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神々の悪戯 Unite Edition|InFiniteネタバレ感想

こんばんは。
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今回は、Switch版「神々の悪戯 Unite Edition」に収録されているファンディスクの部分。
「InFinite」をクリアしてきました。
サブキャラクターだった4人の本編と、メインキャラクター8人のifのお話です。
上から、攻略した順番に感想を書いています。

プラットフォームNintendo Switch各種
メーカーブロッコリー
発売日2022年1月27日
CEROD(17才以上対象)
シナリオ武口碧/ひらやま/櫻間ろに/他
イラストカズキヨネ
キャスト野島裕二/内田夕夜/杉山紀彰/関智一/他
公式サイトhttps://kamiaso.com/game/unite/
敬称略
プロモーションムービー

あらすじ

高校生活最後の春休みを迎えた主人公・草薙結衣は、ふと入った実家の蔵の中で、『天叢雲剣』と記された剣を見つける。
それを手にした途端、まばゆい光に包まれ、気づいた時には見知らぬ場所に立っていた。
そこは、ギリシャ神話の主神・ゼウスが造りし『神々の学園』。
人間の代表として召喚された主人公は、そこに生徒として集められた、様々な神話の神々に「人間とは、そして愛とは何か」を教えるよう命じられる。とまどいながらも、与えられた期限の中で、個性豊かな神々と共に生活することに……。
……しかし、「もし」あの時、別の選択をしていたら?
4つの運命が加わり、紡ぎだされる新たなストーリー。神々と過ごす学園生活が今再び、幕を開ける。

神々の悪戯InFinite公式サイト

システム

機能名有無
既読/未読スキップ・オートモード
クイックセーブ/ロード
バックログ
チャプター(ルート又は章毎の途中プレイ機能)
フロートチャート×
選択肢又は未読箇所までのジャンプ
ヒロインの名前変更
デフォルト名呼びボイス
ヒロインフェイス表示×
ヒロインボイス×
キャラクター立ち絵の動作(目パチ・口パク等)×
ステータス(パラメータ)画面
アイキャッチ
フォント変更×

サブキャラの正規ルートの選択肢は「BRAVE」というポイントを貯めていくものと「Thread of fate」というENDやルート分岐を決めるものになります。
前者は通常の選択肢で、所謂好感度をあげるものだと思って大丈夫です。
後者は貯めた「BRAVE」によって選べるものが限られるため、ポイントが足りないと進めない道もあります。

ifルートはパラメータ関係なく、選択肢によって単純なルート分岐がおきます。

シナリオを進めながら集める「ミソロジーモノローグ」というSSがあります。
物語の幕間や補完になるお話です。

また、「神話クイズ」というミニゲームがあり、全問正解するとアイテムがもらえます。
そのアイテムは「箱庭モード」という機能で使えます。
ちびキャラと置物を配置して遊ぶ部屋で、組み合わせによってはイベントが発生します。

キャラクタールート別ネタバレ感想

Attention

以降はネタバレ回避のため【ネタバレ】ボタンを設置しています。
クリック・タップするとネタバレ感想が開きます。
閲覧後の苦情等はご容赦ください。
よろしくお願い申し上げます。

ディオニュソスルート感想

ディオニュソスのアイコン
Profile

Name:ディオニュソス・テュルソス

Status:ギリシャ神話の豊穣の神

CV:野島裕二

主人公の呼び方:草薙さん
自分の呼ばれ方:ディディ、ニュソ、酔いどれ等

飄々としていて掴みどころのない性格です。
初対面から距離が近く、親しみやすく優しい一面がありますが。
一方で、誰にでも一定の距離を置くところも。

ディオニュソスのやる気もつかみどころも無くて、物理距離は近いのになかなか心は近くならなくてもどかしいルートでした。

ギリシャ組で1番の問題児だったと思います。
授業に出ることを理由をつけてはのらりくらりと避けられてしまいます。

アポロン曰く、興味のないことには一切見向きもしないらしいです。
幼い頃から一緒だった葡萄の木も何故か箱庭にきていて、授業を放ったらかしで世話していたりもしました。

特に誰かを害そうとか、悪意からではなく非協力的なのがまた強く言いづらいところ。
でも、結衣ちゃんが一緒に葡萄の世話をしたり、根気よく向き合う事でディオニュソスはやっと授業に出てくれるようになります。
園芸部も結衣ちゃんとふたりで活動し始めますし、結衣ちゃんはディオニュソスと過ごすことで優しい一面を知ってゆきます。
ただ、やっと他の神達と歩調は揃っても、仲良くなったかと言うとまだ距離がありました。

季節が変わって、収穫祭をやることになると、育てた葡萄でゼリーを作って出店。
出店までには紆余曲折ありますが、結衣ちゃんはさらにディオニュソスを意識するようになります。
何を考えているかはいまいち掴めないないですけど、結衣ちゃんへの優しさを感じる場面はやっぱりたくさんあるので、ディオニュソスも気が無いわけではなさそうでした。

収穫祭後、恋愛ルートに入るといきなりディオニュソスと既成事実を作ってしまうことに…。
添い寝しただけなのでお互いに潔白なんですけど、ディオニュソスがそれっぽい言い方をするもんだから結構終盤まで引っ張られましたね。

でも、ここから結衣ちゃんの頭の中はディオニュソスでいっぱいになり、どんどん好きになっていきます。

まだ告白もしていないのに、ディオニュソスがそういう意味で押し倒したり、ちょっと軽薄に見える行動とかをしているところもあったんですけど。
攻略中は「純真な少女をもてあそぶチャラ男ノ図」に見えても、ルートをクリアしてみると、何もかも諦めていたのに、結衣ちゃんに調子を狂わされて本心を出してしまった瞬間だったのかなと思います。
他人と距離を置く人が、自分から踏み込んだんですからディオニュソスにとって結衣ちゃんは特別なのだと思いたい…。

朝起きた時と、押し倒すスチルはなかなか良かったです。
ギリシャ組のセクシー担当はディオニュソスですね。

諦めていたというのは、ディオニュソスの出自が望まれていないものだったことと、神と人間のハーフであることが、半端者という劣等感をディオニュソスに植え付けてしまい、彼自身が自分を嫌いで何をしても「半端」であると思い込んでいたということです。

だから、結衣ちゃんから決死の思いで告白したあとも、なんか心が通っていない恋人で、薄かったのですが。
「ディオニュソスはディオニュソス」と、自分を認めてくれる存在であることを痛感して半端なことをやめてくれます。
定まらない自分をそのまま受け入れてくれた結衣ちゃんはディオニュソスにとっても救いになったんではないかなと思います。

ディオニュソスからのアプローチが少なくて、認めてくれるのが結衣ちゃんでなければならない必然性はあまりわからなかったのですが…。
まあとにかくディオニュソスが更生して学園を卒業できるようになったのは良かったです。

恋愛エンドは、結衣ちゃんが神話の世界に行くか、元の世界に戻って、記憶が無いけれどディオニュソスと再会してまた恋人を始めるかの2択です。
神話の世界に行った方は色っぽかったです、ごちそうさまでした!

