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ピオフィオーレの晩鐘-Episodio 1926-|ネタバレ感想

ボナ・セーラ。
いつもご訪問ありがとうございます。
また、やる気ボタンと拍手を押していただき感謝申し上げます。

久しぶりにイタリア語の挨拶を思い出しました、ゆり子です。
ピオフィ1926、発売おめでとうございます。
とてもとても楽しみにしていました!
帰宅するとき車でアドバーンと老鼠のBGMをずっと聴いてもう準備万端、やる気満々。
無事ゲットできたので早速はじめます。
今回は、前作までのおさらいとプレイした感想の記事です。
良ければ見てやってくださいね。

プラットフォームNintendo Switch各種
メーカーオトメイト(IF/DF)
発売日2020年11月12日
CEROD(17才以上対象)
シナリオかずら林檎
イラストRiRi
キャスト石川界人/森久保祥太郎/岡本信彦/木村良平/豊永利行/立花慎之介/他
公式サイトhttps://www.otomate.jp/piofiore/1926/
敬称略
プロモーションムービー
オープニングムービー

あらすじ

Episodio 1926 -BURLONE-
舞台は、第一次世界大戦直後の南イタリア『ブルローネ』。
この街を支配するのは、ブルローネマフィアと呼ばれる3つの組織。
1925年、秋。
ブルローネで起こった事件は終息を迎え、
主人公『リリアーナ』も束の間、平和な日々を過ごしていた。
――そして翌年、1926年。
ブルローネマフィアたちと事件を乗り越え、恋人同士となった主人公は
再び非日常へと巻き込まれていく。
時代の向かい風を受けるマフィアたちに待ち受ける困難とは――

ピオフィオーレの晩鐘-Epsodio 1926-公式サイト

Episodio 1926 -ALTERNATIVA-
1925年の事件は、その黒幕の死を確認できないまま終えた。
翌1926年。
ブルローネは一時、平穏を得ていたように思えたが……。
政府と教国の思惑。
そして、新たな敵の存在に翻弄されるブルローネマフィアたち。
彼らは再び手を取り合い、事態の解決に動くこととなる。
その鍵となる存在として、再び主人公は彼らと行動を共にすることに――

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Episodio 1926 -HENRI-
1925年の事件が終焉を迎えた後。
ブルローネを抜け出し、フランスで穏やかに暮らしていたふたりだったが、
とある事件を発端に、再びブルローネへと赴くことに。
これは、想い合うふたりが恋人になるまでを描いた物語。

ピオフィオーレの晩鐘-Epsodio 1926-公式サイト

システム

機能名有無
既読/未読スキップ・オートモード
クイックセーブ/ロード
バックログ
チャプター(√又は章毎の途中プレイ機能)
フロートチャート〇※
選択肢又は未読箇所までのジャンプ×
ヒロインの名前変更
デフォルト名呼びボイス
ヒロインフェイス表示×
ヒロインボイス×
キャラクター立ち絵の動作(目パチ・口パク等)×
ステータス(パラメータ)画面
アイキャッチ×
フォント変更×

基本システムはいつものオトメイトさんです。

前作からのMSシステムは今回もついています。
ストーリー進行中に自動で発生し、進めているキャラとは別の場所、別視点(別のキャラ視点)でのお話です。
SSが挿入されるような感じで、他キャラの状況確認や補完になります。
選択制なので読まなくてもシナリオに大きく影響しませんが、強制のものもあります。
今作はかなり頻発する印象です。

1926からのシステム

Episodio1926 -ALTERNATIVA-
大団円ED後の1926年1月~12月までを描いたコンテンツです。
1~8月まではサブキャラにも焦点があたるSS形式です。
9~12月はフロートチャート型式で、ファルツォーネ、ヴィスコンティ、老鼠のいずれかに滞在し、物語を進めます。
※フロートチャートはALTERNATIVAのみ。

ARIA
前作のいくつかのシーンを攻略キャラ視点で見るSSです。
プレイ中に特定のキーワードを集めると読めるようになります。

前作のおさらい

「ピオフィオーレの晩鐘-Eoisodio 1926-」はVita版「ピオフィオーレの晩鐘」またはSwitch版「ピオフィオーレの晩鐘-ricordo-」の続編です。

あらすじにも書きましたが、今作は「Episodio 1926 -BURLONE-」「Episodio 1926 -ALTERNATIVA-」「Episodio 1926 -HENRI-」の3つのコンテンツがあります。
BURLONEはそれぞれ5人のハピエン後、ALTERNATIVAは大団円後、HENRIはアンリED後の続きのお話です。

