こんばんは。
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また、やる気ボタンを押していただき感謝致します。
パラツーのまとめ記事です。
終わってすぐ書いて、ヴィラン側の感想と同日に上げてます。
いつもは数日考えたり、クリア後にすぐ書いても寝かせたりするのですが、ちょっと今回は急ぎ足で作りました。
…次の予定が、ね…!
荒い所もあるかもしれませんが、良ければ見てやって下さい。
プラットフォーム | Nintendo Switch各種 |
---|---|
メーカー | オトメイト |
発売日 | 2021年5月27日 |
CERO | B(12才以上対象) |
シナリオ | 橘夕月/仰木サヤ/藤谷燈子 |
イラスト | 夏生 |
キャスト | 八代拓/髙坂篤志/榎木淳弥/千葉翔也/野上翔/益山武明/ランズベリー・アーサー/畠中祐/他 |
公式サイト | https://www.otomate.jp/paradigm_paradox/ |
――25XX年。
ParadigmParadox公式サイト
人類は隔離されたコロニーでしか生きられなくなった世界。
学園に通う主人公は、代わり映えのしない毎日を退屈に思っていた。
【正義の味方】と人類の敵【害獣】の噂話や学園のイケメンにも心動かされない日々。
寮を抜けだしたある夜、コロニーに侵入した【害獣】と遭遇し、絶体絶命!!
しかしそこへ4人の少女が現れ、不思議な能力で【害獣】を撃退する。
事件をきっかけに【正義の味方】として働くことになり、学生生活に正義の味方にと忙しい毎日を送る主人公。
噂のイケメンたちとも会話の機会がなぜか増え……?
彼女/彼がもつ秘密とは…?
そして敵の正体とは……?
ゲームの核心に触れる内容は控えていますが、説明上軽度のネタバレはあるかもしれませんのでご容赦願います。
特にまっさらな状態でプレイした方は以降の閲覧にはご注意ください。
よろしくお願い申し上げます。
糖度は間違いなく低いです。
全体的に恋愛要素や描写が最小限だったのが大きいかと思います。
またルートの内容によっては恋愛している場合では無いような状況のキャラクターもいたので、仕方がない部分もあるのかなと。
恋愛的なそれっぽいセリフやシチュエーションはあるのですが、かなり薄味でした。
そしてヒロインたちから見て、敵対する害獣側とは恋愛以前に分かり合う事が不可欠ですので相互理解の意味が強かったです。
ストーリーが簡潔なものでしたし、無理やりに駆け足で恋愛をねじ込むよりは良かったのかなと思います。
しかし乙女ゲーなので、恋愛要素は期待する部分ですので、やはり物足りないというのが正直なところです。
ちなみに変身するキャラクターとは、ちゃんと男性としての時に恋愛は進行したので、変な展開は無かったと思います。
例えば、アユムはアユム本来の姿の時やあくまでアユムとして振舞っている時等です。
完全なNLでした。
音楽関連はとても良かったと思います。
OPとEDは、キャラクターを演じている8Pが歌っています。
OPは明るいですし、戦隊ものっぽいノリが好きです。
EDは正義とヴィランで違う楽曲でした。
BGMは戦闘曲が豊富です。
「起死回生のチャンス」「正義の味方」「立ち向かう決意を」
この辺りはスピード感が私のストライクゾーンでした。
戦闘の会話だけでなく、本当にこの曲達をバックに作業としてターン制の戦闘くらいはしてみたかったです。
ヒロインは、外連味のないステレオタイプのいい子です。
優しいし、争いを好まないけど、間違ったことにはちゃんと意見できる芯の強さを持っています。
攻略キャラクターはヒロインに好意的かそうじゃないかは人によりまちまちなのですが、元々の資質として「優しさ」を持っている人ばかりでした。
正義ルートは、ユウキが沈んでいる時に助けてもらい、その後ユウキが攻略対象に寄り添って支え、自然と恋愛に結びつくキャラクター同士の関係性はとても好きでした。
ヴィランルートは、全く違うのに少しずつ理解し合っていく様子が良かったです(恋愛要素は別で)
また、変身する男性の通常と変身後について。
見た目はもちろん、声優さんも変わる、口調も変わる、性格も表面上は変わる…と一見、元の人物が全く見えないようですが、関わっていると元々の男性(通常)の時と根の部分は変わらないなと思いました。
ですので、完全な別人に変身するというわけではなかったです。
通常と変身後のどちらに主体があるか、ウェイトを置いているかと問われると男性と言えます。
本人たちは男が本来の姿と言いますし、恋愛が進行するのは間違いなく男性の時でしたし。