宿命ルートは、恋愛要素抜きにディオニュソスが過去のトラウマや劣等感から抜け出せるかのお話でした。
結衣ちゃんがずっとサポートして、ハデスが影ながら見守ってくれる形でしたね。

卒業制作として、オリュンポス12神の壁画をディオニュソスが描くことになるのですが。
完全な神でも人間でもない彼は、その中に自分を描くことを拒みます。

しかも、卒業制作をすればいいという訳ではなく、ディオニュソスが種族に囚われない一個人としての自立をすることが目的に含まれます。
また、そもそも箱庭では人間との気薄になった関係を修復して、慈しみ愛することを知ることが必要なのでそこも突破しなくてはなりません。

全然目処が立たなくてゲームを進めるのが不安になるくらいだったんですけど、ゼウスが最後にディオニュソスと結衣ちゃんに与えた試練をクリアして何とか宿命とも向き合えました。

宿命エンドは、ディオニュソスとちょっといい仲になりそうだったノーマルEDのようなものと、大団円のような終わり方で、どちらもちょっぴり別れが切ないけど無事に学園生活が終わりました。

陽ルート感想

陽のアイコン
Profile

Name:戸塚陽

Status:日本神話の太陽神

CV:内田夕夜

主人公の呼び方:草薙君
自分の呼ばれ方:陽さん、アマテラス、戸塚超兄 等

この世界の日本神話の主神(男)
実弟である尊を溺愛しています。
皆に敬われ、畏れられているが故に孤独に生きてきました。

陽ルートは、テーマがわかりやすくて綺麗なお話ですけど、少し内容が薄いかなと思います。

学園に保護者として尊の様子を見に来るのですが、戸塚3兄弟の仲は複雑です。
陽は尊を気にかけ、月人とは分かり合えないと無視してますが、当の尊は月人を尊敬していて、陽は嫌われています。

このルートでは、月人と尊は特に卒業資格を得られるか怪しいので、ゼウスは陽も巻き込んで兄弟の絆を深める試練を与えます。
また、陽は結衣ちゃんに「愛」についても学びたいと、学園で生活することになりました。

愛の方は、最初から草薙君に好意的でお気に入りという感じなので、大丈夫そうでした。

兄弟の絆の方は、結衣ちゃんの仲介の元、4人で学外への「お出かけ」を共有して深めていきます。
陽はやたらとアンドロメダ星雲に行きたがるんで笑っちゃいました。
物理的に無理だし、何万光年かかるとお思いですか(笑)

全く進展がなくて辛いし歯がゆいのですが、3人とも相手を心の底から嫌っているわけではなさそうでした。
だからこそ、仲良くなれる可能性があるんでしょうね。
ぎこちないですが、結衣ちゃんの説得で長男の陽から距離を縮めはじめ、月人がそれに続いて、尊もしぶしぶ…。
ルートが進むと少しずつ陽が兄らしくなっていくのが応援したくなりました。

分岐は単純で、愛を教えるなら恋愛ルートに、兄弟の絆をより深めさせるなら宿命ルートに進みます。

恋愛ルートでは、陽と2人きりで「お出かけ」するようになります。
ピクニックに行って雨にあってしまった時、「風が当たると冷えるから~」と理由をつけて結衣ちゃんを抱きしめようとする陽が可愛かったです。
陽は日本神話の最高神で孤高の存在なので、家族愛も、兄弟愛も、友愛も恋愛も何もかも「愛」とは無縁のまま生きてきたためか、憧れとかがあったのかなと思います。
結衣ちゃんも初期から結構陽のことが気になっていて、風とか大したことないのに陽を肯定していたのが本音の表れっぽかったです。

ここから恋愛過程が面白くなっていきそうなのに、「気がつけば季節が巡って…」っていいところで飛ばされてガックシ。
神あそ本当にそういうところよ…!
この後、エンド分岐まで結衣ちゃんは恋愛脳全開でいつも陽のことが頭の片隅にあり、箱庭を出る時の別れが辛いと毎日のように考えるんです。
そんなにも大きな愛に育った詳細を教えてくれと思いました。

また、恋愛絡みはいつも的確なアドバイスと察しの良さを発揮するメリッサ先輩が「陽に深入りするな」といつも言ってくれていて。
重い背景とかがくるのかと思ったら、くたなぎが陽を好きになって離れ離れになる結末に傷つかないようにする予防線でした。
無印本編ではあまり気にされていませんでしたが、InFiniteになってからは元の世界に戻ると記憶が消えてしまうことにも言及するようになったので、そのあたりも加味してなのかな…?
なんにせよメリッサ男前すぎです。

でも、結衣ちゃんも陽も相手への気持ちがとても大きくて。
愛が大きい分だけ傷ついてしまう愛し合い方をしていて、「出会わなればよかった」なんて言葉まで出るくらい別れを惜しむんです。
まぁこのゲームは「Love is pain」と言うキーワードがあるくらいなので、テーマにはぴったりのお話だったと思います。

恋愛エンドは、結衣ちゃんが日本神話の世界に行くか、結衣ちゃんが記憶を無くして元の世界に戻り陽が会いに来るかのどちらかでした。
テンプレの恋愛エンドが良かったかどうかはこのルートは判断が難しいですね。
別れを気にしていた2人が結果的には離れ離れにならなかったので、良いといえば良いですけど。
ストーリーの流れを組んで、離れるバージョンもあって欲しかったと思いました。

宿命ルートは、兄弟の絆を深めることに専念します。
ですが、上手くいっているようにはみえず、ゼウスからも直接「学園の卒業水準にはいっていない」と言われます。

学園滞在中に、人間は助け合って生きていることを知った陽は、昔にツクヨミが心を閉ざした時も、スサノオの心が荒んだ時も何も手を貸さなかったと過ちに気がつきます。
それで、今まで無視してきた月人に対して贖罪のために、命懸けで感情を取り戻す決断をします。
八咫鏡を持って箱庭に模造された天岩戸に隠れるって、日本神話全開でした。
それにしても責任の取り方がダイナミックですけど…。

でも、月人も尊も学園生活の中でとっくに陽を許して兄と認めていたので、結衣ちゃんと3人で陽を止めに行きます。
暴走した八咫鏡を壊すか、力の前に傷ついた月人たちを優先するかで宿命エンドが分岐します。

前者だと、兄弟の絆を修復し大団円のようになりました。
後者も、無事に事なきを得ますが、陽が先に神話の世界へ帰ってしまいました。
卒業して帰ってきた月人と尊を受け入れるに相応しい器になるためにという前向きな理由でしたので心配はなさそうでしたが、結衣ちゃんにとっては急なお別れになったので少し寂しさの残る終わり方でした。