大きなネタバレをするといけないので、物凄くかるーく前作のおさらいです。

ダンテハピエン
鍵の乙女と幼少からその子を見守ってきたファルツォーネのカポ。
運命の2人が恋人になった後、リリィはファルツォーネのお屋敷で暮らしています。
政府はマフィア排斥に傾いており、また、教国のある人に不穏な空気が…。
楊、オルロック、ラン、フェイは死亡しています。

ギルバートハピエン
ギルへの嫌疑から始まる贋金事件を追う逆転裁判物語。
そんな中、徐々にリリィがギルへの気持ちに気づき、事件後2人は恋人になります。
ギルはアメリカ・シカゴへ進出する機運をうかがっているようです。
二コラ以外、全員生きています。

楊ハピエン
老鼠に捕まり、段々と楊に懐柔され染まっていったリリィ。
楊と恋人?になって老鼠で過ごしています。最後に英国行きを示唆していました。
リリィは鍵の乙女の資格を失っています。
ダンテ、二コラ、ギルバート、リーは死亡しています。

二コラハピエン
ニコラがファルツォーネとリリィ、どちらを選ぶかの恋物語。
無事、リリィを選んで恋人になったあと、リリィは教会に住んでいて、時々ファルツォーネのお屋敷に泊まったりしています。
鍵の乙女に関する占星術に少しずれが生じているそうです。
楊、リー、マルコ、ロベルトは死亡しています。

オルロックハピエン
ブルローネマフィアとの事件で右腕を失ったが、教国のどこかに逃亡し、ひっそりと2人で暮らしています。
しかしまた、大勢の人を殺した罪(ブルローネ)に関わるようです。
オルロックの知らないところで教国も何か動いている…?
ダンテ、二コラ、楊、リー、ラン、フェイ、ヨゼフ、ルカは死亡しています。

アンリED
1925年、ファルツォーネ(マフィア)を恨む彼が事件を起こしますが、ブルローネマフィアに追い詰められ、逃亡。
フランスでアンリとリリィは暮らしています(恋人にはなっていない)
しかし、アンリもまたある事件を理由にブルローネに戻るようです。
メイン・サブともに全員生き残っています。

大団円
同じく1925年の事件後、リリィは誰とも恋人になっておらずブルローネで暮らしています。
また3組織も抗争無く均衡を保っています。
メイン・サブともに全員生き残っています。

前作までだと、ゆり子はファルツォーネのふたりが好きです。
二コラは最初苦手だったんですけどね(笑)
今では、ダンテとどちらか選べません。

キャラクタールート別ネタバレ感想

公式様の奨励順では、ギルバート→オルロック→ニコラ→楊→ダンテの順に攻略せよとの事です。
ですが、私は完全に自分の采配でプレイしました。
上から攻略した順に感想を書いています。

Attention

以降はネタバレ回避のため【ネタバレ】ボタンを設置しています。
クリック・タップするとネタバレ感想が開きます。
閲覧後の苦情等はご容赦ください。
よろしくお願い申し上げます。

Episodio 1926 BULRONE

全体的な事柄として、ハピエン後の世界線ですが、めちゃくちゃ甘いわけでは内容です。
さすがにマフィア。
血を見ることもあれば、バッドエンドやゲームオーバーもあります。
普通に死にます。
FDみたいに甘さだけを求めてプレイすると危険なので、ぜひ続編という事を忘れずに先に進んでください。
(甘さがないわけではないです)
そしてボリュームも凄いです。
後日談なのでSSいくつかくらいの長さを考えていたんですけど、ちゃんとしたシナリオになっています。
作り込みも変わらず凝っています。
また、前作の内容もできるだけ覚えていると理解しやすいかなと思います(ARIAで補足はあります)

ダンテルート感想

ダンテ
Profile

Nome:ダンテ・ファルツォーネ

Stato:ファルツォーネファミリーカポ

CV:石川 界人

ダンテは相変わらず内外に揉め事の種が落ちていて大変なルートでした。
マフィアのカポと付き合うとなるとこんなものかなとは思うものの、たくさんのしがらみや恨みをくぐり抜けなければならないんだなと思いました。

まず、ラウル。
父を粛清された恨みから、ダンテへの復讐を目論みます。
テオに唆されて~なので同情しましたけど、ニコラにまんまとやられて残念でした。
まさか問題を起こす側だったとは…!

