、お人好しからくる無謀な行動に最初はイライラしていていました。
言い方も結構きつかったし、劉備が同じお人よし発言をしても対応していたけど、関羽には八つ当たりしてましたからね(笑)
ただ、関羽が自分が出来なかったことを簡単にやってのけるから羨望もあったのも事実だと思います。
諸葛亮は言葉足らずなことの多いので、内心がわかりにくいのですが、途中から関羽の功績を褒めだすのでそのあたりからは結構認めていたのかな?
己を信じられないから関羽に信じてほしいって後に言いますし、その性質が結局すごく諸葛亮の救いになったので受け入れられてよかったなと思います。
特に、戦で倒れてしまうのを「放っておけ」だったのが、「支えてくれ」になったのはとてもいい変化で好きです。

恋愛の方も、山籠もりだったので対人関係が苦手で、なかなか素直に愛情表現はしないんですけど。
周瑜が関羽にちょっかいを出してくるときはいつも諸葛亮が追い払っていたエピソードがかなり萌えました。
最初は適当な言い訳だけで牽制していたんですけど、手で止めるようになるし、最後はついに直接周瑜に「やめろ」というし、関羽へのビッグラブが水面下で育っているのがよくわかりました!
関羽に予想外の行動をされると照れていたし可愛かったです。

物語の大詰めの赤壁は諸葛亮の大活躍があまりにも有名なので、展開がわかっちゃうかもですが、このゲーム的には関羽が言葉足らずな諸葛亮を最後まで信じられるかどうかが鍵になっていました。
一夜で10万本の矢を集める奇策をやってのけて、呉の高官たちに目をつけられた諸葛亮。
大胆にも呉を裏切って曹操軍に降るという手に出て敵軍に潜り込むと、うまいこと取り入って連環の計で曹操の水軍を一か所に集めて、あとは手筈通りに火をかけて壊滅です。
私は知っていたので来るぞ来るぞという感じで楽しみました。
関羽が諸葛亮を信じられないとバッドエンドになるので、そのタイミングは全然わからなくてスリルがありましたね。
まさか、曹操の目の前で亡くなっちゃうなんて…。
このルートでは同胞のことは知らないはずですけど、めっちゃ動揺していたのはなんでだ、関羽が手に入る喜びが消えたからでしょうか。
諸葛亮の悲痛な叫びもかなり堪えましたね。

ハピエンの方は曹操軍を退けた後、呉との交渉で荊州に猫族の国を建国します。
曹操の脅威も去ってないし、建国で忙しい日々を送っていますけど、後日談とかはラブラブでよかったですね。
でもこのルート、告白とかもなくいきなりハピエンの最後にキスするし、後日談で「愛している」って言いあっているので、ちょっとワンクッションほしいかなとは思いました。
言葉足らずな諸葛亮らしいといえばらしいですけどね。

あと、諸葛亮ルートですが夏侯惇が面白かったです。
船酔いのお話で、猫族が全然感覚がわからなくて、頭の固い人が酔いやすい=夏侯惇は酔うっていう謎の方程式にめちゃくちゃ笑いました(笑)
夏侯惇、博望坡の戦いに船酔いにカナヅチに…いじられてますね、製作陣の愛かな!

周瑜ルート感想

周瑜のアイコン
Profile

Name:周瑜(シュウユ)

Status:呉軍

CV:森田成一

荊州出身の猫族。
呉に属し、総都督として呉軍を束ねています。

周瑜ルートは、周瑜と関羽の大恋愛物語なのですが、曹操の悲恋ぼっちシナリオでもありました。
周瑜が好きか曹操が好きかでだいぶ見え方も変わるのではないかと思います。
私は、曹操様が大好きなのでどうしてもそちらに肩入れしてしまいました。

周瑜は、表面が曹操に似ているなと思いました。
荊州最後の猫族で種族的にはぼっち。
いわゆるチャラ男で、初めて出会った同族の女の子である関羽を気に入って、ぐいぐい近づいて「結婚したい」等と最初から飛ばしてきます。
関羽の泣き顔が好きで、いじって泣かせに来るので、怖いとか危険とか言われてました。
ぼっち、人柄を知らないけど好き、相手の気持ちを関係なく前のめり、意味は違えど怖いし危険…共通項多いです。