トールルート感想

トールのアイコン
Profile

Name:トール・メギンギヨルズ

Status:北欧神話最強の戦神

CV:杉山紀彰

主人公の呼び方:草薙
自分の呼ばれ方:トールちん、トルトル、のっぽ等

口数の少ない物静かな神。
面倒見がよく、ロキやバルドルにもよく頼りにされています。

メインキャラクターとサブキャラクターの本編を全部含めた中で一番甘いルートだったと思います!
ロキ本編で片鱗を見たトールの優しさが全開でした。

トールとは、ロキの不登校を解消するために協力し合いながら交流します。
でも、バルドルやロキのために箱庭に自分から志願してやってきたのですが、途中でトール自身にも問題が発生して枷が外れなくなってしまったようでした。

普段から結衣ちゃんに対しても気遣ってくれて優しいですし、ロキの構ってちゃん性質にも真面目に付き合っているような神です。
自由奔放なロキを口先だけで「探した」と言うのではなく本当に探し回ったりするくらいです。
人間についても、毎日放課後に、結衣ちゃんに質問する時間を取っていて、授業に出ないロキにも聞いたことを伝えて人間に興味を持ってもらうためにできることをしてくれました。

ただ、トール自身のことにはなかなか踏み込ませてもらえません。
本人絡みでわかったのは、「トールにとって特別な存在」と言うのが何故か地雷なのと、大食漢なことくらいです。

問題の解決の糸口が見えない中、ある日ロキがトールに変装して結衣ちゃんをデートに連れ出します。
「悪い冗談はやめろ」とトール本人が駆けつけてくれるんですけど、「人間と愛について学ぶためにデートしたい」と、卒業に対するチャンスをチラつかせるロキ。
でもこれ、おふざけに見えてどちらについて行くかで運命が決まる重要なルート分岐でした。

トールを選ぶと恋愛ルートに。
結衣ちゃんがトールを好きになる過程は普通の学校でもありそうな感じで良かったです。
放課後の質問タイムだったり、例えば荷物を運ぶのを手伝ってくれる優しさだったり、日常生活でフラグができたのが人間ぽかったです。

そしてトールの抱えた問題もわかるのですが、完全に恋愛についてでした。

トールは不死では無いことから、何かが永遠には続かないことを知っていました。
だから、結衣ちゃんを好きになっても、後に失うのなら「特別」は作らない方が…と消極的でした。
多分これが「愛を知る」に引っかかって枷が外れなかったんでしょうね。

恋愛ルートに入って、いきなり態度が冷たくなった時はびっくりしましたけど。
学園を卒業できなければずっと一緒にいられる、なんて大真面目に考えていたらしくて、不器用さにキュン(私の大好物)
ロキが登校し始めたくらいから時々寂しそうな顔をしていたので、結衣ちゃんより早く恋に目覚めていたのかもしれないと思うと萌えるしかなかったです。

お互いに好きだと伝えあった後は、すぐに枷が外れましたし、尺が余ったのか第4章は丸ごとただただ甘いストーリーを堪能できました。
どこで何しても2人の世界をすぐ作ってイチャイチャ…トールルートを作った神はおそらく砂糖の分量間違えたんだなと思いました(笑)
でも納得、「ディオニュソスには深淵がある」とか「陽には深入りするな」とか、他では散々注意喚起があったのにトールの場合は最初から信頼の厚い優良物件でしたから。

恋愛エンドの分岐は、やっぱり元の世界に戻るか、神話の世界へいくかの2択。
トールの場合は、神話の世界へ行くのを選んだ方が、さらにトールの本音を聞ます。
戦神というくらいだから、戦いにまつわる事で結衣ちゃんを汚したくないって、どこまでも優しさの塊でした。

元の世界に戻る方も、卒業前にトールが「初恋」について色々学んでいて。
「初恋は叶わない」と本に書いてあったけど、記憶を無くしてまたゼロからトールに恋をするであろう結衣ちゃんの2度目の「初恋」は必ず成就させるとトールが言ってくれました。

ロキを選ぶと宿命ルートに入ります。
ロキとは特に何も無いですけど、トールとの恋愛フラグは回収されなくなります。

こちらもトールの「特別」に対する悩みが卒業資格を阻むので、みんなで解決していきます。
トールって「特別」をオンリーワンだと思っている節があって、ロキとバルドルが仲良くなった頃に心の距離を置くようになってしまったようでした。
自分の必要性について自信がないのと、迷惑をかけるのが申し訳ないという気持ちから、ずっとひとりで悩みを抱えていて。
トールって繊細なんだなと思いました。

後半になっても全然枷が外れないので、どうしたものかと思いましたけど、いざ外れる時は結構雑でした(笑)
昔、トールに塵にされた悪霊が突然湧いてきて、そやつの悪巧みを止めて結衣ちゃんたちを守りたいと思ったらあっけなく神化しました。
結衣ちゃんやロキたちの頑張りがあったからこそ、トールに変化があったのはそうなんですけど、ぽっと出の悪霊に重要な部分をかっさらわれた気がしました。

宿命エンドは、どちらも友情エンドっぽかったです。
お友だちとして、それぞれがかけがえのない存在だと気がつけたのは良かったと思います。
片方はちょっとだけ結衣ちゃんとの実らなかった恋愛を惜しんでいる感じがあって、友情のためにトールが恋愛を抑えたのかな…。
切なかったです。

メリッサルート感想

メリッサのアイコン
Profile

Name:メリッサ

Status:泥人形

CV:関智一

主人公の呼び方:くたなぎ、お前さん
自分の呼ばれ方:メリッサさん、泥

男前な性格。
くたなぎの世話役として、悩みを聞いてくれたり頼りになります。
ただし、飲んだくれ。

このルートはだんだんと恋を自覚していく恋愛過程がとても良かったです。
でも、個人的にエンディングはちょっと微妙かなと思います。

日々、神々に人間を知ってもらうために頑張っているくたなぎですが、不登校の生徒もいてなかなか上手くいきません。
自室に帰ると、同居人の泥人形・メリッサがいつも悩みや愚痴を聞いてアドバイスをしたり励ましたりてくれます。

元々くたなぎを助けるように作られた存在ですが、メリッサは自らの気持ちでくたなぎの力になりたいと思って協力してくれます。
泥人形の小さな体ではできる事も限られているので、より役に立とうと、人間になりたいとゼウスに毎日直談判に行くくらいです。

人形の状態でひょこひょこしてるのも可愛くて癒しなんですけどね。

このルートでは人間になれるのですが、なったらなったで同居人が見知らぬ男性なので、くたなぎは戸惑います。
メリッサも人間の勝手はわからないから、多分そちらに慣れるの優先ですし、結構気楽に構えてました。
他のルートでは男女の関係とかに察しが良かったんですけど、自分とくたなぎの「赤の他人の男女がひとつ屋根の下で…」の状況には鈍いようでした。

ゼウスも他に部屋を用意してくれませんし、くたなぎはメリッサと向き合う覚悟を決めます。

恋愛ルートでは、メリッサの方が先にくたなぎへの気持ちを自覚しました。
くたなぎにもわかるように好意があることを口にしたりして、結衣ちゃんは戸惑っていましたけど。
メリッサが時々寂しげな表情を見せるのを気にして、どんどんメリッサのことばかりを考えるようになります。
そして、愛についての授業で、みんなと手を繋いだけどドキドキしなかったが、メリッサと繋いだ時は違ったのを思い出してやっと気がつきました。