アンリはファルツォーネに復讐しようとしていました。
エミリオに一時軟禁されて、役目がある、と言われていました。
その答えはアンリしか知り得ないんですけど。
復讐の機を伺ってはいたんですけど、ダンテと接触するうちにシルヴィオとの違いを見てしまい、迷いが生じていました。

教国はこのルートではファルツォーネの後ろ盾です。
でも、エミリオは基本的に人の営みに干渉しないのでテオとの仲介に出てきたくらいです。
いるだけって感じで頼れる駆け込み寺ではないかな。

はい、そして超重要人物テオ。
教国が不穏なのはエミリオの発言があったからそう思ったのですが、テオでしたね。
明言はありませんが、教国と言うよりは私怨で動いているようでしたが。
なんというか、薄桜鬼の薫くんでしたね(笑)

亡きリリィの両親に拾われた養子で、リリィの兄です。
関係ありそう…と読んでいた矢先、近親者でびっくりです。
自分の生きてきた道が地獄だったと表現しています。
だから、家族であるリリィに同じく不幸になって欲しいとねじ曲がった感情を抱いていました。
リリィの周りも貶めるためにラウルや六凰会とかも唆して徹底的に傷つけようとしてきて、いい感情ではないですがものすごくリリィに執着してるんだなと思いました。

端的に言えばダンテとリリィがふたりで支え合いながらこれらの問題を切り抜けて行くんですけど。
マフィアとのお付き合いってだけでもアブノーマルで大変なのに、内外にも敵がいて追い込まれて…なかなか人生ハードモードになってますよね。
逆境での恋路で負担も想像を絶すると思います。
芯が強いリリィだからこそできた恋愛なんでしょうね。
最後にダンテはテオと決着をつけるんですけど、まさかのアンリが…。
めちゃくちゃ泣けるのでぜひ直接見て欲しいと思います。

あまり上手く書けませんが、出来事のひとつひとつにしがらみや繋がりがあるので、実際にプレイして体感するのが一番いいかなと思います!
絶対悪がないのでめちゃくちゃ困ります。

トゥルーエンドでも、時勢はマフィア排斥に積極的で、ダンテはこれから時代の波に逆らって生きて行かなければなりません。
リリィとふたりで少しでも幸せに過ごして欲しいなと思いました。
そしてつくづくニコラが味方で良かったです。
前作ではダンテ解放のためにファルツォーネを崩しに来る側だったけど、同じ側にいると心強いです。
裏方で、派手なことはしないんですけど、絶対ニコラがいなかったら回ってなかったと思います。
あと、世話焼きなので恋のアドバイスなんかもしてくれました。
それから、ギルとかも友人としてダンテの恋路を見守ってくれていて、周りが若いカップルを心配している図がなんとも微笑ましたかったです。

しかし、バッドエンドの方に向かうとそんなギルと全面抗争…。
マフィアらしさはバッドエンドに進む過程の方が感じられたので、そういう意味で結構好きです。
結末もただ悲しいのでは無く、クロエの二の舞といいますか…。
鍵の乙女はそういう運命にあるのかもしれないという、ひとつの可能性だった気がします。
余談ですけど、ドミニクがリリィのカンノーロを食べれてて泣きました。
無印ニコラルートの時、食べられずに亡くなったので、意味がわからないくらい感動しました。

ニコラルート感想

ニコラ
Profile

Nome:ニコラ・フランチェスカ

Stato:ファルツォーネ アンダーボス

CV:木村 良平

ニコラがずっと解放したがっていたファルツォーネの血の使命。
全てではありませんが、ブルローネから一族を解き放つシナリオです。

このルートでは、リリィは墓守の一族と鍵の乙女について知らないので、まずその辺のお話もおさらいします。
ただ、真実を知る1人、ロズベルグ。
彼が殺されそうになった時、鍵の乙女の秘密を守るためにあえて嘘を敵側に教えたのでそれも広まってしまい…。
ニコラやリリィはその嘘の方に振り回されてしまいます。
鍵の乙女と墓守の一族の後継者が結ばれることで聖遺物の封印を解くことができる、という真実の条件。
これは分家筋では使命を果たせないことと、ニコラとリリィ、ふたりが惹かれたのは意思ではなく「血」だと、テオが揺さぶりをかけてきます(←嘘の内容です)
テオもテオで、兄としてリリィだけは守りたいと思っていたので、マフィアから遠ざけるためにやっていたとは思うんですけど、複雑でしたね。

でも、オルロックの協力で真実を知ったニコラは、リリィとの恋は自分たちの意思で掴んだものだと確信して、ふたりの絆は今まで以上に強くなりました。
占星術のズレはあれど大したことは無いとエミリオが言っていたのは本当だったようですね。
運命の相手なのかとか、歳の差とかを気にする二コラがちょっと可愛かったです。
想いが通じたハピエン後なのに、恋愛感情の根本の否定にくるか~とちょっと心配して見ていたんですけど、結果を見ると恋の試練(笑)だったのかなとも取れるので、純恋物語っぽくて良かったです。