ただ、女性の姿になっている時間も短くはないです。
根底からニッチなキャラクター設定ですので、好き嫌いは分かれると思います。
あと、親友のリーゼがとても好きです。
順応力、コミュ力ともにずば抜けて高いし、ヒーロー側だろうがヴィラン側だろうと分け隔てなく仲良くなってるし八面玲瓏です。
全員リーゼを見習えのレベルでした。
推しはできませんでしたが、攻略キャラだとミハヤと伊吹と日向が好きです。
各ルートのネタバレ感想はこちら
コンプまでの時間は24時間程、個別ルートはひとつ2~2.5時間くらいでプレイし終えました。
シナリオは軽い読み物程度で、サクサク進められます。
簡潔に描かれているので無駄も矛盾もなく、とても読みやすかったです。
フロートチャートがあるので、EDの回収もやりやすかったです。
ですが、やっぱりボリュームは少なく感じました。
それから、簡潔さも相まってイマイチパッとしない終わり方が多かった気がします。
ハピエンは一点突破と言いますか、攻略キャラクターのトラウマなり問題なりを解決出来たら、他はこれから希望は持てるけど確信の無いあやふやな感じでした。
また、人間と害獣が歩み寄って分かり合えたらいいな、というニュアンス≒ハピエンのルートが多くてちょっと単調すぎる気がしました。
攻略キャラクターたちの内情も解決法も、そこに至る過程もちゃんとバラバラで金太郎飴では無いのに、なぜか似たような「共存模索」の終わり方になりがちなんですよね。
ヒロインが争いを好まないし、相手の事情を鑑みる子なので共存は当然といえば当然の展開ですが…。
作品の「正義と悪のどちらを選ぶ?」というあおりとキャッチフレーズがあったので、何を、誰を選んでも似たような方向性になるのは選ぶ意味が薄いなと感じました。
あっさりすぎるとは思いましたが、ノーマルやBADの方が展開のバリエーションやキャラクターの個性は出ていた気がします。
楽しくない、面白くないとは全く思いません。
でも、もうちょっと個性的な考え方もあってもいいと思いました。
攻略順は、私はアユム→トキオ→カムイ→ミハヤ→雪波→日向→伊吹→冨司→大団円で進めました。
何を基準にするかで順番が変わってくるのですが。
個人的には害獣やヒロインの真相が後からあとからわかる順番が良いのかなと思います。
私のおすすめの攻略順
トキオor日向→カムイor雪波→アユムorミハヤ→伊吹→冨司→大団円
トキオと日向、カムイと雪波はセットにして序盤にプレイ。
できらた雪波より日向を先に攻略できると尚いいと思います。
そして中盤にアユムとミハヤ。
伊吹と冨司と大団円は攻略制限があるので最後に固定です。
公式の奨励順は見つからなかったです。
キャラクターデザインは夏生さんという方です。
女性向けアプリゲーDREAM!ingの絵も担当されていますが、乙女ゲームは履歴がないのではじめてなのかなと思います。
イラストはアニメ調です。
絵も綺麗ですし、スチルの構図も豊富ですし、とても良かったです。
ヒロインは変身した時の長髪の方が可愛くて、そのスチルこないかな~とワクワクしながら集めました。
スチルは、攻略キャラがひとり8~9枚。
その他は11枚。
(差分を含めない数です)
合計は73枚でした。
今までにないコンセプトに挑んだ乙女ゲームです。
特に目をひく設定は「男女逆転」。
攻略キャラの男性が女性の姿に変身する衝撃的な展開があります。
が、あくまで女主人公で攻略対象の男性と恋をするノーマルな乙女ゲームですし、進めていくと何故変身するのかも謎が解けます。
シナリオは簡潔で読みやすいです。
しかし、あっさりしすぎも否めないので、もう少し深みがあればより面白かっただろうなと思います。
特に、恋愛面はこれまでプレイした乙女ゲームの中でもトップレベルに薄かったので物足りなさがありました。
サクサクと軽いゲームがしたい人にはおすすめできます。
設定は珍しいですが、展開も同様に変わり種というわけではないので、特殊なものを求めてのプレイですと味気ないかもしれません。
どういった層を狙った作品なのか、判断が難しいので自信をもってアピールは出来ませんが、気になる点があれば是非やってみていいと思います。
パラツーは以上で終了です。
最初の記事で書いた私の個人的な疑問などは回収されなかったですが、戦隊もの好きですし、購入した事への後悔はないです。
評価は色々言っちゃいましたけどね!
次回からは君雪をプレイします。
では👋
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