メリッサも手繋ぎ授業の話を聞いてめっちゃ嫌そうでしたし、毎日頑張るくたなぎを見て日に日に好きが大きくなったんだろうなと思いました。

ちゃんと告白もして人間同士で相思相愛となります。
が、メリッサは自然の摂理に反して人間になった上、不安定な体を酷使していて、外からの刺激を受けすぎてどんどん弱っていきます。
最後は泥人形に戻ってしまうらしく、くたなぎを悲しませたくないがために気取られないようにずっと我慢していたって、本当にメリッサ男前…。
ゼウスが、メリッサが人間になる時に「何があっても受け入れろ」って言ってましたけど、宿命ルートのような少ししんどめの展開がきてびっくりでした。

1つ目の恋愛エンドは、メリッサへの最大の刺激であるくたなぎが彼から離れて元の世界に帰ります。
ただ、まぁ、他の神々と同じようにメリッサも人間の姿で会いに来てくれます。
なんで普通に人間の姿なのかは謎…自然の摂理のお話は消えた…?
でも、別れ際の「もし生まれ変わることが出来たら…」の続きを現代に来て回収してくれたのはとても良かったです。
「絶対に離さない」ですって!(ニヤニヤ)

もう一方は、メリッサとずっと一緒にいるという選択です。
例え、元の世界に戻れなくてもいいと結衣ちゃんは誓いを立てますが、メリッサと結衣ちゃんのお互いを思う気持ちが奇跡を起こしてメリッサが完全な人間になります。
そして、ゼウスがギリシャ神話の世界へ招いてくれて、2人とも神として一緒に生きていくことになりました。

恋愛成就したのは嬉しいのですが、奇跡の辺りからジェットコースターのような急展開で、ちょっとついて行きづらかったです。

そして、宿命ルートは恋愛ルートより少し重くて、メリッサは消えてしまう運命にあります。
また、恋愛フラグは折れないまま存在しますが、結衣ちゃんと2人で過ごすよりは、学園に登校してみんなで過ごすようになります。
命が短いことをメリッサは知っているので、悔いが残らないように色々な経験をしたり、命の短い蛍に自分を重ねてみたり、ちょっとした場面でも切なく感じました。

宿命エンドですが、1つは結衣ちゃんが魂を差し出してメリッサを救おうとします。
しかし、メリッサの思いが結衣ちゃんを守って運命通りに彼が消えることになります。
消える寸前まで、メリッサは自分のことより結衣ちゃんのことを心配していて、泣けるしグッとくる終わり方でした。

もう1つは、メリッサの希望通り、結衣ちゃんが元の世界に戻る選択をするのですが、また思いの力で奇跡が起きてメリッサが復活します。
…2番煎じですね。
メリッサが生きているのはとても嬉しいですが、同じルートで何回も奇跡が起きちゃうと正直感動が薄れてきます。
悪くはないんですけど、クリア後のED曲を聴きながら、うーん…って気持ちでした。

神話別ルートのネタバレ感想

ギリシャ神話組感想

アポロンのアイコン
Profile

Name:アポロン・アガナ・ベレア

Status:太陽神

CV:入野自由

ハデスのアイコン
Profile

Name:ハデス・アイドネウス

Status:冥府の王

CV:小野大輔

ギリシャ組は光と闇の対象的なアポロンとハデスと一緒に課題に取り組みます。

アポロンはやる気満々!
ハデスは、自分の事をあまり知られたくないし、一緒に行動することで2人を自分の不幸体質に巻き込みたくないため、消極的なのですが。
結衣ちゃんとアポロン2人に引っ張られて「しょうがないな」という感じで参加してくれます。

やるからにはちゃんとしてくれるし、めちゃくちゃ頼りになってハデス様々です。

準備を進めていたある日、結衣ちゃんは強風で倒れた花壇の花を直しているハデスを見つけて手伝うことに。
小さな命にまで細かに気を配るハデスをみて、結衣は彼の優しさを知ります。

その2人が、仲睦まじく花の世話をしているのを眺めていたアポロンはモヤモヤします。
(正確にはハデス伯父さんへの嫉妬)
2人とも大好きなのになぜそんな事を思うのかわからず、自分では妖精さんへの恋心には確信を持っていなかったです。

「伯父さんばかり妖精さんを独り占めするのはずるい」って駄々をこねるアポロンは可愛かったです。
完全にハデスに心を開いて甘えている感じで、ゼウスは形無しに思いました。
このルートでは親子の確執のことはどうなっているのかよくわからないですけど、アポロンに家族の話題を振ったら好感度が下がったのでNGなのかな。

それから、3人で一緒に寮へ帰るときに、アポロンが買い食いをしたいと言い、やることになります。
それぞれが好きなパンを「あーん」し合うっていう、ちょっとズレた感じが面白かったです。
アポロンに至っては結衣ちゃんにしてもらいたいだけではなくて、ハデスのパンも嬉々として食してるし、なんなら結衣ちゃんより先に伯父さんにあーんさせたし、心底楽しんでるなって感じでした(笑)
ハデスはちゃっかりいちごのジャムパンを食べていて、本当にいちご大好きだなって微笑ましかったです。

しばらくすると、作業を分担し、結衣ちゃんはどちらかの手伝いをするためにルート分岐します。

-アポロンルート-

アポロンは過去の恋愛に関して、ロクな事がないし、本編もカサンドラ絡みで大変だったんですけど、このルートはすごかったです。

明るくて、親しみやすくて、成績優秀、容姿端麗、金髪碧眼のThe・王子様!

結衣ちゃんと2人で過ごせる時間が本当に楽しそうで、まさに太陽のようにキラッキラ。
まだ完全には自分の気持ちに気がついていないのに、夢の中では愛の告白を繰り広げるくらいです。
結衣ちゃんの肩を借りて寝てしまったので、聞いている方は寝言で本気の告白を受けているようなもの。
結衣ちゃんも反応に困っていましたけど、第三者としてみているこちらはニヤついてしようがなかったです。

本番でもストレートに愛を伝えて、なんともアポロンらしかったです。
二度同じ言葉を繰り返すのは自分を理解して欲しい心の表れとか、期待されすぎるプレッシャーが重いしミスした時が怖いとか、自分の弱みも含めてアピールできるアポロンの清々しさは尊敬ものでした。
誰だってそんなの怖いのにできちゃうアポロンが本当に凄い。

そして、季節が夏になるとアポロンの誕生日を好物のオレンジを使ったケーキでお祝いするのですが。
ヘルメスに頼んだら発注ミスなのかウエディングケーキらしきものが届いてました。
そのままお祝いはしましたが、アポロンも予習していたのか「ウエディングケーキだよね?」って気が付いちゃってましたね。
私はそのまま結婚EDでも来るのかと期待したのですが、そこは他のキャラクターと同じEDで平等でした…(チッ)