でも、周瑜は入りこそ危険そうですが、自分を呉に誘ってくれた孫策との約束を果たそうとする優秀な都督ですし、孫権や尚香のことを家族みたいに思っている、愛を知っている者です。
関羽も呉で過ごすうちに色々な周瑜を知って好きになっていました。
ですが、周瑜は病もちで先が長くないので、関羽にそれがバレると急に距離を置いてしまいます。
関羽を本当に好きになったからこそ幸せでいて欲しくて身を引く、ぐいぐいのチャラ男がめちゃくちゃ男前になったなって思いました。

で、関羽が完全に周瑜を好きな状態になってから曹操が直接関羽を手に入れにきます。
周瑜と曹操の会話は、周瑜がどれだけ変わったかがよくわかる場面でしたね。
曹操が関羽の血しか見ていないことは本人にとって望まないことなのかよく理解していましたし。
相手のことを知らないのにどうこうしたいというのは最初の周瑜がそうだったからこそハッキリとおかしいと言えたのかなと思います。
ただ、プレイヤーは曹操の真実を知っているので、敵である曹操しか知らない周瑜が言うと若干ブーメランには感じました。
…曹操好きの屁理屈ですかね(笑)

その後は赤壁の戦いで関羽が単身で曹操の元に潜り込むのですが、周瑜は気が気じゃなくて…。
自分には先がないからダメだとわかっていても抑えられなくて関羽を自分のものにしちゃいました。
よっぽど曹操に取られたくなかったんでしょうね。
致すシーンはスチルも良くて萌えました!

ハピエンでは、周瑜と関羽は赤壁の戦いで死んだことになり、ほとぼりが冷めるまで山奥でひっそりと暮らすことになります。
他の猫族にも真実を知らせることはできないし、諸葛亮が時々来る以外は世界から隔離された生活を送ることになりましたけど、2人とも幸せそうだったので良かったのかな…。
病で短命で、というのは静養して治ってきているみたいでしたけど、あんまり詳細はわかりませんでした。

そして、これは曹操のぼっち確定でもあります。
曹操は関羽が死んだと思っていますから、唯一同じ悲しみや苦しみをわかちあえる相手を永遠に失います。
関羽を知らなければ良かったとまで言いますし、見ていられませんでした。
関羽の望みがそこにないことも一生気づけないままなのかな…曹操ルートへ行ったら絶対愛を教えるからね(涙)

バッドエンドは、周瑜が最後の力を振り絞って曹操を道連れにします。
関羽だけ生き残るパターン…。
周瑜は曹操の執着から関羽を自由にすることを一番重要視していましたけど、関羽としては自分がどうなるかもわからない、下手をしたらもう会えないかもしれない気持ちで曹操の元へ行って、また周瑜と再会できたのに今度は永遠の別れになってしまいました。
しんどいですね。

張遼ルート感想

張遼のアイコン
Profile

Name:張遼(チョウリョウ)

Status:曹操軍

CV:遊佐浩二

呂布亡き後、わけあって曹操軍の武将となります。
ですが、曹操に忠義は抱かず、関羽に会いたいと思っています。

劉備ルートが妖怪大戦争なら張遼ルートは人外伝説と言えば妥当でしょうか。
そのくらい規模やら事情やらがぶっ飛んでいるお話で、なんだか攻略というよりはずっと宇宙猫状態で眺めている感覚でした。

張遼はご存知、呂布が自分の力で作り出した土人形です。
2では呂布はすでに亡くなっていますが、彼女なき世界で何故張遼が存在できているのかと言うと、呂布が昔食らった妖怪のおかげでした。
名乗りませんでしたが多分、白銅だと思います。
劉備ルートで、尚香が張遼と接触したあとおかしくなったのは白胴が取り憑いた(目覚めた)からみたいですね。
このルートでは、関羽と接触したことで取り憑いてしまい、関羽の体を使って大陸中を蹂躙してまわります。

張遼は呂布なき後、たった1つ心に残っていたのが関羽の存在でした。
何をすればいいかもわからなかったためとりあえず関羽のそばにいようとするんですけど、その日々の中で人間らしい感情を宿して行きます。
ここは1と似たような感じでしたね。
嫉妬と独占欲で胸が痛くなるとか、方便の嘘があることとか、どんどん空っぽだった張遼が満たされていくのが見ていて切ないけど嬉しく思いました。
そして、色々な感情を得て関羽を愛していることに気がつく…このシンプルな恋愛過程大好きです。