ニコラはそこまで敬虔な信者でない分、神聖な力とかそういう得体の知れないものでは無く、人の力で切り開いていく場面が多くてとても見応えもありました。
ニコラは重要なことや汚い部分を教えてくれない傾向がありますが、その理由もわかってなんだかスッキリ。
昔よりはだんまりや独断で片付けてしまうことは少なかったので、心を許してくれたのを実感できました。

そしてまさかのまさか。
聖遺物の神殿を燃やしてファルツォーネの枷を外して、ブルローネを出ていくことになります…!
ダンテルートではファシズムに抗い続けるようでしたけど、ニコラルートは彼らしく現実的に堅実にいきましたね。
このルート、途中でギルの屋敷が襲撃されり、その他にもディレットーレ等も切り殺されり、ニコラが負傷したり…血を見ることも多いんですけど。
誰が暴れてるのかと思いましたけど、正体がわかって笑っちゃいました。
さすがしぶといな、と(笑)
死体までちゃんと確認しないと死んだと言えないみたいなセリフを何処かのルートで聞きましたけど、まさにその通りでした。

そして、直接の関わりは無かったですが、ロベルトの父親がプッリャ州の知事になってマフィア弾圧にくるとは…!
デ・フェオの家系はマフィア嫌いなんですね。

あとフランチェスカ邸の家令バルトロ。
癖が強いけどリリィのとの押し問答が面白かったです(笑)

楊ルート感想

楊
Profile

Name:楊

Status:老鼠 首領

CV:岡本 信彦

リコルドの時に、リリィはなんで楊の本名を聞いたのに呼ばないのかな、と思ってましたがやっと呼びました。
というか、ルート中ほぼ本名呼びでした。
ニヤニヤ。

あの楊のルートなので、どんな危ない橋をまた渡らなければならないのかと思っていましたけど、思っていたより大人しい印象でした。
もちろん狂気や外れた倫理観なんかも忘れてはなりませんが、全体的に人間味のある楊も見ることが出来て、楽しかったです。
それと、もっとやばい人がいました(笑)

袁(ユエン)さん。
怖いけど、美しいですね。
白蛇みたいです。
どんな凄惨なことをやろうと、言葉にしようと、全然トーンも抑揚も変わらず微笑んだままで…そういう不気味さにゾッとしました。
旅先の宿をとるのに屋敷の住人を殺して間借りするとか、自分の首を虎視眈々と狙う輩を部下に据えるとか、頭のおかしさのレベルがぶっ飛んでいて、色々通り越してもはや笑っちゃいました。
楊にすらイカれてると言われてました(笑)

ユエンは愉しいという感情がなくて、その感情がある楊を気に入っていたようです。
楊を見ていれば「愉しさ」を感じられると思っていたみたいですけど、リリィが楊の狂気を削いだように見えたらしく…。
教国側のリリィ殺害計画にも一枚噛んでましたし、よっぽど邪魔に思ったんでしょうね。
楊が一度も勝てたことのない相手なのでめちゃくちゃ厄介でした。
…チートかよ(笑)
楊から決裂の宣言を聞いたあとは毒殺なりなんなり仕掛けてきます。
まさか楊が戦闘以外で死にかけるとは思わなかったのでびっくりでした。

それから老鼠の次席になった睿(ルイ)という子。
はじめはリリィをよく思っていませんでした。
老鼠にいてもなお、リリィは暴力が嫌いで否定するけど、犯罪や暴力で得たお金で生活していることを彼に指摘されます。
割り切れなくてずっと悩むんですよね。
他にも嫌味ばかり言ってくるんですけど、リリィが言い返したのをきっかけに見直して、友達でもなんでもないけど喧嘩はしなくり、少し分かり合えるようになりました。

そして必要があってルイと一緒に出掛ける場面が1回だけあるんですけど…楊が!
このときの楊がめちゃくちゃ萌えました。
ルイと出掛けたことに嫉妬して、意地の悪いことを言ってくるんですけど、乙女心がわかってない発言だったのでリリィとランが怒って教会に出て行っちゃいます。
え、後でリリィが痛い目見るんじゃ…と思ったら、まさかの楊が謝りにきます。
楊が素直に詫びるなんて本当に信じられなくて「…すまん」ってセリフを何十回も聴き返しました。
結果、まごうことなくちゃんとすまんって言ってました。
幻聴じゃなかった!
明日から毎日雹が降りそうですね(笑)