お祝いのお返しには、得意の竪琴を弾いてくれました。

それから、卒業間際になると、離ればなれになってしまう現実へのちょっとした抵抗なのか王子様とお姫様(ごっこ?)みたいに逃避行にでかけます。
といっても、アポロンのお気に入りの場所に連れて行ってもらえるイベントで、本物のかけおちじゃない…だと…?
アポロンルートはフェイント多いなと思います(笑)

行った先ではアポロンが愛を語りつつ最後に結衣ちゃんをお姫様抱っこしたスチルが出てきます。
ベタベタな王道ものきたなと思いつつ、そういうのに釣られちゃうので私は万歳三唱でした。
アポロンの横顔かっこよかったです。

エンディング後は、お互いに元の世界に戻りますが、アポロンが人間界まで会いに来てくれます。
これは本編の恋愛エンドとあまり大差は無さそうでした。

-ハデスルート-

年頃の伯父さんは複雑なんです、何歳かわかりませんが。
伯父ギャグを言う強メンタルと、好きな人には臆病になっちゃうガラスのハートの持ち主なんです。

そんなハデスの最初で最後の恋は、一番年長者なのに一番可愛かったです。

冥府の王で、死者の怨念の呪いを身体に宿していて、周りをも巻き込んで不幸にしてしまうから、寄ってくる者はすべからく離れていく…。
そんな孤独でも、誰かが自分のせいで不幸になるのは我慢ならないというどこまでも自己犠牲メンタル。
でも、結衣ちゃんには離れていってほしくないから、自分のよからぬ記述のある資料を読ませないように必死なのが萌えでした。

せっかく結衣ちゃんがハデスを知りたくても、遠ざけようとするので、ついには怒らせてしまいます。

そうしたらドアドンで退路を塞いで「臆病なんだ」って本音を言ってくれて。
やっと素直になって告白までしてくれて、ハデスと絆を深められる希望が見えました。
(ここでやってることは強気なんて言おうものなら多分冥府に隠れちゃうからつっこんだら負け)

恋人同士になったあとのハデスの誕生日祝いもめちゃくちゃキュンでしたね。
プレゼントをあげたら、自分の誕生日なのにお返しに天体観測に連れて行ってくれるっていう…ハデスとの天体観測は大好物です。
ちなみに結衣ちゃんがあげたのはいちご大福で、ハデスのいちご大福の食レポは何回聞いても面白くて飽きなかったです(笑)

それで、ハデスも結衣ちゃんのことを色々知って、本来の姿を見せても受け入れてくれるのではないかと、勇気をだして神化して死者の世界を見せたのは頑張ったなと思います。

そして基本的に可愛い伯父さんですが、ギリシャ組の血もしっかり流れていると思いました。
結衣ちゃんが、ハデスが「不幸」と言わないように、言ったら恥ずかしいセリフを言う罰ゲームを課すのですが。
わざと罰ゲームをやり始めて笑っちゃいました!
躊躇なく結衣ちゃんに甘いセリフを言っちゃえるのはさすがアポロンやディオニュソスと伯父さんだな~って思いました。

その後、原っぱで押し倒して何回も口づけするときもずーっと愛を囁いてくれて、凄く情熱的でした。
ハデスの無垢な笑顔が見られたって書かれていて、もし冥府に行かず陽のあたる場所で生きていたなら、ハデスも普段からこんな感じなのかな?

ifとはいえ、ハデスの心から幸せそうなシーンが見られて泣けました。
お別れの前には、結衣ちゃんは元の世界に帰ると箱庭の記憶が無くなるからと、一緒にいた証として四つ葉のクローバーの栞をお揃いで作ったりしてました。

で、エンディングはみんな同じなので展開はわかってはいるんですけど。
ハデスが冥府を出て、現代まで会いに来てくれるという、見たくても本編に無かったものがやっと見れました。
ありがとうファンディスク!

日本神話組感想

月人のアイコン
Profile

Name:戸塚月人

Status:月の神

CV:上村祐翔

尊のアイコン
Profile

Name:戸塚尊

Status:海の神

CV:豊永利行

月人と尊と自国の神話を学ぶことに。

学園で人間について学んだことが活きて、月人は前向きな姿勢を示してくれます。
興味がないからと言って歩み寄らないのはよくない、と結衣ちゃんに自分たちを知ってもらえるように歩み寄ってくれます。

尊はぶっきらぼうな態度を取りつつ、いつになくあにぃがやる気なことを嬉しく思って協力的になってくれます。
今回は「雑草」なんて呼びません、ちゃんと「草薙」です。

日本神話ルート楽しすぎます!
月人と尊と一緒にお花見と七夕など、日本の四季を意識した行事を通して課題に取り組んでいきます。

お花見は、神様2人と催す神事としての面もあるので、3人とうさまろだけで夜桜見物しました。
古来から桜の木には神が宿るって言いますしね。
日本らしくて素敵でした。
夜桜を見ているスチルがめっちゃくちゃ綺麗で、何回もウインドを消して眺めちゃいました。

七夕は、箱庭の夏の暑さでみんなの士気が下がらないようにするちょっとしたイベントでしたけど、ほかの神話も全員参加で楽しそうでした。
準備は日本組でやったのですが、月人は結構自分についての変化を報告してくれて、結衣ちゃんに女性として気をつかっている場面なんかもありました。
…だんだんと意識するようになってニヤニヤしました。

尊はまだまだあにぃが中心で回っているようしたが、ちょっとツンデレな感じて結衣ちゃんにも優しかったりするので萌えさせていただきました。

七夕恒例の短冊に願いを書くのもみんなでしましたけど、月人が結衣ちゃん専用の小さな笹を用意してくれて。
部屋に帰ってひとりで願い事を書くとルートが分岐します。
いち選択肢なのにロマンチックが止まりません。

-月人ルート-

無関心の月人がすごく自発的に行動するくらい結衣ちゃんのことを好きになってくれます。

短冊に「月人と一緒にいたい」と書くとこのルートに入りますが、入った途端願いが斜め上方向に叶いました。
いつも月人一緒のうさまろと結衣ちゃんの中身が入れ替わっちゃいます。
原因を知った月人がすぐに元に戻してくれるのですが、結衣ちゃんの書いた短冊を見てしまい…。
本人に頼まれて一旦見なかったことにします。

でも、月人はずっとこのことを胸に抱えていて、結衣ちゃんに詳細を聞きたくて仕方なかったみたいです。
夜桜見物の時から、結衣ちゃんと一緒にいると鼓動が早くなる現象が起きていて、自分のルートに入ってから行った紅葉狩りでも「君といるのは楽しい」って感情を顕にしてくれて。
卒業資格を得た時点で、無関心だった自分を変えてくれたことに感謝の気持ちを持っていたので、それが一緒に過ごしてどんどん恋になったのかなと思います。