関羽(妖怪)がどんどん中原を荒らしていく中でも、張遼は関羽から与えられるものならなんでも嬉しいと、苦しみも悲しみも喜んで受け入れてくれるので、申し訳なくもあり救いでした。
元から妖怪を倒してしまうと張遼も消えてしまうので、関羽が張遼を消さない道を選んだ結果なわけですが、国が滅びるとまで言われて、曹操が劉表や孫権と手を組んで討伐軍を作るくらいの非常事態でしたからね。
関羽が与えてくれる温かみに何も返せないと張遼は気を落とすこともありましたが、関羽が何をしてもずっと一緒にいてくれるだけで十分すぎたと思います。
関羽の体を守るために妖怪の殺戮にも付き合いましたし…。
本当にえげつなかったです、偃月三国伝がえげつない三国伝に見えました(幻覚)

ただ、好きな相手にこんな犠牲を強いないと生きられない自分や、世界の惨い状態を張遼自身はどう思っていたのかな…?
人外の力に関羽を人質にされて成すすべもないのはそうなんですけど、どうにかしようという動きもなくて。
いつも関羽に対する気持ちしか言わないので他のところもちょっと気になりました。

世論は討伐しかない言うことになるのですが、猫族は関羽を殺したくないため、蘇双が代表で他の方法を探して回ります。
賈詡との「坊や」「おじさん」のやり取りがめちゃくちゃ面白かったです。
そして、邪気を浄化できる木を見つけます。

ハピエンでは、関羽が木に取り込まれ妖怪の浄化が始まるのですが、終わるのは数百年後。
もう誰にも会えなくなります。
でも張遼はずっとそばに居ると言って、命が尽きる時まで一緒にいてくれました。
そして、関羽から体温(命)をもらっていた張遼は関羽が消えると同時に消滅。
1000年後の来世で2人は再会して今度こそ結ばれました。
まぁ、関羽が自分の意思ではないとはいえやらかしすぎているので今生での幸せはどれだけ償っても無理でしたでしょうね。
納得と言えば納得ですが、これがハピエンか…。
かなり物悲しいですけど、起こっていることが壮大すぎて…泣けるというよりは茫然でした。

バッドエンドは、関羽の浄化が終わる前に北方民族の軍隊に見つかってしまい、張遼だけが先に死んで転生が叶いませんでした。
生まれ変わった関羽も心に張遼の言葉だけが残った状態で生きていて、ずっとこのまま虚ろみたいに正体不明の存在を心に抱えたままなのかなと思います。
もちろん、時が経ちすぎていて猫族の仲間たちはいません…。
前世の行いに対する罰がここで来たのかなって思いました。

夏侯惇ルート感想

夏侯惇アイコン
Profile

Name:夏侯惇(カコウトン)

Status:曹操軍

CV:鈴木達央

曹操の忠実な部下。
真っすぐで己の信念が強い武人です。

夏侯惇が可愛くて萌えまくるお話でした。

夏侯惇は曹操の覇道のために強く相応しくあろうとする真面目な武人です。
関羽のことは十三支の女としていい感情は持っていませんし、冒頭で曹操の元から逃れて荊州に行ったときは感情悪化しましたね。
博望坡の戦いでは大敗した上、左目を関羽にやられてしまいました。
これは、目をつぶしてしまった関羽や、そばにいたのに夏侯惇を守れなかった夏侯淵の方が堪えていましたね。
当の夏侯惇自身は負けたことを悔しく思って、武人としての強さの点において関羽を超えることにこだわり始めます。

それから、長坂で再度対峙するのですが、その時は関羽が非戦闘員を庇って捕虜になります。
でもさらに、江陵にいた荊州兵の残党に夏侯惇と夏侯淵がやられてしまい、3人して荊州兵の捕虜になってしまいます。
特に夏侯淵は瀕死の傷を負いましたが、関羽は目の前で人が死ぬのを黙って見ていられないと、彼の看病を始めます。
夏侯惇は敵に情けを掛けられるくらいなら死ぬって考え方だったのですが、夏侯淵を救いたい気持ちはあったと思います。
後々、この関羽の行動を肯定しますし、多分何もしなかった自分を責めていたんでしょうけど、左目の件で夏侯淵が自分を責めていた分と一緒に水に流せたのは良かったです。
夏侯淵も関羽は嫌いですけど、兄者を傷つけたはずの関羽の手が自分の命を救ってくれて、最後は「この手だけは好きだ」と言っていたので、1の時のように永遠に平行線のままにならなくてジーンときました。