そんな感じで萌えもありつつのルートですが、愛だの恋だのはやっぱり縁遠くて。
楊が、ユエンとの決戦前にリリィの信仰に合わせて教会で本心を語ってはくれるんですけど。
くれた言葉は、愛してるでも好きでもなく「飽きる前に殺してやる」でした。
超物騒(笑)
でも今まで飼っていた女を飽きたら殺していましたけど、リリィはそうじゃないので特別といえば特別ですかね。
それを聞いて嬉しく思い、楊と一緒にいたいと思うあたり、リリィもだいぶ楊の狂気に浸食されたな~と思いました。
普通だったら怖がるなり逃げるなりしますからね。
殺害される未来しかなさそうなので、あまり深く考えたくないですけど、本人がいいならいいのかな…。
ハピエンぽくないですが、リリィは殺されるその日まで喜んで楊の側にい続けるんでしょうね。

もし、楊の愛情?を知りたいのならバッドエンドへGoです。
三つ巴の頂上決戦を見た後、惨いですけど楊と一緒に死ねます。
ゲームオーバーも全て回収しましたが、リリィの死因はアイツが一番多くて、楊に殺されるパターンは無かったんですよね。
意外でした。
あと、オルロックが薄幸すぎて…。
テオが理不尽ばかり突きつけるから、可哀想すぎて泣きそうになりました。

ギルバートルート感想

ギルバート
Profile

Name:ギルバート・レッドフォード

Status:ヴィスコンティ ボス

CV:森久保 祥太郎

ギルは無印のときのシナリオは他ルートと共有されてたので少しギルらしさがなりを潜めていたんですけど、今回はとても読み応えのあるものでした。
死亡率も低くてみんな生き残ってるので、攻略キャラ達の会話とかも拝めるのに、二コラだけいないのがちょっとしんみり。
ダンテが目に見えて大変そうでした。

でも、各組織とも関係は良好なので、問題厄介事は外から入ってきます。
ファシズムに傾く政府と教国、ユエンも老鼠排除のためにブルローネに手を出してきます。
あと、ギルの父親・ユージーンも出てきます。

ユージーンはどクズでしたね。
シカゴのマフィアらしいんですけど、お金にも女にも全てにだらしなくて、ギルが無茶苦茶嫌ってるのも納得でした。
オマケにブルローネに問題を持ち込んだのもこの人です、お巡りさん。
ギルの腹違いの弟・ジャックもユージーンが、盗んだ薬の回収と彼の殺害のために現れます。
ユエンが仕組んで、ギル、ユージーン、ジャックを鉢合わせるんですけど、ユージーンとジャックのやり取りはコントにしか思えなくて笑いました。
ユエンの前で、平気で親子喧嘩できる君たちは一体何者だよ、と思いました(笑)
特にジャックは面白すぎでした。

また、ギルって自信満々のイメージでしたけど、この件で弱い所もあるのを知ることができます。
そのひとつに、ユージーンの事で過去にトラウマがあるんですけど、格好つけずにリリィに本音を教えてくれます。
ギルの口から「怖い」なんて言葉が出るとは思わなかったのでとても意外でした。
でも、弱味を見せてくれたことによって、リリィとの絆は強くなった気がします。
何よりギルのリリィに対する甘えが見られたのが、心底惚れているんだなと思いました。
また、少し前にシカゴゆきが早まったことで、リリィもブルローネを離れることに不安や寂しさを感じていました。
負の感情の種類は違いますけど、その時もギルに気持ちを打ち明けていました。
お互いを曝け出せるとても素敵なカップルになったな~って思います。
見てるだけで幸せでした。

そして、一連の問題はギルが交渉で解決します。
ユエンとはこれからも仕事づきあいがあると思うと胃が痛いけど、ファルツォーネ、ヴィスコンティ、老鼠とも痛み分けで終わって、全員のルートの中で一番平和的でした。
マフィアと言えど暴力だけが武器ではないですもんね。
頭のいいギルだからこその実力が発揮されていたと思います。
ユージーンのことはだいぶ邪魔に思っていたのに見逃しちゃったんですけど、良かったのかな…。

バッドエンドは、リリィがマフィアと過ごした記憶を無くしてしまいます。
ギルは変わらぬ愛を見せてくれますけど、忘れられるなんてとても苦しいはずです。
記憶を取り戻すために尽力するのか、もう危ない目に合わせないために遠ざけるのか、また一から関係を築くのか…。
ちょっとその後も気になりました。

オルロックルート感想

オルロック
Profile

Name:オルロック

Status:教国の使徒

CV:豊永 利行

前作がめちゃくちゃしんどかったので、またかなと思ってましたけど、めちゃくちゃまではしんどくなく。
代わりに色々と考えさせられるルートでした。
オルロック自身がした事のつけが回ったてきた感じでしたね。
教国の意向や命令に従ったものの、リリィと生きていくために自分の意思で手にかけたもの、色々ありますけど、誰かに恨まれてしまう立ち位置は前作と一緒だな~と思います。