冬の行事は、月人の誕生祝いとバレンタインとホワイトデーを一気にやるのですが。
月人の演芸部の作品の読み合わせをしていると思ったら、急に月人本人の告白を受けてびっくり…!
でも、夜桜見物からずっと溜めていた気持ちをようやく伝えられて良かったと思います。
結衣ちゃんも短冊に月人のことを書くくらいだからもちろん好きで、相思相愛。

そして極めつけは、月人が自ら決心して人間界へ行くと決めたことです。
本当に元は無関心だった神かなと思うくらいの変わりぶりでした。

尊や陽にも堂々と打ち明けて「デートに行きます」って宣言しちゃうし、めちゃくちゃ好きになってるぅ!
本編では、ロキの作った指輪で半ば強制的に恋人らしいことをし始めていきなり口づけましたけど、このルートではファーストキスらしきものが心が通ってからだったので、いつも以上にとても甘く感じました。

最後は宣言通り人間界へ。
多分、2人とも箱庭での記憶は残っていて、月人も人間としての暮らしを始めている気配がしました。
一緒にいる願いが叶って良かったです。

-尊ルート-

ぶっきらぼうな男気全開で、めちゃくちゃ尊らしくて良いルートでした。

短冊に「尊と一緒にいたい」と書くとこのルートに突入。
七夕送りという、笹を川に流して天の川に届ける行事を尊と2人でやります。
尊のことを書いた短冊を本人に見られないかとヒヤヒヤする結衣ちゃんですが、最後の最後に見られそうになって慌てたところ川に転落。
尊も巻き込んでしまいますが、助けてもらったところでお互いの唇が触れてしまい、もはや多重事故です。

2人とも気が動転していて、尊は口付けに対しての、結衣ちゃんはもし風邪を引いてしまった時の「責任を取る」と微妙にすれ違っているのが微笑ましかったです。
そして、尊からお付き合いの申し込みを受けて、恋人同士に。

結衣ちゃんは短冊の時点で尊に気があるのでもちろん嬉しいのですが、尊は結衣ちゃんは月人が好きだと思い込んでいました。
なので、責任を取った後は離れる気でいて、またまたすれ違ってました(笑)
尊があにぃあにぃ言ってるから月人の話題が多くなるのに、その辺は感覚が狂っていて、よっぽど月人を盲目的に尊敬しているんだなと思いました。

でも、そんな尊に今度は結衣ちゃんが男気を発揮してかっこよかったです。
「私が好きなのは尊さんです」ってストレートに伝えて、尊が少しタジったのがめちゃくちゃお気に入りです。
その後、尊もちゃんと告白してくれましたけどね。

それから、神様が自分の治める世界をみせてくれるのは、かなりの愛情表現と見ていいのかな…?
月人は夜の世界、尊は海底に連れて行ってくれて、神視点の景色を一緒に見るので、結衣ちゃんを対等な立場の女性扱いしている感じはしました。

通過儀礼のように誕生日祝いももちろんやります。
でも、尊のはアポロンが率先して開いてました(笑)
アポロンやロキって尊ルートでよく絡んでくるんですよね。
みんなターたん大好きか…!

最後は、尊も人間世界へと来てくれます。
「高天原を追放された」と言っていたので、箱庭に召喚されたスサノオは人間界へ来る直前だったのでしょうか。
神話的にもこれから人間界で生きていくことになるタイミングだからか、結衣ちゃんの世界でも普通に馴染んでいました。
本編では、荒れ狂う神で敬遠されて居場所が無い…というのが尊の孤独を引き立てていたので、真逆の暖かい世界で生きている姿にはちょっとウルっときちゃいました。

そういえば、尊が短冊に書いた願い事と、途中で追加された課題で詠んでいた和歌。
ずっと謎のままだったので、何を書いたのかめちゃくちゃ気になりました。
有名な「八雲立つ…」は人間界へ行ってからだから、オリジナル…?

北欧神話組感想

バルドルのアイコン
Profile

Name:バルドル・フリングホルニ

Status:光の神

CV:神谷浩史

ロキのアイコン
Profile

Name:ロキ・レーヴァテイン

Status:炎の神

CV:細谷佳正

北欧神話についての発表課題に3人で取り組んでいきます。

勉強はあまりやりたがらないロキですが、バルドルが上手いこと煽ててやる気になってくれます。
というか、バルドルは自分のイタズラを受け入れてくれるから、一緒にいて楽しく、ロキの概念にもぴったり。
光の神の力に守られているバルドルもまた、ロキといることで驚きが多く飽きないため、楽しそうです。

座学だけが勉強では無いという理由から、課題の一環としてハロウィンパーティーを企画します。

個別ルート分岐まで、ずっとハロウィン一色です(笑)

バルドルは、やっぱり光の神の力に関係なく北欧神話組を選んでくれた結衣ちゃんにご執心です。
ロキもその場にいるのに結構グイグイいってましたし、初っ端から大きめの感情を持っていたみたいです。
本当に結衣ちゃんに対してアグレッシブ。

ハロウィンのジャック・オー・ランタンでカボチャを使うと知り、野菜が苦手なので色々抵抗を試みていましたけど。
最終的に結衣ちゃんがカボチャで作ったマドレーヌを食べていたので、愛で乗りきったのかなと思います。

ロキは、イタズラを仕掛けると結衣ちゃんの反応がとても素直でお気に入り。
毎回楽しそうに笑っていたので、だんだん気になる存在になったんだと思います。

ジャック・オー・ランタンを3人で作っている時にバルドルが張り合うような素振りをみせたので、それからロキも水面下では結衣ちゃんを巡って火花を散らしているようでした。

ハロウィンの最後には「お菓子をくれないとイタズラするぞ」というイベントの醍醐味を3人とも味わっていなかったので、やることになるのですが。
実質バルドルとロキが結衣ちゃんにお菓子をあーんしてあげたいだけ(笑)

しかも、どちらに食べさせてもらうかの選択がルート分岐でした。

-バルドルルート-

あなたがCERO:Dの男かよ知ってた、のルートです。←

まぁ最初から押しが強かったし、結衣ちゃんもバルドルのことを「紳士的で時々大胆」と言っていたくらいなので、わかります。

結衣ちゃんに選んでもらえたことが嬉しくて仕方ないのか、「貴方と過ごせるなんて素晴らしい」みたいなニュアンスでバンバンアピールしてきて、もはや怖いもの知らずのように思いました。
いや、人前なのを気にしてなさそうな時点で恐れるものなど何も無いかな?