また、荊州兵が民たちを害していたので、まず何とかしなくてはならない共通項があったのも大きかったと思います。
他のルートでは荊州兵はずっと味方なのですが、このルートだけ悪い側面を見せてくるのが、ね(フラグ)
夏侯惇は、戦は正義の正義のぶつかり合いで、勝った方がやっぱり正義という思考でしたが、武人として民を守ることは至極当然のことと再認識したのと、関羽とのやり取りの中で戦わない道もあることを認めます。

そして萌えのターン。
夏侯惇は関羽のことを「女」と呼んでいるのですが、多分嫌いな武人くらいにしか思っていなかったのかな~と。
夏侯淵を看病する間、戦いでは見せない慈愛に満ちた表情とかをみて、やっと本当に「女」だと認識していった感じでした。
いっつも無意識に行動が先行するのがやばかったです(語彙力)
脳内で今までみた関羽と印象が違うとあれこれ考えながら、髪や耳を触ったり…指摘されて初めて気が付いてめっちゃくちゃ赤面するし。
関羽がねん挫した時におんぶして、おぶった後から意識して恥ずかしくなってるし。
反応もいちいちツンデレでしたし。
一回休憩させてほしい…と思うくらい萌えの瞬発力が高くて死にそうでした!

夏侯淵が目覚めてからはお互い自軍へ逃れるのですが、もうこの頃には関羽とは戦いたくなくて、曹操と猫族の間を取り持つようなことも考えてくれてました。

ハピエンでは、戦を回避して荊州と猫族は曹操の元に降りますが、良好な関係を持てたようでした。
劉琦が国を守ることに固執して負け戦に猫族を巻き込もうとするのですけど、夏侯惇の説得で衝突せずに片付きます。
いきなり両軍のど真ん中で関羽を抱きしめて告白したのはびっくりでしたけど、正義と正義の戦い~なんて言っていた男がよくここまで変わったなと思いました。
後日談では普通に関羽のことばかり考えていて甘いし、ひそかに曹操に見破られて面白がられてるし、ただの恋する男で笑っちゃいました。
でも、犠牲なく幸せになれたので、圧倒的に平和で憂いなくにやにやできました。

バッドエンドは、関羽が郭嘉に殺されてしまいます。
郭嘉は弱い者は死んで当然と思っているので、夏侯惇の武人として民を守る在り方とは相性が最悪です。
ハピエンはなんとかできましたけど、夏侯惇の目が届かなかったところで賈詡と郭嘉が曹操の命令を破って秘かに関羽を拷問…。
夏侯惇が駆けつけた時には時すでに遅しでした。
敵は身内にいたんです…。

曹操ルート感想

曹操のアイコン
Profile

Name:曹操(ソウソウ)

Status:曹操軍

CV:鳥海浩輔

大陸制覇を目指す猛将。
官渡の戦い後、自国に猫族の土地を与えましたが、人間の襲撃をきっかけにまた対立することに…。

執着全開のヤンデレルートです。
1の方が勢いと他の追随を許さないぶっ飛び感があって好きですけど、2は2でしんみりさと甘さがあって楽しめました。

関羽が同胞っていう事実を2でもわざわざまた振り出しから曹操が知るあたり、ヤンデレのトリガーは血に宿っていますね(中二)

関羽の血に執着するのは1と同じで、人間の父に虐げられ、猫族の母は発狂し、誰からも愛されずに生きてきた曹操です。
人間と猫族の間に子どもはできないと言われている中、生まれた自分は誕生してはいけなかったのではないか、と。
何をしても満たされないさみしさに苛まれて、縋るものが同胞の血だったという言いようのない孤独な人です。

大陸制覇は父に己の存在を認めさせるためにやっていたんですけど、自分で終着点であった父を殺してしまっていて…。
なのにその幻影を見るたびに誰の声も届かないほどに覇道達成と自分の存在の誇示することに憑りつかれ、もはや呪縛のようになっていました。