まずレオがダンテやニコラの仇を打つために掛かってきます。
レオの回想が時々入るのですが、ダンテもニコラもレオを大事にしていて、そりゃついて行きたくなるよな~と慕う気持ちがすごくわかりました。
オルロックも言っていましたが「もし」があったならどんなに良かったか…。
レオが出る度に泣きそうでした。

ヨハンは使徒であった兄をオルロックが殺したから、復讐して自分が最強になろうと殺しに来ます。
まあ、ヨハンの場合はテオにいいようにされてるので少し可哀想なんですけどね。
そして、オルロックはもう人を殺したくないと思っています。
けれど、向かってくる人達の矛先がリリィに向いたらどうするか…。
守りたい人がいるけど殺しはしたくない、と難しい問いをまたずっと抱えることになります。

3人ともなかなか答えが出せなくて、とても悩んでました。
みんな悪意から人を殺めようとしている訳では無いので、どういう結末を迎えてもやっぱり悩むのかな~なんて思いながらゆり子も色々考えました。
最後に彼らがどんな答えを出したのか、ぜひ見届けて欲しいです。

ちなみにオルロックは、前作のダンテとの最終決戦で聞いたダンテの覚悟。
守るために罪(殺人)を犯す覚悟=ダンテと同じ覚悟を決めます。
そして、リリィに手を出そうとしたラウルを殺しました。
教国にただ従っていたオルロックが守りたい人のために初めて自ら決めた覚悟です。
決して正しくは無いだろうし、楽ではないでしょうけど、リリィのために強くなれるオルロックはとてもかっこよかったです。

また、以前はマフィアに睨まれて四面楚歌でしたが、今回は味方も多くて良かったです。
エミリオが口利きをしてくれて…まさかのアンリが味方でした。
真意はわかりませんが、鍵の乙女の事はアンリにも他人事ではないから少し気が向いたのかな…?
殺し合いになる前にオルロックとヨハンに話の場を提供してくれました。

あと、何とか生きていたギル。
自分を刺したオルロックの事を恨んではおらず、ブルローネはほぼヴィスコンティ一強にできたことは感謝している程でした。
こちらは主にレオをサポートしてくれてました。

そして、エミリオ。
人の営みに干渉しない主義の彼ですが、今回は至る所で助けてくれました。
でも、エミリオもエミリオだけの問題を抱えていて。
…何やら転生を繰り返して死ねないみたいでした。
本人曰く「運命」が大嫌いだそう。
だから少しだけエゴで、何かを犠牲にしてでも自分の死ねる未来を掴み取ろうとしている節がありました。
謎多きままいなくなっちゃいましたから、真相はわかりませんが…。

ALTERNATIVA 1月~8月感想

3組織のカポが全員が生きている感動が凄いです。
同じルートでみんなの顔を見られて、トップの会合も6人揃っている…。
それだけで嬉しくてたまらなかったです。

こちらは短いSS8つです。
日常の一部を垣間見る軽いものなので、気楽です。
オリヴァー、リー、フェイ、ラン、レオあたりのサブキャラも出てきます。
ブルローネマフィア3組織の関係も良好です。

しかし、四面楚歌になりつつあります。
マフィア排斥に強気のファシズム。
教国側も政府に擦り寄って守りに入ります。
ブルローネ市警はファシズムの影響でマフィアに協力的にはできない状況です。
そして、CV.興津さんのキャラの不気味な影がちらつきます。

8月だけ少し分岐があって、それぞれにサン・ロレンツォがどうこうの話題が出てきます。
これは単独イベントと繋がりがあったりするんでしょうか。
イベントの朗読を知っている方がおられたら教えてください。

ALTERNATIVA 9月~12月感想

ついにファントムが動き出します。
=ALTERNATIVAの本番はここからです。

教国からブルローネマフィアへ依頼があります。
ファントムが盗んだ鉄王冠という聖遺物を取り戻せ。
ブルローネの聖遺物も奪われては駄目。
失敗すれば庇護を失う。
成功すれば3年間イタリア政府(ファシズム)がブルローネへ介入するのを禁止する。
また、ファントム側は鉄王冠とブルローネの聖遺物との交換を要求。
自分のことも探し当てろ、期限はクリスマスまで。
できなければブルローネを滅ぼすそうです。

シナリオは、ブルローネマフィアが3年間の猶予をゲットするために、リリィと共にファントムの事件を追いかけます。
ひとりひとり違うものを調べるので、分岐でその詳細がわかります。
会合(報告会)でルートが合流するので、誰か1人をクリアすれば大体の流れは把握できるお話でした。