結衣ちゃんと一緒に何かを共有するのと、食べられるものを増やすために、ラディッシュを育てるんですけど。
カボチャもあったのに、苦手な野菜のツーラウンド目もいくんですか…バルドルの中のヒエラルキーの頂点は結衣ちゃんで確定なのですね。
でも、ただ育てるだけではなくて、神の力を使わずに自然のままの営みも大切なんだと学んでくれて良かったです。
不死のバルドルが結衣ちゃんとの有限を知るのにこれ以上ない機会になったと思います。

告白は雨の日に、濡れないバルドルがわざわざ相合傘をして気持ちを伝えてくれます。
結衣ちゃんもそれに応えてお似合いの恋人になりますけど、なんかもう宣言する前から既に「結衣さんは私だけのもの」感が漂っていました。
相合傘のスチルも肩を抱き寄せていましたし。

残念ながらラディッシュは、ゼウスが季節を変えたがためにダメになってしまうのですが、むやみに神の力を使って復活させようとしなかったのはバルドルに成長を感じました。
結衣ちゃんが落ち込み気味だったので、結局雪原で神の力を発動して雪を溶かして花畑にしちゃうんですけどね。

それから有限を知るとなると、卒業までの時間についても気にするようになります。
破壊神になるまでのタイムリミットで無いだけでこんなにも平和なのかと思いました。

課題の発表が終わったあと、ゼウスが少し猶予をくれるのですが、卒業式前日の夜、バルドルが仕掛けてきました。
結衣ちゃんの部屋に行くと、メリッサはゼウスの所へ退避済み(笑)
2人きりの時間で、自分たちの存在をもっと深く知って刻みつけるために求め合いました。
(結衣ちゃんの格好が)大胆なスチルも出てきて笑っちゃいました。

バルドルは神様なのに煩悩まみれすぎて…とりあえず除夜の鐘を108回鳴らしてこようか…。
どちらかと言うとメンタルよりフィジカルを求めてきますよね。
好物お肉の肉食男子だから…?

でも、これだけ別れを惜しみながら、後の展開は言わずもがな現代でバルドルと再開、でした。
もはやオチなんじゃないかと思うようになりました。

-ロキルート-

ロキのプリンを選ぶとこのルートに入ります。
本編では、バルドルの問題に懸かりきりでしたけど、今回は全部ロキのお話で良かったです。

課題を分担して、結衣ちゃんとふたりでやり始めるのですが、バルドルがいないことやイタズラの手応えがいつもと違ったり、何となく不満を抱きます。

正確には戸惑いかな?
結衣ちゃんと一緒にいる時にどうしていいかわからない系の、ちょっとだけ固い雰囲気を感じました。
神と人間とでイタズラの感覚に違いがあって、1回その事で怒られてぎこちなくなった時もあったので、結衣ちゃんを好きになりつつあって失敗したくなかった…とかかな。
詳細は描かれていないですけど、ロキが真剣に結衣ちゃんのことを考えていると思うと、しみじみしちゃいました。

その後、ロキの誕生日パーティーを北欧神話組で開くと、その感じは消えてました。
今度は結衣ちゃんからあーんしてもらって、照れていたのが可愛かったです。
パーティー後に「本気で好きになってもいいか」と聞かれるので、やっぱりロキが自分の感情に向き合っていたのかなと思います。

めでたく「カレシ」になった後はいちゃつきまくり(笑)
結衣ちゃんのことを「マイハニー」と呼んだり、「俺の方が好き」「私の方がもっと好き」と勝負になっちゃったり、バカップル全開だけど楽しそうでした。

結衣ちゃんがアヌビスと遊ぶロキに焼きもちを妬いた時は、帰宅部の部室に連れ込んで急に真面目なトーンで好きとか言い始めるからずるかったです。
イタズラしている時の子どもっぽいテンションからの差にハートを撃ち抜かれそうでした。
でも、反対にロキが嫉妬した時は神化して炎で熱くて激しい気持ちを表していて大変でした。

卒業が近くなると、結衣ちゃんが悲しい顔するようになってそれをロキは前向きに励ましてくれるのですが。
「俺の方が好き」だから実は誰よりも寂しがっていたりして切なかったです。
卒業式の当日には、ついに気持ちが抑えられなくなって本来の気まぐれな性格を全開にして卒業式をボイコットしちゃいます。
自分の性格を自覚してのことでしたけど、ロキは最初人間に興味すら無かったのに結衣ちゃんのことをそこまで思うようになった心の成長は凄いなと思います。

結局、ロキが人間界へ行くと決意して、再会を約束して収集をつけます。

エンディングで現代に来た時に「失う前提の思い出作りじゃなく…」って言っていたので、卒業が迫ってくる日々は想像以上に堪えていたのかもしれません。
そう思うと、もう何人もルートをやって、n番煎じで、オチになりつつあった「人間界へ行く」展開も輝いてみえました。

エジプト神話組感想

アヌビスのアイコン
Profile

Name:アヌビス・マアト

Status:死の神

CV:梶裕貴

トト様のアイコン
Profile

Name:トト・カドゥケウス

Status:叡智の神

CV:森川智之

エジプト神話について学ぶことになった結衣ちゃんはアヌビスと共に課題に取り組みます。
先生がいるのは反則?のためトト様は直接的にな課題に関わりません。

アヌビスは最初、遊ぶことを目的としていたみたいでした。
でも、課題をサボってしまうと卒業資格を取り消されてしまうかもしれないので、やる気になってもらいます。
もっとも信頼するトト様に心配をかけないため、と結衣ちゃんが説得し、結衣ちゃん自身も本心からそれを望んでいると知ったアヌビスは「頑張る」とサポートしてくれるようになりました。

実は、人間不信が一番根強いのはアヌビスとトト様だと思います。

アヌビスは死者の審判で保身に走る人間を見続け、トト様はそんなアヌビスを見ながら人間の罪を記録してきました。
結果、アヌビスは人間は嘘つきで信用できず、トト様は人間は愚か者だと思うように。
直接的に人間の悪い面ばかりと接してきたため、なかなか覆るものではないんですけど、結衣ちゃんが嘘つきでは無い稀有な人間だとわかると、アヌビスとはグッと近づけたと思います。

親愛の証にミイラのミィをくれたり、いつも結衣ちゃんが疲れた時に休憩しようと声を掛けてくれて、めちゃくちゃ優しくなりました。

トト様がムチでアヌビスはアメをくれるいいコンビ。

でもトト様も、へこたれず課題に取り組む結衣ちゃんを少しずつ認めてくれるようになります。
トト様が選んだ資料にないものを自ら学ぼうとする姿勢も、結構トト様の中では評価が高かったのではないかと思います。
その時は、ほんの少しだけ穏やかに笑っていたみたいでしたし。
圧倒的にアヌビスと仲良くしてたはずなんですけど、結衣ちゃんが最初に異性としてドキドキしてしまったのはトト様なのがとても良い(語彙力)

そうして季節が夏になると、トト様が夏休みを宣言し、アヌビスが強引に2人を遊びに連れ出します。
ある意味アヌビス無双。
トト様を振り回せちゃうのが凄いですし、川に落ちた時に巻き添えにしたのも猛者すぎました(笑)

学園に戻って一息つくと、まだまだ遊び足りないアヌビスと、図書館に帰って本を読みたいトト様のどちらかを選ぶことになります。

-アヌビスルート-

アヌビスと遊ぶことにすると、選んでくれたことをとても喜んでくれます。
その日も遊んで、次の日も遊んで…課題をやれとトト様に叱られて、また真面目に課題に取り組みます。
結衣ちゃんもトト様もアヌビスは怒らないんですよね。