もちろん、初めは関羽の声も届かなくて、無理やりさらって結婚までします。
関羽も関羽で長坂の戦いで猫族が死んでしまったと聞かされて、曹操を打つためにそばにいようとします。
自分の妻が自分を殺そうとしているのにやってみろ的な態度とか、本当に病んでるな~と思います。
でも、関羽を失うことや傷つくことは絶対にダメで、実際暗殺に失敗して植物毒で自害しようとしたら「そんなに私が嫌いか」って一旦身を引くくらいでした。
死ぬほど嫌われたことよりも、死ぬほど嫌いな自分が近づいて関羽が死んだり傷ついたりしたら耐えられないってことですかね。
その後、関羽がかかわるといつも悲しくて暗い目ばかりをするので、無償の愛を求めてやっぱり血に縋っていたんだなって納得でした。

猫族の安否を知って関羽が曹操を狙わなくなったのはなんだかあっさりでしたけど、必死に曹操に呼び掛けて誰かを愛するのは血じゃなくて「心」って訴えていく過程はめっちゃ良かったです。
最初は確かに無理やりでしたけど、少しずつお互いを知って近づいていく

だがしかし!
父の幻影と呪縛の方は強くて、関羽の声では止められなかったので、戦って止めるという選択をします。
戦うのが好きじゃない関羽がそこに命を懸けるくらいですから、曹操の闇って半端なく深いんだなって改めて思いました。
1でもわかってはいましたけど、面白いヤンデレ認識をしているので、真面目に解釈できたのは2のおかげかもしれませんね。
そしてまあぁ、2人はお互いを愛していて、お互いに相手を殺せないのに敵同士になる…関定が言ってましたけど、面倒くさい夫婦です(笑)

ハピエンでは、赤壁の戦いでは、関羽に止めてもらったことで真の愛を知って曹操は死ぬつもりでしたが運良く助かってしまい…。
呪縛が潰えて何もなくなって、生きる気力もなかったんですけど、また関羽に救われます。
侵略じゃなくて自分の領土を守っていけって言われて。
でも、関羽は曹操軍を一度抜けたし、赤壁では火計の要になって曹操軍を壊滅させたので、妻に相応しくないと隠遁してしまいます。
なので、関羽の言葉が新しい曹操の呪縛(生き方)となった形でした。
でも、父とは違って愛や絆がある間柄ですので、曹操は関羽の言葉を実行しますし、赤壁のヘイトを自分に向けて3年かけて民をなっとくさせ、関羽の帰る場所を作ります。
曹操はタイトル画面ですら「お前が隣にいないと落ち着かない」って言うくらいですから、血じゃなくて関羽がそばにいることが曹操の唯一の救いになったのかなって思いました。
ちょっと最後の方は、曹操も関羽も一人で黙って突っ走り気味だったので、話せばそんなに遠回りにならなかった気もしますけど…後日談はちゃんと2人で暮らしていましたし良かったかな。
あと、関羽が説得する前に夏侯惇も曹操に意見するんですけど、めっちゃくちゃかっこよかったです。
流れ的に関羽の前哨戦みたいになっちゃってましたけど、全ては曹操様のために命すら惜しまない真っすぐさにやられました…。

バッドエンドは、助かったはいいが曹操は後遺症か何かで元に戻らず…。
赤壁での恨みも関羽に向けられ続ける中、2人で静かに暮らすことになります。
曹操を止めることはできましたけど、ハピエンのように新しい生き方が~みたいなのはなく、肩身が狭いというか2人ボッチという感じでした。

あとがき

これにて十三支演義2は終了です。
うーん、私は総合的には1の方が好きですね。
どこが悪いとかもないのですが…。
個別ルートは2の方が面白いものもありましたし、新キャラ2人もいい仕事してましたし、見どころはたくさんあります。
でも、既存キャラにブレを感じることも多々あったし、理想論がキレイキレイしすぎているところもあってなんだかなという感じです。
1でキャラクター像が固まった分、2では新たな一面として捉えられず「こんなキャラだっけ?」と思ってしまったのかな。
これは夏侯惇と一緒に頭の柔軟体操をした方がいいかもしれませんね!

ということで、「十三支演義 偃月三国伝1・2」の感想は以上です。

では👋

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