ファントムは完全にイカれてます。
生まれながらに人の痛みを理解できず、神につばきす行為や殺人を楽しんでやっています。
一部似たような事をしていたユエンが可愛く思えるくらい…。
これまでに出てきたやばい人は笑えたりしたんですけど、ファントムに関しては、ボルテージが上がっていたのがスン…と冷えて真顔になりました。
つまり、引きました。

ファントムは、オペラの戯曲の一節を引用して猟奇殺人を繰り返し、レコードを送り付けてヒントを与える…を繰り返します。
極めて悪趣味で、攻略キャラになぞらえた犯行を行います。
所業がエグいしグロいし気持ち悪いので、苦手な方はこのルートはずっとしんどいと思います。
ゆり子は精神的に疲れました…。
拷問や惨殺の内容はまぁ程々に。
加えて、迫るタイムリミットがあったので、そのせいで心が落ち着かなかった感じです。
気が休まらない、滅入る…と思いましたが、それだけシナリオに引き込まれたわけでもあるので、やっぱり最後は「ピオフィ面白いな」と思いました。

ファントムがニコラの髪と手を名指しで褒めたときは本気で引き攣りました。
レコードの番号も上がって、大きなヒントを出す頃には少々のことは慣れてきて「ふーん」くらいにはなりましたけどね。
それでもやっぱり疲れはしたので、ギルが全員の気持ちを代弁して「気持ち悪い」って言ってくれて助かりました。
そのファントムの正体は、プレイしてのお楽しみ。
知ればファントムという名前もしっくりくると思います。

彼の真の目的はアンリを生き返らせて殺すこと、だそうです。
…どこかで聞いた事ある茶番ですね(笑)
そのために聖遺物を使おうとしました。
確かに聖水で傷は癒せますけど、本当に生き返るかは不明です。
どうなるのかなと思いましたが、ほぼ何も明らかにならずファントムは負けを認めて死んでしまいます。
かなりあっさりと。
荒らすだけ荒らして消えるとか迷惑すぎる…!

結局、鉄王冠の返還は叶ってマフィアは3年の猶予を手に入れます。
しかし、ファントムに殺された人々は行方不明で処理されて、市民はそれを知らないまま過ごすことになります。
市警は政府寄りになってて、ダンテ達もマルコも幅が効かなくて隠蔽を止められないみたいです。
後味が良いとは言えないんですけど、バッドエンドがなかったのは救いでした。
想像ですけど、ファントムが絡むバッドとか絶対ろくでもないと思うので…。

と、暗い感想で締めたくないので、最後にそれぞれのキャラの分岐で良かった所を簡単に書きます。

ギルはいつでもかっこいいんですけど、うたた寝をしちゃったのがとても印象的でした。
自分のルートでも見なかったですしね。
スキが見えたのが余計に親しみやすさを感じました。

オルロックはあざとかったです。
リリィが怖がっている時に手を握ったり、悩みを隠している時に膝枕してあげたり。
でも純粋さからくるもので他意は無い…恋愛になってたら大勝利ですね。

楊は…料理できるんですね。
双子を止めるために仕方なくエビチリ作ってました。
あと、楊とパリに行く場面がありますけど、似合わないというかちぐはぐというか…。
ちょっと面白かったです。

ニコラは兵役の経験があるからそのお話が中心。
戦争の悲惨さを教えてくれました。
自分のルートでは好きな子に血なまぐさい話はしないけど、ここでは包み隠さないので甘い言葉は言えど恋はしてないんだなと違いがとてもよくわかりました。

ダンテは可愛かったです。
甘党男子で鳥が苦手で…いい意味でお坊ちゃんらしい所が見られました。
あと、マルコとシルヴィオとファルツォーネの関係が聞けたのが良かったです。

大団円は文字通り。
みんなで1927年を迎えることができました。
途中にちょっと良いなと思ったシーンもファントムの主張が強すぎて掻き消されてしまいました。
なので、フロートチャートは良かった箇所をあとでゆっくり堪能するのに役立ちました。
タイトル画面からしか途中再生できないのは難儀でしたけどね。
機能自体はあって良かったです。

Episodio HENRI感想

アンリ
Profile

Nom:アンリ・ランベール

Statut:元国営カジノ支配人

CV:立花 慎之介

アンリルート解禁の時から不穏さが全開でした。
これまでのあらすじをファントムが読み上げてて嫌な予感しかしません。
リリィと攻略キャラ5人もしっかり調査済み。
始まる前から色々覚悟しました。