アヌビスのことを「傷つきやすい」と分析していて、多分純粋故に何でもかんでも吸収しちゃうから、自分でいらないものをブロックできないのかなと思います。
トト様は冥界でアヌビスが人間の嘘に疲れ切っていることを知っているから、尚更哀れに思っていて。
アヌビスだけにちょっと甘い態度をとるのはこういうところから来るのかなと思います。

でも、アヌビスも遊びに誘ってばかりでなく、結衣ちゃんのことをよく見ているので、課題をやっていると「役に立ちたい」と彼なりのアプローチをしてくれます。
得意なことを活かして結衣ちゃんの役に立てた時はすごく嬉しそうにするので、もっと笑顔になってもらいたいとアヌビスのことを考えるようになり、好きになっていったみたいです。

アヌビスはゼロかイチかなので、結衣ちゃんに心を開いた時から「好き」で良かれと思って色んなことをしてくれます。
1番特別感があったのは、自分しか知らないお気に入りの場所に連れていってくれた時かな。
トト様も連れてきたことないでしょうし、本当に結衣ちゃんが良いんだなって思いました。

告白はほとんど卒業間際になってしまうんですけど、結衣ちゃんはまだ自分の気持ちに確信がいっていなくて。
トト様がアヌビスに恋かどうかを確かめる方法を教えていたのは笑っちゃいました。
まさか先にアヌビスにその気持ちは恋だよって言い当てられるかとは思いませんでした。

でも、やっと恋人になったのにすぐおわかれ。
アヌビスは結衣ちゃんが泣くのを見たくなくて1日早く帰ってしまうのですが、全員元の世界に帰ったあとにトト様がアヌビスに結衣ちゃんの事を伝えてくれたみたいで。
現代に、先に帰ったことを謝りに来てくれて、これからもずっと一緒にいようということになりました。

-トトルート-

このルートは、ただ恋愛成就するだけではなくて「愛」について全てを知るためのルートだと思います。
自分で考えるパート→突き放されるパート→全てを受け入れて愛し続けるパートとルートが進むのでひとつずつ乗り越えて。
トト様の愛が欲しいなら、彼と同じレベルまで愛を知って受け入れないといけないないみたいですね。

本人曰く「私の愛は重い」。
(テンプレ展開はこの際横に置いて)確かに、卒業後に離れ離れになる運命がわかっていて、それで気持ちが通じたら、感情が大きく深ければそれだけ、寂しさや辛さや痛みも伴います。
トト様は初めから気がついていて、望まない結果になっても受け入れられる強さを求めていた気がします。

図書室を選ぶと、アヌビスは1人で遊びに出てゆき、トト様とふたりきりになります。
いきなりトト様が試すようなことをしてくるのですが、結衣ちゃんの気持ちを推し量っていたのは言われなくてもすぐわかりました(トト様好きの名にかけて)

売り言葉に買い言葉で、結衣ちゃんは課題が終わったらトト様に「愛」について教えて欲しいと教鞭を所望します。
結衣ちゃんが知りたいのは言葉の意味。
でも、トト様は結衣ちゃんの中に、自分への「愛」が芽吹いているのを見抜いていて、それに気づくように仕向けてきます。

トト様のことなので、勉強や知識に対してはちょっとスパルタなんですけど、結衣ちゃんが無理して倒れてしまうと面倒を見てくれます。
トト様の注文が無謀なのではなく、結衣ちゃんが張り切りすぎて、言われてもないのに一夜で片付けようとしちゃったからで、結構トト様のことを意識しまくっているんですけど、本人はまだまだ「愛」に気がつきません。

でも、全部が全部トト様に手網を握られているのではなく、結衣ちゃんの予想外の行動にとトト様も手を焼いていたようです。
もう一度「愛」についての教鞭を頼んだ時は、トト様から「私の愛が欲しいのか」と問われます。
なので、トト様の中でも結衣ちゃんは存在感を増して、とっくに愛する人になっていたんだなと思います。
結衣ちゃんが自分自身の気持ちに気がついて、話はそれからだみたいな態度は絶対に崩さないので、トト様が待ってくれている!ろ思うと萌えが止まらなくなりました。

そうして季節が巡って、結衣ちゃんは卒業間際にトト様への気持ちを自覚します。
すると、今度は望まない結末を思ってか、素っ気なくされるのですが、それを乗り越えてくる結衣ちゃんにトト様も新たに「愛」を学びます。
失いかけないと人間は気が付かなくて愚か、と言っていましたけど、明るい方向を見ない自分もまだまだ至らない点があると殊勝な考え方をしていたので、あのトト様が…とびっくりしました。
自分の本編の恋愛エンドへの特大ブーメランをも受けとめたと思っていいですよね?

トト様の言う「愛」を理解した結衣ちゃんは愛に痛みもついてまわることを知るのですが。
「恋の病は神にも治せない」と言いつつ、光で包んで癒そうとしてくれたのはキュンでした。
本編の世界を滅ぼす光と対比になっているし、無駄なことを嫌うトト様が治せないと知っても何とかしたいと思ってくれていることが愛が深いなと思いました。
それからは何のサービスかと思うくらいトト様が優しくて優しくてため息しか出ませんでした。

卒業式前日には、図書室の本は全部読んだけど、草薙のことはまだ全て知らないからと、一晩一緒に過ごすことになります。
…個人的に愛の言葉よりも何よりも1番聞きたかったセリフかもしれません。
本編の時に、本に結衣ちゃんの気持ちは載ってないっていけしゃあしゃあとブログに書いたの私でしたから。
全てを知るからには清いだけではいられない、と予め手を出す宣言をしてこられたのは爆笑でした(笑)

そして、元の世界に戻った結衣ちゃんは箱庭での記憶を無くしたまま生活し、後にトト様が会いに来てくれる展開なんですけど。
開口一番に「私の名を呼べ」は大爆笑してしまいました!

PSP版の神あそを初プレイしたのがほぼ10年前…。
甘かろうが酸っぱかろうが以前と同じようにトト様は最後にプレイすると決めていました。
結果は「やってくれたなブロッコリー!(再)」。
しかし、トト様と恋愛ができて、いい意味でのやってくれたで締めくくれました。
めでたしめでたし。

あとがき

以上、InFiniteの感想でした。

サブキャラクターから攻略キャラクターに昇格した4名のルートは、無印本編より丁寧に描かれていたと思います。
それでも、唐突な部分はありましたけど、改善の努力は見られるストーリーでした。

神話毎のシナリオはあまーい!
全員の本編が微糖なので、if物語とはいえファンディスクらしいものを楽しめました。
キャラクターのルート攻略はこれにて全て終了が、まだまだシナリオ中に集めたSSやら、箱庭モードでイベント回収やら、やることが盛りだくさん!

一通り見て回れたら評価記事を書きたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

では👋
いつもありがとうございます。
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