そしてまぁ開幕直後から酷かったですね。
多分ここが一番グロい…。
猟奇殺人の描写が苦手だとここで脱落する人もいると思います。
フランスでの平穏が脅かされ、アンリは自分を狙うファントムに呼ばれてブルローネへ戻ります。
ファントムの気持ち悪さはオルタナティヴァで十分わかってますが、やっぱり聞いてると疲れる(笑)
興津さんはよくこのキャラを演じたなと思います。
本当に尊敬。

ただまぁ、アンリも過去に色々犯罪をやらかしているのでツケが回ってきてるって事なんですけど。
それでもファントムと同列の犯罪者には見たくなくて、同情もあり、アンリの味方をしちゃいますね。
(ファントムは生きた人も死体も玩具のように弄ぶのでおえん)
アンリをそんなにした原因がファルツォーネ(主にシルヴィオ)っていうのも悲しい…。
クロエの事もありますけど、アンリ自身の受けたし打ちも語られるし、前作の恨みの大きさも納得でした。
二コラが結構同情的で、贋札事件の件は置いておいて、話を振ってくれるし世話を焼いてくれたのは、個人的なせめてもの気持ちなのかな。
二コラもシルヴィオ関連で一歩間違ったら生きてなかったかもみたいなお話もあったので、近いものを感じたのかもしれません。

また、物語が進むにつれてファントムとアンリの関係も明瞭になってきます。
オルタナティヴァをもっと掘り下げた感じです。
リリィはアンリの知り合いで、尚且つファントムの気持ち悪い趣味のせいで狙われます。
人間解体してパーツ集めてクロエを作るとか…胸糞悪い。
このルートのリリィはちょっと恋愛脳強めでした。
アンリに迷惑にならないように恋心を隠す素振りを続けます。
その後ファルツォーネに保護され、アンリはストラノに潜伏しますが、(好きだから)逢いたい気持ちからアンリの傍にいようとします。
言ってることとやっていることが矛盾するんですよね…。

ただ、この強引な踏み込みが恋に関しては変化の始まりになったのかなとも思います。
アンリが元々人嫌いなところがあるのでそのくらい押していかないといけないのでしょうね。
一緒に暮らしても距離があったふたりが、ブルローネに来てからは少しずつ近づいていく恋愛模様はわくわくしました。
アンリが自分の所業を理由になかなか素直にならないですけど、たまに優しくなるのは迷いだったのかな~と。
両片思いの時間が長くてもどかしいけど、鍵の乙女の資格を失うまでの過程は読んでいでとても楽しかったです。
キスすんどめと本番は最高でした。
何より、私の好きな程々の闇加減と昏い話し声にうっとりでした。

トゥルーエンドは、アンリが過去に囚われるのをやめてリリィの為に生きようと思ってくれます。
もちろん、過去の幻影であるファントムも倒します。
ファルツォーネとアンリのやり取りだけはちょっとご都合主義でしたけど、アンリの幸せのために目を瞑ります。
2人の気持ちが実って良かったです。

バッドエンドはマインドにくるので、見ないのも有りだと思います。
ファントムに洗脳されたアンリがリリィを抱くのは、ふたりが可哀想でした。
リリィの言葉や思いが通じてなくて、好きなのに望まない形でアンリと…なのがなんとも悲しかったです。
マフィア4人とオルロックはさらに酷かったですね。
セーラームーンの最終回みたいに1人ずつ消されていきます。
それだけでも堪えるのに、殺し方が惨い…。
拷問、欠損がダメで想像力が豊かならやめた方がいいかもしれません。
アンリやマフィアがしてきた事を思えば、業であり因果応報なのかな…。
ファントムの味方をする気は微塵もないですけどね!

あとがき

以上、感想でした。
さすがピオフィ、シナリオのつながりや伏線回収も面白いですし、その場その場のキャラクターの心情を考えるのもとても楽しかったです。
強烈な新キャラも出てきて、笑えたり、少し恐怖したり、プレイヤーも新しく色々受け取れるものがあって良かったです。

これでほぼゲームは終わりです。

ちなみにARIAですが、キャラクターがその時に何を思っていたのか知れるので、結構本編の補填になります。
前作のスチルシーン前後を攻略キャラ視線で見るのですが、そうな風に思ってたんだな、と知れて良かったです。
例えば、ダンテが浴室から半裸で出てきたところの反省会と、二コラの思わずリリィにキスしてしまった自己嫌悪から自分の唇に触れるシーンは萌え尽きました。
こちらもなかなか素晴らしいお話が詰まっているようです。
ARIAはまだ一部が読めていないので、それを見てからまとめをしようと思います。

ではまた次回👋

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